見出し画像

【バリ島旅行記⑫】ギリ・アイルで見つけた超穴場的カフェ!

前回の記事から大分間があいてしまいましたね。実は5年ぶりに発熱を伴う風邪を引いて寝込んだり、新しい契約の仕事が決まって引っ越したりと、バタバタな生活を送っておりました。やっと新しい環境にも慣れてきたので、そろそろバリ島旅行記を完了させたいと思います!(あと数回かかりそうですが…)


さて、ギリ・アイルでの滞在も残り半日となった頃、「もう少し素敵なカフェとか開拓したかったな~」という気持ちに駆られ、レビューの良いカフェはないかとグーグルで検索してみました。すると、島の中心部から離れた場所に、とても評価の高いカフェがあるのを発見!

ホームページを覗いてみると、コーヒーに多大なる力を入れているようで、『Perfect cup(完璧な一杯)』をミッションに自家焙煎しているお店のようでした。また、Gili Food Forest(ギリ・フード・フォレスト)というべジガーデンも併設していて、野菜やフルーツなどを栽培している模様。これは面白そうだと思い、訪れてみることにしました。

結論から言うと、ものすごく良かったです!お店のコンセプト、空間のデザイン、雰囲気、料理のプレゼンテーションやクオリティ等々。全てが良く練られていて、ギリ・アイルの中で群を抜いてバランスが良く、かつユニークな場所でした。レビューが極端に高かったのも納得です!

立地に関してはメインストリートから外れているので、目指して行かなければ見つけるのは難しそうな場所だなと思いました。

今回は、そんな隠れ家的穴場カフェ、Coffee Roaster Gili Air(コーヒー・ロースター・ギリ・アイル)についてのレポートです。


Coffee Roaster Gili Air(コーヒー・ロースター・ギリ・アイル)

ロケーション

先述した通り、場所は島の中心部から少し離れた場所にあります。私たちのバンガローは島の西側のビーチ沿いにあったので、そこからだと Shady Lane(シェイディ・レーン)⇒ Sunset Boulevard(サンセット・ブルヴァ―ド)⇒ 路地、というふうに進んで行きます。

Coffee Roaster と Gili Food Forest への案内板
Sunset Boulevard を中心地方面に走ってると案内板が顔を出すので、
そこを左折します。
店に続く路地
路地の雰囲気がとても素敵でした!
写真は帰りに撮ったものなので方向的には逆向きですが、
往路時のアングルもかなり素敵でしたよ!

店内の雰囲気

自転車で10分もしないうちにお店に到着。素朴で落ち着いた雰囲気でありながらも、ディテールは何だかとてもお洒落。併設のべジガーデン(Gili Food Forest)とは別に、奥には小さな池や屋外席などもあり、自然溢れるリラクシングな空間が広がっていました。

スタッフの方もフレンドリーで英語が堪能。コーヒーや料理の説明もしっかりしてくれましたし、お話するのがとても楽しかったです。

お店を発見
ロゴが特徴的なので直ぐに分かりますね。
このカウンター席がすでに良い味を出しています。
外から見える店内
天井が高く、広々としています。
靴を脱いで入るスタイル
魅力的なカウンター席
牛が放牧されているのが見えるでしょうか?
牛を眺めながらお洒落な店で美味しいコーヒーを飲むというこのギャップ(笑)
一人で来るなら、このカウンター席に座って作業したいです!
併設のガーデン
ソファ席からはべジガーデンを眺めることができます。
屋外席に続く道
店の奥には、屋外席もありました。
広いガーデンも素敵です。
屋外席
このような屋外テーブルが数席ありましたよ!

メニュー

メニューに関しては、ドリンクメニューもフードメニューも充実している印象です。ブレックファストメニュー、ブランチ&ランチメニュー、サラダ&ボールメニュー、おつまみ系メニューなどがありました。グーグルで検索するとメニューの画像も出てくるので、興味のある方はググってみて下さい。

フードメニューに関しては、オーストラリアとインドネシア両方のバイブを感じましたが、どちらかと言うとオーストラリア寄りですね。インドネシア料理もありましたが、ナシゴレンやガドガドなど、旅行者でも知っている料理に限定されている印象です。あとはオーストラリア人にとって馴染みのある名前の料理が多かったので、西洋文化圏からの旅行者や子供でも安心して訪れることができると思います。

ドリンクメニューに関しては、南国なのでフルーツを使ったミルクシェイクやフレッシュジュースもありますが、やはり Coffee Roaster なだけあって、コーヒーメニューがとても充実していました。なんと、メルボルン発祥の『マジック』まであったのですよ!さらには、Cafe Bonbon(スペインで飲まれるコーヒー) などのスペシャルメニューもありました。

オーダーした料理&ドリンク(1日目)

では、私たちがオーダーした内容を一部紹介しますね!

