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生きるはただのヒトからただのヒトへ還る旅❁⃘*.゚

生まれた時って
何もない

まるで親から与えられたみたいな名前も
自分がそうなんだと覚えるまで知らない

肩書きもないし
区分けもないし

虫も花も動物も周りの人間も
存在に上も下もなくみてて

全て対等に話しかけたり

自分は小さく劣ってるなんて思ってない

大人に対しても
自分も同じ

そんな風に思ってるよう


前に小さな木に
「小さいね」と言ったら

「小さくても立派な木よ」と答えて
少しハッとした

そうだよね
小さくても立派な木
子どもも小さくても立派な人間


もうすぐ3歳になる次女からは
気づきがたくさんある

カタチをはめ込むパズルみたいなのを
1度目は迷いなく全部はめて

すごいなー
なんて思ってたら

2回目からは間違えまくって
「あれ〜?」「ちがうなぁ〜」なんてしてる

ワタシたちもこんなことをしてるんだな
なんて思う

ホントは全部知ってるけど
知らないわからないを楽しんでるみたいな

わざと間違えたり
失敗したりを楽しんでる

むしろそれが醍醐味みたいな

そんな気さえする


ワタシは小さい頃から
何も頑張りたくなく

頑張らなきゃいけないところからは
逃げて来たけど

30歳で0歳の子がいて離婚して
そこからめちゃくちゃ努力して
助産師にまでなったのだけど

人生ってバランスなんだなとかも
そういうところから感じた

みんな普通はそれなりに頑張るから

人によっては
ハイキングみたいに山を登るけど

ワタシはそれまで
自ら何もしなかったことで

初心者なのにいきなりピックを使って
剱岳を登るようなことをしてるんだ

なんて感じたりもした

ワタシはいつも両極端だから
それを知るために気づくためにみたいな

でもどうであっても大丈夫
 
ワタシは登ったから

だから大丈夫かなー〜?なんてのも
本人がやる気になるまで動かないし
逆にやる気になれば勝手にやるでもある

だって自分の人生だもん

誰かが手取り足取りどうにかしてくれるとそっちも選んでしまいそうだけど

そうでなければ自分で立つよね

離婚して看護師になると言ったワタシに
母はそんなに頑張らなくてもやっていけるわよと言った

無理せずどこかで
働きながらでも生きていけると

そっか
そんな道もあるのかと思ったけど

当時のワタシはそれではいつも不安がつきまとうと思った

母は自分がいるからみたいに言うが
いつまでもいるわけじゃないし

その関係もなんか重たそうだし

どこかに勤めても経営不振で会社がなくなるかもとか

それが娘に一番お金が必要な時だったら?とか

そんな心配と共に生きるのは
まっぴらごめんと

家族を養うのにはお金がいる
お金が稼げて就職先に困らないモノ

それで選んだのが看護師で
そこから助産師にまでなった

ワタシはバカゆえに
考えがシンプルで周りを驚かせる

なんで看護師⁈
おまえが⁈

なんて何度言われたことか

看護師しかないと思って
だからやるんだ✨

と本人だけは意気揚々

でも結果
なれちゃったしできちゃったから

そんなもんだったりする

そしてそれはかけがえのない経験となった

考えるチカラもついたし
何より経験を積んだ
成功体験を重ねた

今まで何もしてないから
無知で経験がない自分をひっくり返した  

でもそのあと病院を辞めて
イロイロなところを回る時に

それまでつけて来た自信を
全て叩き壊すみたいな

また何にもない自分を感じたり
資格、肩書きなんて意味がないと思ったり

自分はこうだとするほどに
崖から突き落とされるみたいな

全てを否定され
話すな入ってくるな

ワタシは人間として扱われてないな
なんて感じる経験もした

人間に上も下もないとしてたのに
完全なる上下を経験した

そしてある時から
不思議な体験がつづき

ワタシの中にできた多くの偏った観念を
削ぎ落とすようなことがあった

そんな中で
朝目が覚めた時に

生まれたって感覚と共に
【ただのヒト】って気がした

ただのヒトになれたみたいな
なんか不思議な気持ち

でもそれからまたしばらく過ぎたけど

やはり今も
ただのヒトと思う

そしてそれを最善最良と思う

自分は人間として生まれた名前はあるけど

それ以外のナニモノでもなく
何かになろうとしなくていい

すごい人になろうとか
いいお母さんとかいい奥さんとか

そんなのもごっこ遊びみたいなモノで

はじめは楽しいのだけど
だんだん飽きてくるし

なんで自分ばかりとか
ホントの気持ちとせめぎ合ったり

まあそんなのから
本心を知るでもあるのだけど


いつからか
ワタシは全てという感覚がある

だからどんなに相手が
自分はすごいとあらわれようと

ワタシもそうだと言えるし思える
そんな自分がいる

王だと言うモノがいたら
ワタシも王だと言うし

神だと言うモノがいたら
ワタシも神だと言う

真っ黒だと言うモノがいたら
ワタシも真っ黒だと言う

自分が誰かわからない人がいたら
ワタシはあなただよと言う

ワタシは鏡だから
ワタシを見て感じることは

あなたがあなたに対して感じること

神と思うなら
自分も神だし

悪と思うなら
自分を悪にしてるし

ただのヒトと思うなら
あなたもただのヒト

なんかそんなの


ワタシもワタシがわからなくて

出てくる目に見えないモノが
ワタシと会えたのを涙ながらに喜んだり

みんなワタシを知ってるけど
ワタシは知らないから

ワタシは誰なの?と聞くと

あなたは全て

と答えてくる

まあそうだよな
ワタシは全てなんだから

そう思う

よくはわからなくとも
そう思う

知らないけど知ってる
知ってるけど知らない

それでいい
それがいい

そんなんだったりする

知らないから知るを体験できる

できないからできたを体験できる

苦しいから大きな喜びを感じられる

不自由だから自由を感じられる

あるからないを知り
ないからあるを知れる

そんなことをしてる

全て忘れて生まれてくる
それは無駄のようで

たくさんのはじめてを経験できる
素晴らしいモノでもある

忘れてるから
またはじめてを経験できる

なんどもなんども
その喜びを味わえるでもある

それはワタシたちが
なんどもなんども

繰り返し生まれられるからじゃないかな

全て知ってたら
つまらないんじゃないかな

やった!
できた!

そんな感情にはならないもんね

だから楽しんでよ

なにごとも

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