ジャズは自由
ジャズが大好きです。心を解放してくれるから。
だから私の中ではジャズは自由だし、自由だからジャズだと思っています。
中学生のころはロックばかり聴いていました。へそ曲がりなので、友達はビートルズに夢中でしたが、私はプログレッシブロックにはまりました。それから、当時フュージョン(今も?)と呼ばれていたものからジャズを聴き始めました。
最近のジャズは本当に自由です。例えばロバート・グラスパーはR&Bやヒップホップまで、最高峰(私的に)のピアニスト、ブラッド・メルドーはロック(的)、プログレ、クラッシックまで実に幅広いです。
実は今もブラッド・メルドーのアフター・バッハⅡを聴きながら書いています。バッハの楽曲とメルドーのオリジナル曲が自然の流れというか、相乗効果で高め合っているという感じです。
最初にメルドーのインプロビゼーションを聴いた時、とても複雑で落ち着かなった記憶があります。ところが、聴いているうちに色々なところへ飛んで行って、きれいに戻ってくる感じが快感になりました。
ライブへ行くともっと顕著に感じます。メルドー・トリオのベース、ラリー・グレナディア、ドラム、ジェフ・バラードも驚異的で、それぞれインプロビゼーションを奏でながら、その時だけの特別な1曲を完成させます。
これって自由に感じませんか?
ところで、この素晴らしいベース、ラリー・グレナディア、ドラム、ジェフ・バラードとのトリオでリーダー作を出されたことがあるのが、ピアニストの山中千尋さんです。初期のアルバムですが、今聴いても山中さんだと分かるくらい個性的で好きな作品です。
また、ライブパフォーマンスも最高ですので、ぜひ。
後で山中千尋さんについてもぜひ書かせていただきたいと思っています。(ご迷惑でなければ)
世界的なアーティストであることはもちろんですが、著作も素晴らしく、社会や文化に対してご自分の考えをしっかりと持ち、揺るぎない決意をお持ちです。平和に対しても。
ところで、たまにジャズに関する議論がSNS上でもあるようです。私のような全くの素人は一切関われません。
しかしながら、プロアマ問わず、演奏する方も聴く方も、長い時間をかけて自分の求める音を追求していただければ良いのではないでしょうか。
私はサックス奏者でいえば、ジョシュア・レッドマン、クリス・ポッターが好きで、よく聴いています。
数か月前に精神的にすごく落ち込んでいた時があったのですが、たまたまラジオから流れてた渡辺貞夫さんのピースを聴いてすごく癒された覚えがあります。その時期は持っていた渡辺さんのアルバムをよく聞きました。改めて、渡辺貞夫のサックスの音は優しく温かいと感じました。
うまく説明できませんが、その時々で聴きたいもの、好きなものは変わります。だから、難しいことは抜きにして、演奏するにしても、聴くにしても音楽を楽しむことができれば良いと思うのですが。(「音を楽しむ」で音楽ですから)
またこんな風に、色々なジャンルの音楽について書かせていただければと思っています。
それから、最近VTuber、VSingerさんのオリジナル曲がすごく個性的でいいです。
今後ぜひ紹介させていただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。