コーヒーが美味しいというお店だったので、最初はフラットホワイトを注文するつもりでいたのですが、南国だと冷たいドリンクが飲みたくなってしまうんですよね(笑) しかも、スノーケリングツアーで疲弊した後だったからか、甘くてハイカロリーなものを体が欲していたようです。私は『マンゴーミルクシェイク(アイスクリーム付き)』に『ミニバナナパンケーキ』を注文していました。

Mango Milkshake with Icecream(マンゴーミルクシェイク - アイスクリーム付き)
甘いのにサッパリしていて、とても美味しかったです!
やはり南国はフルーツが美味しいですね。
(Rp.45,000/450円弱)
Banana Poffertjes(ミニバナナパンケーキ)
たこ焼きのような形をしていますが、オランダ式(?)のミニパンケーキらしいです。
バニラアイス、ベリー、ウォルナッツ、メイプルシロップ、季節のフルーツ等がのっていて、
とても美味しかったですよ!見た目も色鮮やかで可愛いです!
(Rp.60,000/600円弱)
パンケーキを上から見た図

あまりに美しく素敵な場所で、料理も美味しく、もっと長居をしたい気持ちでいっぱいだったのですが、店に着いたのが閉店の1時間前だったので、この日は後ろ髪を引かれる思いでお店を後にしました。

オーダーした料理&ドリンク(2日目)

そして、ギリ・アイル出発日の早朝。どうしても再度この店を訪れたい気持ちが抑えらず、チェックアウト前にもう一度行ってきました!

 しかし、この日もフラットホワイトは頼まず、どうにも気になってしまった 『Cafe Bonbon(カフェ・ボンボン)』を注文してみました。この機会を逃したら、次はいつ出会えるか分かりませんからね。

フードに関しては、私は『ストロベリーフレンチトースト』を、P氏はクラシックに『スクランブルエッグ』をオーダーしました。このフレンチトースト、今まで食べたフレンチトーストとは一味違っていて、感銘を受けるほど美味しかったです!

Cafe Bonbon(カフェ・ボンボン)
スペインで飲まれている甘いコーヒーだそうです。
コンデンスミルク、リストレットコーヒー、ミルククリームが層になっていました。
 (Rp.40,000/400円弱)
オーダーした朝食
ストローベリーフレンチトースト(Rp.70,000/700円弱) 
スクランブルエッグ(Rp.80,000/800円弱)

一般的なフレンチトーストは、牛乳などが入った卵液にパンを浸して焼いて、バターや蜂蜜などかけて食べるものですよね。少なくとも、私が今まで食べてきたフレンチトーストはそんな感じでした。しかし、こちらのお店で出てきたフレンチトーストは、さらにもう一手間がかかっていて、それが味の大きなアクセントになっていたんですよね。

Strawberry French Toast(ストロベリーフレンチトースト)
手作りイチゴジャム、ピーナッツバター、メイプルシロップ、ベリー、季節のフルーツ入り
フレンチトーストの断面
なんと、手作りジャムがパンの間に挟まれていてビックリ!

サイドにジャムが付いてくることは今までもありましたが、最初から中に入っているのを食したのは初めてでしたね。この適量の酸味がアクセントとなっていて、甘ったるくなり過ぎず、とても美味しかったです。

まとめ

というわけで、今回はギリ・アイルで見つけた穴場的カフェの紹介でした!

最初の方にも書きましたが、全てにおいてクオリティが高く、かつユニークで素敵なお店でしたね。緑溢れるバックヤードも美しく、とても癒される空間で、何度でも通いたい気持ちになりました。料理やドリンクに関しても、ギリ・アイルの中では優に一番ではないかと思える内容でしたし、スタッフの方も親切かつフレンドリーで、とても良い時間を過ごすことができました。

正直、他にも試してみたい料理やドリンクが沢山ありましたが、滞在期間が限られていたので、また次の機会があれば、再度リピートしたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?