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IPAプロジェクトマネージャ試験に一発合格した話

プロジェクトマネージャ試験、合格したー!!!やったー!!!\(^o^)/

受かってる自信はあったものの、論文試験初めてで確信は持てずヒヤヒヤ。大学受験以来こんなに合格発表確認でドキドキしたの初めてです。

PMPは一瞬で表示されるからドキドキしてる暇もないしw

てことで合格したので、胸を張って「こんな勉強して通りましたー!!!」とドヤ顔で解説致します(`・ω・´)キリッ

成績

  • 午前Ⅰ…免除

  • 午前Ⅱ…88点

  • 午後Ⅰ…88点

  • 午後Ⅱ…A

高得点取れました。
午前は自己採点でわかってたんですが、午後はTACとITECで解答例が違っていたので70点くらいもありうるかなと覚悟してました。ただ、60点を割ってる気はしないのでパスはできるだろうと。

論文はAじゃないと通らないので、Aで良かったです〜!!!うれしー!!!

前提:筆者のPM経験

システム開発のPM経験はゼロです。
ただし、開発やテストのプロセス改善プロジェクトを何度も牽引しているのと、PMOの品質マネジメント担当としてPMの指導に当たっています。

勉強した期間

約3ヶ月です。
PMP試験を7/中旬に受けて、その日からすぐPM試験の勉強を開始。10/10試験でしたので、丸3ヶ月。

勉強した時間

勉強記録(StudyPlus)を見る限りは、270時間だったようです。結構やりましたね。

内訳は、

  • 午前に20時間

  • 午後1に150時間

  • 午後2の論文対策に100時間

くらいかと思います。午後1が合格圏内になるまでひたすら午後1をやってました。

週30時間の内訳は、平日3時間×5日、土日で15時間、です。
緊急事態宣言が出ていてフルリモートだったのでできたかな。
6時起床、散歩してから6時30分~8時30分の2時間が勉強のメイン。

使った参考書と評価

これで全てです。

以下で評価します。
 A:めちゃくちゃ役に立った
 B:役に立った
 C:やらなくてもよかった

A:うかる!プロジェクトマネージャ

正直、これだけでよかったんじゃないだろうか?と思えるほど、こればっかりやってました。

午前知識、午後Ⅰの解答のコツ、午後Ⅱの解き方、サンプル論文、全部これ一冊でカバーできます。
購入者特典のWebサイトの内容が本の5倍くらいあるので、それ含めての評価です。サイト掲載分まで全部やる気で臨めば、他の参考書なにも要らないと思います。

B:最速の記述対策 プロジェクトマネージャ

午後Ⅰの解き方をこの本で理解してから、午後Ⅰの練習に入った方がいいです。後になってから読んだので「あー!そう解けばよかったのか!遠回りした!」って思いました。

B:午後Ⅰ過去問

前の2冊も過去問の解説なんですが、午後ⅠについてだけはIPAサイトから過去問印刷して解いた方が絶対いいです。問題文や設問のマーキングの仕方で理解の速さや深さが代わっちゃうので、ガンガンにマーキングした方がいいんです。そのためには問題集に直接書くより印刷してた方がやりやすい。

うかる!プロジェクトマネージャ、で推奨されてた過去問は全て印刷して解いたのと、最後1週間ほど余ったので追加で何問か印刷して解きました。

B:TAC模試(試験1か月前)

参考書じゃないですが、これはよかった!模試のおかげで論文受かったのは間違いないです。模試の論文評価はBだったので。
ここがマイナスですよ、ってのを指摘してもらえたので、そこを本番で改善したらAになりました。絶対受けた方がいい。自信がないならもっと早いタイミングから受け始めれば3回は受けれたはず。

1回1万円しますが、それケチってもう1年勉強するの嫌ですしね。

C:その他全部

  • 最速の論述対策 プロジェクトマネージャ

  • 高度試験午後Ⅰ記述

  • 高度試験午後Ⅱ論述

  • 合格論文の書き方事例集

上3つは、うかる!の同じ著者(みよちゃん先生)なので、うかる!で十分です。(最速の記述対策、だけは深さが違ったので別に買う価値あり)

