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YCSJ 2023 TOKYO 予選8-0 ティアラメンツ

るっかです。YCSJでティアラメンツを使い予選8-0 3位通過でファイナリストに残ることが出来ました。

あと半年はティアラメンツを擦り続けていこうと思うので現時点でティアラメンツを選択した経緯、採用非採用カードの理由を書き残しておこうと思います。

途中に有料部分を用意させて頂きました。金額はちょっとだけの設定なので途中まで読んで気になって頂けた方は、応援するつもりでポチって頂けると幸いです。

始まる前までは「YCSJ CHIBAじゃないのか…」なんて言ってました
輝きの向こう側へ

1.ティアラメンツを選択した理由

  1. 理由は4つあります。

    ①:高い展開力
    ②:後手の暴れ性能がトップクラス
    ③:手札誘発に比較的強い
    ④:引越しの際に持ってきたデッキがこれしかなかった

    ①から説明していきます。

①:高い展開力

後ほどデッキレシピを記載しますが、メインデッキの約半分が現行のOCGレギュレーションにおける制限、準制限カードで構成されています。とにかくパワーカードの詰め合わせです。
手数の多さと効果の質の高さで、妨害を貫通して展開することを目指します。

出せるモンスターは最高水準の制圧力を持つ《エルシャドール・ミドラーシュ》をはじめ《暗黒界の龍神王 グラファ》、《ティアラメンツ・ルルカロス》、《ナチュル・ビースト》、《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》と強力な効果を持つモンスターが豊富です。
特にレモンアビスは魔法罠のチェーンを挟むことで、シングル戦ではある程度意識しておかなければいけない《冥王結界破》もケアすることができます。

また、《レボリューション・シンクロン》、《ヴィサス=アムリターラ》の登場で落ちに依存しなくても強力な展開を見込めるようになりました。

融合とシンクロという2つの召喚方法を用意することで、主にラビュリンスが使ってくる《次元障壁》の被害を軽減することができる点も大きな強みとなっています。

②:後手の暴れ性能がトップクラス


後手になった際は《ティアラメンツ・ハゥフニス》、《古尖兵ケルベク》は勿論のこと、《ティアラメンツ・クシャトリラ》が強力でした。

ティアクシャはなぜか相手メインフェイズにも使えるのでフリーチェーンで割り込めます。対ピュアリィ戦ではピュアリィ魔法にチェーンすることで、エクシーズ体の持つ素材供給効果(自分が「ピュアリィ」速攻魔法カードを発動した時に〜 の効果)を阻害するなど活躍しました。

ハゥフニス、ティアクシャ共に相手ターンにも関わらず着地時の3枚落としでアドバンテージを稼げる可能性も高く、所謂後攻0ターン目と言われるタイミングで動けるカードが多いのもこのデッキの強みであると考えています。

さらに、後手の《融合》から出される《ガーディアン・キマイラ》は最強格の捲り札となります。対象耐性を持ちながら破壊とドローを行い、爆発的なアドバンテージを稼いで活路を開きます。

YCSJがシングル戦である以上、後手になった場合でも明確な勝ち筋があるデッキにしたかったので、ガーキマはマストでした。

③:手札誘発に比較的強い

Dクロ、アトラクターは非常に重いですが、主要な誘発であるうらら、増G、ドロバ、泡影、ニビルは比較的受けることが出来ます。

実際、試合中はG投げられ放題でしたが、ティアラメンツは場を介さず融合出来るためドロー枚数を最小限に抑えつつ盤面を作ることが出来ました。

いずれの誘発も全く効かないとは言い切れませんが対応出来る機会が多かったです。

④:引越しの際に持ってきたデッキがこれしかなかった

東京に引越ししてきてまだ2週間しか経っていません(マジです)。

半分冗談みたいな理由ですが、大きな大会であればある程、引越しの時に一つだけ持っていくような使い慣れたデッキを選択するべきなのは本当です。

緊張の中で100%のポテンシャルを引き出すのはメンタルトレーニングをしているプロでも難しいです。

まして遊戯王は『記憶問題』と呼ばれるカードゲームにおける重要な課題に対して配慮がなされていない傾向があります。

そうした中でミスを防ぐという面でも、気張り過ぎず理解が深い、特別思い入れがあるようなデッキを選択した方が良いです。

僕は自分と同じ名前の呼び方をするキャラクターである龍可が使う《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》と
自分と同じ名前が入っている《ティアラメンツ・ルルカロス》が共同する今のデッキにとてもシンパシーを感じています。
これが言いたかっただけです。

2.デッキ内容

メインデッキ 制限カード14枚、準制限カード4枚。なにこれ?

メインデッキの規制されているカードの合計が18枚とデッキの約半分を占めており、制限カードだけでもデッキの1/3以上を占めているという有様。

「制限カードめっちゃ引きますねw」って制限カードこんだけ入ってればそりゃどれかは引きますよ…。

なるべくシンプルかつスマートに纏まるよう意識しました。

採用カード

採用カードから説明していきます。
ティアラモンスターやイシズなどのカードは割愛させていただき、比較的採用が分かれているカードに絞っていきます。

《沼地の魔神王》

最近はレボシンとの兼ね合いから星4の魔獣王に席を奪われている神さま。
たしかに星4である方がリダンになれたり融通は効くのですが、前述した通り僕がガーキマを重要視している点と、ハンド枚数を減らさず自身を墓地に送れるのでグラファの効果を使いやすくできる点を評価しています。
あとそもそも魔獣王を持ってないです。

《壱世界を劈く弦声》2枚

最近は1枚採用を見かけることが多いですが、

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