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小説 万テチョライフでレベルアップ~よりそう Season2 ~ 15

おはようございます

いつもの時間にカフェキムンの扉を開けた

「おはよう。 今日はいつもより元気だな。」

いつものテンションのいつものマスターに迎えられる。

「はい。 いつもよりちょっと元気にすごすを今日のトライします。」

「そ、そっか。お前、いつも元気十分だと思うけどな。ま、いいんじゃないか。仕事場でも、客先でもその元気でいければ。」

「ですよねー。というわけで、いつものトーストセットにゆで卵つけてください。」

「はいよ。600円だ」元気の素がゆで卵だったのが意外だったのか庶民的すぎると思ったのか、若干、笑っているマスターに600円を手渡す。

いつものように、いつもの席に座って手帳を広げる。今日のトライに、
 いつもより元気30%増し  と書いてある。
 実はその下に、
 今日はメモ魔になる というのも書き加えている。

それを見ていてさっそくあれって思った。さて、自分で書いておいてなんだが、メモ魔ってなんだ。
M5の手帳に 「メモ魔とは」、とかいた。

とは っていいな。なんか言葉の定義の、キーワードになりそう。とか思考が脱線するが、すぐに意識を取り戻し。

メモ魔とは、メモしまくる人。 
思いつくままに書いてみる。

ん? じゃ、メモってなんだ。

「メモとは」・・・

うーん、考えながら。。 忘れないように書いておくもの か。。。
いや、×を着けて、書きとめておくもの と書いた。

なんで、忘れないように書き留めるんだろう。
大事だからだよね。 大事なことを と書き加えた。じゃ、大事なことって何だろう。

うーんと考えていると、

「なんか難しそうな顔しているな。今日は元気出すんじゃなかったのか」

いつものトーストセットにプラスしたゆで卵をセットにもってきてくれた。

「あ、いえ。少し考えごとしていました。」

「ふーん、どれどれ」 そう言って、自分のメモをのぞき見するマスター。

「なるほどな。メモ魔にもなるのか。たしかに、何をメモするかは大事なことかもな。」そう言うマスターに、いつも通り何かアドバイスくれるかと思って待っていると。

「ま、ゆで卵の殻をむきながらゆっくり考えてくれ」 そう言って、カウンターに戻ってしまった。。。

自分は、マスターに言われたように、机の上に卵の頭をコンコンとぶつけて、ゆで卵の殻をむき始める。

メモをするのに大事なことか、、、、

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