褒めて欲しいか?
レッスンでこんな言葉を言われたことがある。
褒めて欲しいか?
そりゃね。その時は泣きながら心で思った。
でも、褒められてないレッスンの方が、
あとからめちゃくちゃ上手くなる。
だから、今なら、たまにで。という笑
危機的状況のときに、動く感性や筋肉があり、
緊張感の中でしか身につかない動きもあったりする。
コーチャーがもうかれこれ
100回くらい同じことをやらせてくる。
5分休みの間にも
眉間にシワを寄せて、
すぐさま熱烈レッスン。
そんな興奮してどうするんだよって反抗心を押し殺す。
えん だ ぁ わん→合格
えんどわん→禁止
日本語にはない、クォータービート
いち と に しかない文化から
わん えんど あ ツー
の文化に来たんだから。
そりゃね。
最後にグッドガールと言われた頃には、
ハイヒールを投げ捨てたかった。
ダニーハウスに帰宅。なんだか、
あー悔しくて眠れない夜。
センスが欲しい。
音楽を聴ける耳も、
よく動くしなやかな足も、
大きく感情表現豊かな骨盤やお尻も。
足りないものに溺れて
苦しかった。
いまはね、それも輝く一コマ。