【ポケモンカード】デッキ考察記録Vol.2.0 〜多気筒vs靴vsダークライ〜
1.まえがき
こんにちは、ルカです。
先日上げた、こくばサーナイトデッキの記事を読んでいただいた方、ありがとうございました!
初めてのポケモンカードの記事だったので、拙いところだらけだったと思いますが、予想より遥かに多くの方にスキを押していただくこともできましたし、出してよかったなー思います。
さて、今回ですが前回少しだけ話したもう一つのデッキについて記事を書いていきたいと思います。今回は、「ブロロローム型ダークライVSTAR」デッキについての考察と解説をしていきたいと思います。
2.Tier表(環境予想)
まずは現環境のTier表(3段階)を自分なりに作ってみたので、それをご覧ください。
3.現環境におけるダークライの立場と強み
次に、現環境でのダークライの立場について考えていきます。
今の所の予想だと、ダークライのTierは3が妥当かと考えています。
しかし、ランクが3だからといってダークライをあなどってはなりません。
その理由としてまず挙げられるのが、ダークライのタイプが「悪」という点です。
今の環境に対して、悪タイプだとどんな利点があるのか。
そう、みなさんお分かりの通り、悪タイプのポケモンは現環境最強クラスのデッキのエースであるミュウVMAXや、ダークライと同じくTier3あたりに入ると思われるサーナイトexに弱点をつけるというのが非常に強いのです。
また、現スタンダードレギュレーションでの悪タイプの弱点は草タイプか闘タイプであり、弱点が闘タイプの場合、環境に多くなると考えられるミライドンex、アルセウスVSTAR、ヒスイゾロアークVSTARの弱点を突くことができるれんげきウーラオスVMAXに、ついで感覚で弱点を突かれてしまうのですが、ダークライVSTARの弱点は闘ではなく草タイプ。現状スタンでは、草タイプで環境に食い込んでくるようなデッキはないので、弱点を突かれにくいというのも現環境におけるダークライの強みだと考えています。
4.デッキ構築
次にデッキ構築の解説をしていきます。
・ポケモン
ダークライVSTAR ×3
このデッキのエースです。
技「あくのはどう」は、素点30に加え、場の悪エネルギー1個につき30点上がっていきます。
このシンプルかつ強力な技で相手のポケモンを倒していきます。
また、VSTARパワー「スターアビス」も非常に強力で、トラッシュのグッズを2枚手札に戻すことができます。ダークパッチやボール系など、状況に応じてグッズを戻せるのが強みです。
また、現スタンダードレギュレーションでは、グッズを手札に戻す手段が非常に少ないので、この効果はダークライの特権とも言えるかと思います。
ダークライV ×3
ダークライVSTARの進化元になります。
たねの状態で技を打つことはほぼほぼ無いですが、下の技「ダークホール」がそこそこ優秀な効果を持っています。
ガラルファイヤーV ×2
特性「じゃえんのつばさ」でトラッシュから悪エネルギーを自分に加速することができます。自分の技に必要なエネルギーを貯めつつ、ダークライのあくのはどうのダメージも上げることができ、さらにはサブアタッカーとしても動ける有能っぷり。エネルギー貯めの役割を重視し2枚採用です。
かがやくゲッコウガ ×1
手札のエネルギーを1枚トラッシュして、山札を2枚引ける特性「かくしふだ」を持ちます。
山を掘りつつ、「ダークパッチ」(後述)で加速できるエネルギーを貯めることができ、このデッキに非常にマッチしています。
ガラルファイヤー ×1
手札の悪エネルギーを2枚までつけながらベンチに出れる特性「じゃあくチャージ」を持ちます。
場のエネルギー供給役として優秀な他、相手にサイドを取られるほど威力が上がる技「もえあがるいかり」でゲーム終盤のサブアタッカーやフィニッシャーとしても動けるのが強いポイントです。
カードバランスを見て今回はピン刺しにしましたが、2枚採用でもいいと思います。
ブロロローム ×2
新弾である「スカーレットex」に収録された、ダークライデッキの新たなタイプを作り上げたポケモンです。
特性「ランブルエンジン」が強力で、手札を1枚トラッシュした後、手札が6枚になるように山札を引くことができます。ガラルファイヤーVの「じゃえんのつばさ」や、「ダークパッチ」で加速できるエネルギーをトラッシュに送りつつ手札補充ができるので、かがやくゲッコウガ同様このデッキにベストマッチなポケモンです。
ブロロン(No.59 ×1,No.60 ×1)
ブロロロームの進化元です。
今回は「スカーレットex」に収録された2種類のカードを1枚ずつ採用しました。
