君も中小企業診断士試験を受けてみないか?
中小企業診断士とは何か
はじめまして。ラムダと申します。
突然ですが中小企業診断士という国家資格をご存知でしょうか?
「弁護士や公認会計士なら知ってるけど中小企業・・なんですか?」
「あー独占業務の無い『足の裏の米粒』ね」
「ビジネスマンに人気のある資格なんでしょ?」
認知度は高まってきているとはいえこの資格を知らない方もいらっしゃると思います。そこでちょっとこの場を借りて中小企業診断士(試験)について受験生の私が紹介したいと思います。
一言でいうと経営コンサルタントの国家資格です。
この中小企業診断士になるための勉強をすることで経営に関する知識が横断的に学べます。
1次試験
中小企業診断士になるためにはまず1次試験を突破する必要があります。
毎年8月上旬に行われ、マークシート式です。
試験科目は、
経済学・経営政策
財務・会計
企業経営理論
運営管理
経営法務
経営情報システム
中小企業経営・政策
の7つです。
科目名を見ていただくとわかる通り、経済・財務・法律・IT等経営に関する幅広い知識が要求されます。
これを総点数の60%(420点)以上取る必要があり、かつ1科目でも満点の40%を下回ってはいけません。
1次試験合格の有効期限は2年間です。
一次試験には科目合格制度がありこちらは3年間有効です。
2次試験(筆記)
1次試験を無事突破すると次に待ち構えているのは2次試験です。
毎年10月下旬頃行われ、こちらは記述式の試験となります。
試験科目は、
事例Ⅰ:組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
事例Ⅱ:マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
事例Ⅲ:生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
事例Ⅳ:財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
2次試験は事例企業の経営環境を分析し、企業が抱える課題を解決することが求められ応用能力が求められます。
これを総点数の60%(240点)以上を取る必要があり、かつ1科目でも満点の40%を下回ってはいけません。
この2次試験の筆記が試験のヤマです。
2次試験(口述)
2次試験の筆記に合格すると口述試験が待っています。
こちは筆記試験の事例に関するないようを中心に問われます。
とはいえこちらの口述試験はほぼすべての受験生が合格するようです。
実務補習・実務従事
2次試験に見事合格してもすぐに中小企業診断士に登録できるわけではなく、中小企業の診断実務をする必要がありそれには実務補習と実務従事の2パターンがあります。
実務補習は指導員のもとで実際にチームコンサルティングを行い実務能力を身に着けます。15日間のコースと5日間×3のコースがあります。
実務従事は公的機関や民間企業で15日診断業務を行います。
この実務補習・実務従事を終えて晴れて中小企業診断士として登録できます。
予備校か、通信か、独学か
中小企業診断士の受験を開始する上で予備校に通うか独学にするか迷うと思います。
私は通えるなら予備校に通ったほうが良いと考えます。
予備校に通うメリットは受験仲間ができる、ペースメーカーになる、講師に質問できるなどです。
費用的に厳しい方はスタディングなどの比較的安価な通信教育もおすすめです。
独学は基本的にはおすすめしません。特に初心者は予備校を使ったほうが良いと思います。勉強に慣れてたり自信のある方はTAC出版のテキスト・問題集・過去問で1次は突破できるかもしれません。
変わったところだとTBCがあります。こちらはテキストを書店で買って講義はYouTubeで見ることができます。私はこれで勉強してます。
診断士になりたい
実はこの記事を書いてるラムダはまだ一度も試験を受けていません。
8年前にTACの中小企業診断士講座に通っていたのですが試験を受ける前に退会しています。
数年後勉強を再開しましたが、コロナ感染を恐れ試験に申し込んだものの受験には至ってません。
来年2023年こそは受験して合格したいと思います。
これからこのnoteで受験勉強の経過を報告していこうと思いますので皆様どうぞよろしくお願いします。
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