論文事例集は、、、いくつかネタも拾ったので全く意味がなかったとは思えないですが、全部が全部いい論文ではないのでこれからパクろうと思って買うと残念な結果になると思います。
うかる!に、みよちゃん先生が書いたサンプルはある年以降全過去問分書いてあるので、サンプル読みたければうかる!を買って購入者特典のWebを読めば十分です。

合格までにやった勉強内容

3か月前

うかる!を7章バラバラにして、

ひと通り目を通したのち、1章につき1週間を目安として取り組みました。どこに行くにも持ち歩いた。

知識習得→→うかる!推奨の午後1過去問を全部解く→→午後2の要旨書き、まで。週30時間なので、1章につき30時間が目安です。

ただ、早い時点で「コストと調達は捨てよう」って思ったのでみっちりはやらなかったです。(コスト管理と調達管理は業務経験がなく、思いつく気がしなかった)

7章のうち必須だと思ったのは、ステークホルダー、リスク、進捗、変更管理。(品質は元々専門分野)
午後Ⅰは3問中2問、午後Ⅱは2問中1問なので、2つ捨ててもカバーできました。

1か月半前

1週間×7章、で7週。ここでもう2か月近く使ってしまって焦りました。論文対策する時間がない!と。
でも、この勉強内容がそのまま論文対策になっていたようで、実際に論文を書いたりネタを作ったりって時間は1か月あれば十分でした。

章別にやった論文の章立てを、何本か選んでもう少し具体的に落とし込んでいく作業をしました。章立ては本当に論文の見出しを作るだけの作業ですが、その見出しの下に数行「何を書くか」をメモした程度のものです。

章立てだけなら機械的に1問10分あればできます。(やり方は、うかる!に書いてます)
具体例を書くと1問30分~60分。

この具体例がどう捻り出しても出てこないもの、はサンプルや午後Ⅰ問題からネタを拾いにいかないといけません。これが時間がかかります。
なので、論文は品質とスケジュールに絞って、あとはそこそこにしてました。どんな問題が出ても品質ネタに流す自信があったし(笑)

本番はスケジュール題材が出てくれて助かりました。まあ、それでも品質ネタに流したので、何か得意な分野が一つあると強いと思います。

実際に2時間かけて書いた論文は3本です。模試で1本書いたので、全部で4本だけです。

3週間前

本番試験3週間前の模試に申し込んでました。

模試を受けるに当たって、ここまで午前対策を一切やっていなかったので、3日前くらいから「プロジェクトマネージャドットコム」で過去問チェック。間違えた問題だけ3周くらいして終わり。

模試は、本番と同じ動きをシミュレーションしました。起床時間、朝ごはん、移動中の勉強、午前Ⅱ→昼食→午後Ⅰ→午後Ⅱの流れと最終確認するメモなど。

模試を受けて、その日のうちに午前と午後Ⅰは回答を貰えます。自己採点して、午前・午後Ⅰはもう大丈夫だと確信が持てました。

本番1週間前くらいに論文講評が返ってきて、B(不合格)。減点ポイントが、「評価を定量的に書いていない」ことと「書いていない要求事項が1つある」だったので、そこを絶対に本番で漏らすまい!!!と「試験前に最後に見るメモ」に大きい文字で書きました。

これが本番の論文合格のポイントでしたね。模試を受けなかったら合格できなかったと思います。

受験した感想

受験してよかった!!というより、勉強してよかった!!です。

正直、社内ではプロジェクトマネージャ持ってるから何、って評価。
(PMPは取得して業務の幅広がったんですけど)

受験しなくても、午後Ⅰと午後Ⅱを勉強するだけでも、業務遂行上に役立つ知見が拡がります。実際、PMOの立場でPMにアドバイスできることが増えました。自分はPMの立場ではないですが、勉強してめちゃくちゃ良かったと思ってます。

ただ、受験しないのに勉強するモチベーションはなかなか続かないですし、受験する方も多い資格なので「みんチャレ」で仲間集って刺激受けながら勉強するのがいいと思いますっ!

春はシステムアーキテクトを受ける予定です。要件定義プロセスの指導に入ることもあるので役立つかな、と。システムテストの分野も対象なので、品質面の勉強にもなるといいな。


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