TAKING(タキング)の革漉き機(TK-802)買っちゃった(6)設置編-2
保護カバーの六角ネジをなんとか外すとプーリー?的なやつが見えました。
ここにVベルトとやらをかけます。で、モーター側のプーリーにもかけて、ベルトがピンと張るように本体を動かします。ここまでは簡単でした。
そして本体と作業台をネジで固定します。ネジの大きさはM6.5×20mmのようです。ぶっといネジですね。下穴が必要です。説明書には釘がキリで下穴をあけると書いてありますが、ここはドリルで下穴をあけることにしました。
下穴に必要な太さはネジ径の7割程度なので4.5mmのドリルを使います。
で、ここで問題が・・・
ネジを4本留める必要があるのですが、このぽっちが邪魔をして1か所下穴をまっすぐ空けることができません。電動ドライバーやインパクトを使用する場合は200mmのエクステンションが必要です。
幸い手元にあったので事なきをえましたが、無い場合は下穴開けに苦労しそうです。さてあとはネジ留めするだけです。で、また問題発生。
なぜかこのネジだけ、プラスネジです。付属のドライバーはマイナスでしたので使えません。なぜここだけプラスなんでしょう?天板は固くネジ径も太いのでネジ山をなめにくくトルクがかけられるマイナスネジのほうが良いと思うのですが・・・
とりあえずエクステンションがあったので電動ドライバーで締められましたが、無い場合は200mmのドライバーが必要です。付属品に無いのはちょっと意地悪ですね。ドMの私にはこの意地悪具合がたまりません。
次はさきほど付けたVベルトを更に張るためにモーターの位置を調整していきます。
このナットを下にずらしていくことでモーターが傾きベルトが張られるようです。ナットは17サイズのようです。スパナは付属品の中にありましたのでそれを使います。
付属のスパナは22、24サイズでした。
最高です!
ドMを喜ばせる方法を心得てらっしゃる!
一応ナットに当ててみましたが、やっぱりはまりません。
ゾクゾクします!
幸いモンキーを持っていたのでそれを使います。
3cmほど下に下げたら、良い具合にベルトを張ることができました。
あとはカバーを元に戻して設置完了です。
道具が揃っていれば15分ぐらいで終わるかと思います。
-まとめ-
■準備しておかなければならない必須道具
・下穴空けの釘またはキリ
・200mmのプラスドライバー
・17サイズのスパナ or モンキーレンチ
■あれば便利なもの
・電動ドライバー or インパクト(エクステンションが必要)
・下穴空けのドリル刃
あと、今回ZIT-TOOLSさんで購入して気になったことですが、ひとつは領収書と保証書が入ってなかった事。領収書はメールで発行をお願いしたらPDFで送られてきました。ひょっとしたら依頼しないと領収書を発行しない、いわゆる「蕎麦屋システム」なのでしょうか。まあこちらとしては発行してくれたら問題ありません。
保証書のほうは、なんと存在しないみたいです。
とりあえずは工業用ミシンと同様に保証期間は3か月(短くない?)
ちなみにNIPPYのスカイミニは保証書(保証期間1年間)が付いておりました。
ただZIT-TOOLSさんによると保証期間が過ぎても、機械由来のもので不具合が起きた場合は、その期間に限らず対応するとのこと。また検品を徹底しているのと、構造上丈夫な機械のため初期不良は皆無なので安心してほしいとのことでした。もちろんこの言葉を信頼してはいますが、やはり保証書は出してほしいというのが個人的な気持ちでした。
さて本体の設置編は以上です。
次回からは、革漉編に入ります。
続く