ついにHHKB Studioを手に入れた。
2023年10月25日の発売開始から、約1ヶ月。
3回目の再販にてようやくHHKB Studioを手にすることができた。
5日ほど会社と家で使用してみたので感想を。
全体の質感
全体の質感は、それなりかな。
あまり高級感があるとは言い難い。
見た目はProfessionalよりもここ最近のデザインとなっている。
素材的にもプラスチックっぽい感じだが、そこまで安っぽい感じではない。
重さは、まあ重い。普通の人だとあまり持ち歩きたくないなぁとなるかもしれないな。
私は全然持って歩ける。ただ、少し大きいのが気になるが。打鍵感
全体の質感とは打って変わって、キートップはなかなかの質感。
というのも、打鍵感が良すぎる。
今回、メカニカルキーとなったが、以前のProfessionalの打鍵感を少し残しつつ、さらなる静音性と、メカニカル特有のストンと落ちる感じ。
それにとんでもない静音性が加わって、この打鍵感は極上と言わざるを得ない。
まぁ、打鍵感はかなり好みの部分があると思うので、合う合わないはあるだろうが、私にはドンピシャで刺さった。
キーの重さもちょうどいいかな。ポインティングスティック
いわゆるThinkPadについていたようなポインティングデバイス。
すごく小さい操作になるので、なかなか普段遣いとして難しいかなと思っていたが、意外にも使いやすかった。
もちろん少しコツがいるが、慣れれば細かい操作も十分にできる。
絵を描いたり、動画編集なんかの細かい操作は難しいが、普段のマウス操作はコイツだけで十分に事足りる。
GとH、Bキーの間にあるが、そこまで手に引っかかる感じもなく、タイピングの邪魔になることはそうそうない。
(たまにHを打った後に引っ掛かりそうになることはある)タッチセンサー
キーボードの側面と手前の左右、全4箇所にタッチセンサーがついている。
スライドする方向に応じて、1箇所につき2個のキー割当ができる。
デフォルトだと右はホイール操作とウィンドウ切り替え。
左はカーソル操作が割り当てられている。
ただ、コイツはなかなか使い所に迷う。
なにせ操作するには必ずホームポジションから手を動かす必要があるからだ。
ホームポジションから手を話すのなら、マウスを操作してもそう大差ない。
なので、よほどのショートカットを設定してやらないと、なかなか使う気にならないというのが本音かなぁ。
今のところ、初期値のまま。
スライドの感度を一番下げてもかなりの高感度なので、操作も難しいし・・・。
もうちょっと試行錯誤が必要かなと思う。
ということで、ざっくりファーストインプレッションを列挙してみたが、よく言われているように、そもそも万人におすすめできるキーボードではない。
あまりに特殊なキーボード(60%キーボード)であり、中毒性が高く、これに慣れてしまうと他のキーボードが触れなくなる可能性がある。
それ以前に高すぎて手が出ない。
まぁ、これは特殊故に大量生産できないし、その特殊さが嗜好品の域であるため仕方ないんだけどね。
ということで、気になっている方はぜひ一度触りに行ってみると良い。
ただ、その特殊さはしばらく使ってみないと理解は難しいかもしれない・・・。