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JSTQB Advanced Level テストアナリスト試験の感想と勉強内容の評価

2022年版のJSTQBテストアナリスト試験を受けてきました。新シラバスになって初めて実施される試験です。120分の制限時間で40問。
まず試験の感想をまとめて、やってきた勉強内容が役に立ったかどうかの評価をしておきます。

テストアナリスト試験終わって

つかれた!(笑)

とにかくシナリオ問題が多かった印象です。A4縦1枚にみっちりシナリオが書いてあり、次のページで設問と選択肢、ってボリュームの問題が15問くらいあったような気がします。

シナリオ問題は真面目に頭から読んでいくと3-5分はかかる感じだったので、それだけで45-75分かかっちゃう。あと軽めの選択問題が10問くらい?15問はシラバス覚えてれば即答できる問題でした。
なので、即答問題を先に一気に解いてしまったほうが気持ちに余裕が出ただろうな~と思います。

80分で解き終わって、10分見直し、あと20分は問題傾向を分析してましたw。105分で退室してきました。

テストアナリスト試験問題の感想

即答問題は本当にシラバス読み込んで理解していれば即答できる問題なので、シラバス飽きるほど読み込んだのは大正解だったと思いました。
ほんと一字一句覚えるレベルで読んでたからなあ。

でも、その辺の問題は問題数はあるけど1点しかないので、完答しても20点くらいしかないのですよね。合格するには52点いるので、とにかく技法問題が解けないとお話にならない試験でした。

3~4問はISTQBのサンプル問題とほぼ同じものが出ていたので、ISTQB(ASTQBも)の問題は完答できるようになっといた方がいいですね。

技法問題はシラバス読んで理解してるだけでは全然解けないので、まずシラバスに出ているすべての技法を完全に理解して、かついろんなパターンを練習しないと解けないわ!って思いました。かなりやったつもりでしたが、「そのパターンは抜けてたわ・・・」ってのが3問ほどあったので青ざめましたw

いやあ、こりゃー「技法勉強しないと合格しない」試験だな、と思いましたよ。

どんな勉強したか

10月10日にIPAの試験終わって、翌日から勉強始めたので、約4か月間勉強しました。記録をとっていたので何をどれだけやったかまとめておきます。

だいたい250時間くらい勉強してたようです。

えっと、、、そんなにいらんかったかな、と終わって思いますw
実際2月に入ってから、「あと何すれば?」ってなってたし、これいらんかったー!って勉強もありました。

具体的にはこちら。題材別勉強時間です。

シラバスが圧倒的に多いんですけど、これはISTQB(英語)もFL(日本語)もTTA(日本語)もTM(日本語)も読んだから。
終わってから振り返ると、「JSTQB TA日本語シラバスだけで大丈夫」と思います。(もちろんFL知識は入ってる前提)8周くらいしたかな。

上3つが技法の理解と練習。ここはみっちりやって大正解でした。書いてませんが「ソフトウェアテスト実践ワークブック」も一通り読みました。(ワークブック全部はやってない)。この4冊は全部役立った。お勧め。

非公式問題集もとても良かったです。いかに準備しないといけない試験なのか、ってことが最初に掴めたので、これのおかげでみっちり勉強する気になったのでした。
2~3割は最新シラバスでは範囲外になっている問題なので、そこを最初に掴めてたらもっとうまく使えたかなと思います。改訂対応一覧作ってあるから、今度アップしますかね。

あと、仕事で要求仕様を読みまくる&デシジョンテーブルを書きまくるので、その二つに関してはアドバンテージあったかな。

有料コンテンツの評価

試験対策にお金は惜しまないタイプなので(それより1年棒に振るのが嫌)、有料コンテンツは躊躇なく買う方です。今回3種類(下の3つね)買ったので、その評価を。

Udemyテスト技法講座:◎

Udemyの「はじめてのソフトウェアテスト技法」という講座を購入。というか、以前に買ってあったのを改めて見ました。

この講座すごくいいです!!理解が浅い技法があったらその部分だけでも繰り返し見るといいと思います。10800円なんですが、度々実施されるセールで2500円くらいにはなります。(もちろんセール中に買ったw)

スクエアリングサービス△

350問くらいの問題集。丁寧な解説あり。シラバス解説書あり。7700円。

ギリギリ△。トータルの評価は×だけど、問題数が多かったのは助かったところもあるので。

とにかく新シラバスに合わせて更新されていないので混乱の元でした。シラバスの通り、とあるからシラバスを隅々まで確認するが書いてない。前のシラバス確認すると書いてある。って問題が多くてかなり時間を食いました。

テストアナリスト講座△

バルテスさんのやつです。29800円と強気の価格やな~~と思いましたが、教育コンテンツの参考にもなるかなと思って投資しました。

結論言うと、シラバス読んでるのと変わらなかった。
シラバスを読んで、何かいてるか分からん、具体例がないと理解できない、ってなら有用だと思います。

あと、最後に問題集がついてて、ISTQBサンプル問題を和訳してあるのですが、3問ほど誤訳があります。1問は回答に直結する語句の欠落なので、ISTQB見てやっと理解できました。値段も値段なので、もーちょいレビューした方がいいと思う。辛口すいません。

教育コンテンツとして参考になりました(教育業務も担当しているので)。

まとめ:おすすめ勉強方法

  • とにかくシラバスを読み解こう。わからない言葉をわからないままにしない。ぼんやりしか理解していない用語や表現は全部ググって具体例をつかめ。

  • 技法はまずしっかり理解。そして例題を解きまくろう。書籍はケチらず買うべし。

  • Udemy講座いいよ。

問題傾向は明日にでも書きます。
では、受けられた皆さんお疲れさまでした!!

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