今更だけど、ノンシリコンシャンプーの「ノンシリコン」ってなに?
「ノンシリコンシャンプー」、使ったことありますか?ドラッグストアなどの店頭に置かれているシャンプーに次々と「ノンシリコン」の文字が書かれるようになり、だいぶ時が経っています。
「ノンシリコンシャンプー」が増えていったため、私は「シリコン」がどういったものなのかもわからないまま、「ノンシリコンシャンプー」を使い続けていました。
そこで、急にこの「ノンシリコン」が気になったので、調べてみました。
|ノンシリコンシャンプーとは
文字通り「ノンシリコンシャンプー」とは、「シリコン」が入っていないシャンプーということになります。では、「シリコン」とは何なのでしょうか?
「シリコン」とは髪のキューティクルを保護して、指通りを滑らかにしてくれる働きがあるとのことです。人体に対して刺激が少なく安全性も高いため、化粧品などにも使われているようです。
その「シリコン」が配合されていないのが、「ノンシリコン」ということです。なぜ「シリコン」を入れなくなったのか?「ノンシリコンシャンプー」のメリット・デメリットで詳しくみていきましょう。
|ノンシリコンシャンプーのメリット3つ
1.カラーリング剤・パーマ液がしっかりと浸透しやすくなる
「シリコン」には髪のキューティクルを保護する働きがあるので、カラーリング・パーマをするときには、浸透を邪魔してしまうということです。
また「シリコン」が配合されていると、「シリコン」の重さでカールが取れやすくなるようです。
2.髪に軽さが生まれる
先ほども述べましたが、「シリコン」が配合されていると、どうしても髪に重さが加わってしまうところがあります。それゆえ髪の毛がぺしゃんとなりやすいということがあります。
とくに髪の毛が細い人の場合、その特徴が出やすくなるようです。
3.頭皮などの皮膚を健やかに保つことができる
「シリコン」が含まれているシャンプーなどで、すすぎがしっかりとできていないと、頭皮などの皮膚に「シリコン」が残ってしまうことがあります。
「シリコン」が頭皮などの皮膚に残ってしまうと、フケや痒みなど頭皮トラブルの原因となってしまうことも。そんなリスクを解消できるのが、「ノンシリコン」であるということです。
|ノンシリコンシャンプーのデメリット3つ
1.髪がきしんだり、手触りが悪くなったりする
「シリコン」がキューティクルのコーティング剤であるのならば、「ノンシリコンシャンプー」を使うとコーティング剤がなしであるということになります。
髪の毛の拡大画像をご覧になったことがあるかと思いますが、表面がうろこ状になっていますよね。おそらくそこが開いてしまいやすくなってしまうのでしょう。
その結果、髪の毛のパサつきや引っ掛かりを感じやすくなるのでしょう。
2.頻繁なカラーリングやパーマで傷んだ髪はダメージが進行する可能性も
一般的にカラーリングやパーマでは、髪の毛が痛んでいるほうが髪も染まりやすく、パーマもかかりやすいといわれています。それだけ髪の毛を痛める必要があるのが、カラーリングやパーマなんですよね。
もうここまでくると、一長一短といいますかジレンマが発生しますね。この場合の対処法としては、洗い流さないトリートメントなどトリートメント剤をしっかりと使うということになるようです。
3.ドライヤーやヘアアイロンの熱に弱くなる
これも「シリコン」のコーティングがない状態で熱を加えると、傷みやすくなるということです。この場合の対処法も、トリートメントで補っていくことになります。
|まとめ
一時期、急に「ノンシリコンシャンプー」が増えたため、私は「シリコン」が発がん性物質かなにかの身体に悪いものなのだと思っていました。ですが、きちんと調べることもありませんでした。
こうして調べてみるとヘアスタイルをどうしたいのかによって、「シリコン」配合か「ノンシリコン」か選び分けたほうがよいのかもしれませんね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。