used to と様々な違い

used to 〜は「かつて(昔は)〜していた」的な意味。
でも今は違うよ。的な「習慣」のニュアンスがふくまれている。
発音としては「ユーストゥー」

例)
① I used to live in Osaka.
② I used to play basketball.
③ She used to text me everyday.
④ We used to listen to this song.

① 前に大阪に住んでいた。(今は住んでないけど)
② 昔はバスケットをしていた。(部活に入ってたのかな?今はしてないけど)
③ 彼女は昔毎日メールをくれた。(今はくれないんだけど。嫌われたかな?)
④ 私たちはこの曲を聞いてた。(今は聞かなくなったけど)

昔の習慣でしていたことを表す時に使い、かつ今はしてない。


used to と would の違い

 used to は長期的・常習的なことを表し、would は短期的で断続的なことを表す。また、would は 状態ではなく行為しか表すことができない。

例)
① I used to play basketball.
② I would play basketball.


① 昔はよくバスケットをした。
used to を使った文だと「昔はよくバスケットをする習慣があったけれど、今はしていない」表すことができる。(長期間の過去の習慣)

② 昔はよくバスケットをした。
would を使った文だと、「一時期だけの習慣」や「不規則な習慣」を表すことができるが、現在との対比を含まないため、現在の習慣はこの文からは分からない。

wouldをつかった文章で習慣を現したい時は、often,usually,every ~などの副詞を用いる。



used to と 過去形の違い

used to も 過去形 も過去の状態を表すが、
used to は過去はそうだったが今は違うよ。的な意味合いがふくまれ、
過去形には『習慣』のニュアンスが含まれない。

例)
① I used to live in Osaka. /  I lived in Osaka.
② I used to play basketball.  / I played basketball.
③ She used to text me everyday. / She texted me everday.
④ We used to listen to this song. / We listened to this song.

used to と 過去形 の文章のニュアンスを考える

① 昔大阪にに住んでた。/ 昔大阪に住んでた。
② 昔バスケを(習慣的に)してた。/ 私はバスケットをした。
③ 彼女は毎日私にメールを送った。 / 彼女は毎日私にメールを送った。
④ 昔はこの音楽を(習慣的に)聞いた。/ 昔、この音楽を聞いた。

一見、同じような翻訳だけど、used to だと習慣的にしていたとわかる。
過去形で習慣を現したい時は、often,usually,every ~などの副詞を用いる。


Used to と過去完了形の違い

「過去の習慣」を表すのに過去完了は使えない。
過去完了は過去のある時を基準とし、さらにそれ以前の動作や状態<完了・結果>, <継続>, <経験>を表す。

例)
<完了・結果>
The concert had already begun when we got to the hall.
/ 私たちがホールに着いたときにはコンサートはすでに始まっていた

<経験>
She had been to Canada twice before she was eighteen.
/ 彼女は18歳になるまでに2回カナダに行ったことがあった

<継続>
She had lived in Tokyo for two years when I first met her.
/ 私が初めて彼女に会ったときには彼女は2年間東京に住んでいた

過去のある時点が基準となる文章の時に過去完了を用いる。


【時制】過去完了と過去の使い分け より引用



used to と be used to の違い

be used toは「~に慣れている」の意味。
後ろには名詞、または動名詞が入る。
(動名詞が入る場合のusedの品詞は形容詞)

例)
① I am getting used to living in the new town.
 / 新しい街の生活に慣れてきている
② I am not used to working at the new company yet.
 / 新会社で働く事にまだなれない


used to と get used to の違い

get used toは、新しい環境や状況、仕事などに「慣れる」の意味。
be used toが「慣れている」という状態を表すのに対して、get used toは「慣れる」という動作や変化を表す。

例)
① You will get used to the heat.
 / この暑さにも慣れるよ
② I get used to using the new laptop.
 / 私は最新のPCの使用に慣れてる


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