遅く起きた日曜日は

蛇口、水滴

日が昇り、さらに昇り

息苦しくなり始めた

私の匂い、私のものの匂い

じわじわ汗をかいてくる

水滴がコップと空間に広げた波紋

私以外の何か

感覚の拡張

私が私を規定するもの

境界

連綿

孤独、暗闇

心の伸縮性

離れられぬ肉体

同じ場に存在する想像力

感受

真理以外の届かぬ暗闇に潜り続ける

平常心

心と場の繫がり

感覚の上に積み重ねた概念

概念即是感覚
感覚即是概念

反転する世界

潜るつもりが登っていた

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