どちらのカードにも強みがあり、No.59の方はNn.60の方に比べHPが少ないものの、逃げエネが1つと少なく、相手がスタジアム「ビーチコート」を展開していたらエネルギーをトラッシュせず逃げることができたりもします。
No.60の方は、逃げエネが2個と多く逃げづらいのですが、HPが非エクで進化先のあるたねポケモンの中ではトップクラスに高い80であり、No.59のブロロンより倒されにくいというのが強みです。
・グッズ
ネストボール ×4,ハイパーボール ×4
ネスト、ハイパー共に4枚採用です。
特にハイパーボールはダークパッチで加速する分の悪エネルギーをトラッシュに落としながらポケモンをサーチできるので、このデッキと非常に相性がいいカードになります。
トレッキングシューズ ×4
山掘りと山圧縮を同時にこなし、スピードも高められるいわばデッキの潤滑油です。
ポケモンいれかえ ×1,あなぬけのヒモ ×1
入れ替え札です。今回は2種類ピン刺しにしました。
エネルギー回収 ×1
トラッシュからエネルギーを2枚まで手札に戻すことができるカードです。
デッキを回した感じ、ブロロロームの「ランブルエンジン」や、かがやくゲッコウガの「かくしふだ」のコストでトラッシュする分のエネルギーを持ってくるという動きが多かったです。
ダークパッチ ×4
トラッシュの悪エネルギーを1枚ベンチの悪ポケモンにつけることができる、悪タイプの特権とも言える最強カードです。4枚確定です。
ともだちてちょう ×1
トラッシュのサポートを2枚まで山に戻せる強力なグッズです。
・サポート
博士の研究 ×3
ポケカの最強ドローサポート。
回して見た感じ、ゲーム1回につきこのカードを使用する回数は割とばらつきがあるように感じ、2枚じゃ不安、でも4枚採用はしなくてもいいかなぁ、ってことで3枚採用にしました。
ボスの指令 ×2
相手のベンチを引き摺り出すシンプルイズベストなサポートです。今回はクロススイッチャーを採用しなかったので、2枚採用が安定かと思います。
セレナ ×1
時にはドローサポートに、時にはポケモンV専用のボスの指令になるという、状況に応じで使い分けられる強力なサポートです。ピン刺しで安定感がグッとあがります。
セイボリー ×1
山札を3枚引きながら、相手のベンチを圧迫できる強力なサポートです。
クララ ×2
トラッシュのポケモンと基本エネルギーをそれぞれ2枚まで選んで手札に戻せるサポートです。
ふつうのつりざおに替わり、トラッシュのポケモンのエネルギーを戻す役割のカードとして採用しています。
・スタジアム
ポケストップ ×3
グッズの採用枚数が多めのデッキなので拾ってこられる可能性が高い且つ、悪エネルギーをトラッシュに落とすこともできるため採用しています。
しかし、下手すると重要なポケモンやサポートが山からトラッシュに崩れ落ちる可能性もありますので、使う際はよく考えて使いましょう。
(脳死でとりあえず使っとけ!みたいな動きはまじでやめましょう。)
・エネルギー
基本悪エネルギー ×14
デッキのバランス等を見つつ調整した結果、14枚採用という形に落ち着きました。
・採用余地のあるカード一覧
続いて、今回は採用しなかったものの入る余地があり調整用入りとなったカードをさくっと紹介します。
・スーパーボール,キャプチャーアロマ
山札からポケモン持ってくるグッズです。
ネストボール、ハイパーボールに加えてポケモンサーチの手段を入れたい方におすすめです。
・ヒスイのヘビーボール
サイドのたねポケモンを救出できるグッズです。
入れる際は、ネストボール辺りを1枚削って入れるのがおすすめです。
・クロススイッチャー
2枚同時に使うことで、ポケカサンムーン時代の最強サポート「グズマ」と同じ効果を受けることができるグッズです。
サポート権を使わずに相手のポケモンを引き摺り出せるのが強力です。
グッズなので、ポケストップやスターアビスで回収できるのもポイントです。
・こだわりベルト
ポケモンVへの打点を30挙げられる強力なポケモンのどうぐです。
・まけんきハチマキ
相手よりサイドの枚数が多い時にしか効果が発動しない代わりに、全ポケモンに対して打点が30上がる強力なポケモンのどうぐです。
5.あとがき
最後まで記事を読んでいただき、本当にありがとうございます。
今回は2回目のポケカ記事だったので、前回のこくばサーナイトの記事よりかは分かりやすく書けたかなと思います。もしよかったら参考にしてみてください!
次の記事の内容や投稿時期はまだ未定ですが、もし上がったらまた読んでいただけるととても嬉しいです!
ではまた次回!