【Busselton & Yallingup 3泊4日の旅⑤】全長1,841m 南半球で一番長い桟橋-Busselton Jetty(バセルトン・ジェティ)
バセルトン3日目。パートナーは午前中いっぱいお仕事だったので、私は一人で Busselton Jetty(バセルトン・ジェティ)へ行ってきました。もちろん自転車で(笑)
ホテルからバセルトン・ジェティへ
ホテルからバセルトン・ジェティまでは、およそ7㎞ ほどの距離です。往復したとしても大した距離ではないので、この日は景色を楽しみながらのんびりゆったり自転車を走らせました。ダンズボロへ向かう道とは異なり、バセルトンの中心部に近づくにつれ、見晴らしは広くなり、拓けていく印象を受けます。
ジェティには、ゆっくり走っても30分かからず到着することができました。道路の高低差もほぼ無いので、ペダルを踏んでいれば到着します(笑)
ただ、以前にも書きましたが、トカゲなどの小動物が道を横切っていることもあるので、走行中は注意が必要です。私も道中に2匹の Bobtail Lizard(ボブテイル)に遭遇しました。爬虫類が苦手な人もいるかと思うので、今回画像は載せませんが、ボブテイルはオーストラリアならではの動物で、個人的には可愛いと思っています。爬虫類が平気な方は是非ググってみて下さい。
Busselton Jetty(バセルトン・ジェティ)
さて、バセルトン・ジェティについて少し説明したいと思います。
バセルトン・ジェティとは、南半球で最も長い木製の桟橋で、その長さは1,841メートルあります。1865年の最初の建設の際は161メートルしかなかったそうですが、砂の堆積により1875年に131メートルが追加されました。それから90年の間に更なる延長を繰り返し、現在の1,841メートルと言う長さになったそうです。(参照:https://www.busseltonjetty.com.au/)
バセルトン・ジェティは、町のシンボルとして大きな賑わいを見せています。立地的にも、ワインの産地として有名な Margaret River Region(マーガレットリバー地方)への道中にあることから、多くの旅行者が立ち寄る人気の観光スポットです。
また、ジブリ映画である『千と千尋の神隠し』に出てくる『海の上を走る電車のシーン』のモデルになった場所とも言われています。あくまで噂ですので実際のところは分かりませんが、かなり有名な話ですのでご参考までに。
入場料
入場料はジェティの入口で購入できます。いくつか種類がありますが、ジェティを自分の足で往復するだけなのであれば、Day Pass(デイパス)で大丈夫です。他にも、Underwater Observatory(海底展望台)への入場 や Train tickets(電車の切符)が含まれる券もあるので、ご自身の体力や興味と相談して決めると良いでしょう。
尚、細かい料金表を確認したい方は、Busselton Jetty のウェブサイトで見ることができます。
桟橋の上を歩いてみると…
実際に桟橋の上を歩いてみると、なかなか面白い景色に出くわします。列車の駅があったり休憩用のベンチがあったりする他、釣りをしている人のためなのか、ゴミ箱やシンクまで設置されています。
前に来た時は、桟橋から海に飛び込んで遊んでいるローカルの子供達を頻繁に見かけましたが、今回は全く見ませんでした。何か規制でもできたのしょうか?
桟橋の先端にあるもの
桟橋の先端に到着すると、ミニ列車の駅があり、その奥に Underwater Observatory(海中展望台)があります。
バセルトン・ジェティには今まで何度か来たことがあるのですが、海中展望台に入ったことは一度もありません。今回も入ることはしなかったのですが、この展望台では、海抜8メートルのところから窓を通してカラフルなサンゴ礁や魚たちを間近で見ることができるそうです。
海中展望台の建物を過ぎてさらに奥に進むと、ちょっとしたデッキのような広場があります。デッキの上にはクジラの絵が描かれていて、小さな子供たちが喜んでいました。
また、ジェティの一番の先端部分には下記のようなモニュメントが置いてあり、沢山の人が記念撮影をしていました。
往路は色々なところで写真をとったり景色を眺めたりしていたので、先端に辿り着くまでかなり時間を要したように思いますが、復路はひたすら歩くことに徹したので25分ほどで戻って来ることができました。
往復で約3.7㎞のウォーキングになるので、良いエクササイズですね!ちなみに、復路はハイスピードで歩いたせいか、次の日は軽く筋肉痛になりました(笑)
ジェティの周辺環境
さて、無事にジェティを歩き終え地上に戻ってきたわけですが、ジェティの周辺環境が以前よりパワーアップしていて驚きました。
以前訪れた際は、ちょっとしたキオスクのようなコーヒーショップと子供達の遊び場がある程度だった気がするのですが、今ではお洒落なレストランやカフェ、Breweryなどが立ち並び、子供たちのプレイグランドもすごく工夫を凝らした近代的なものとなっていました。後で昔の写真を見返そうと思いますが、しっかり整備された芝生のエリアも増えて、一つの観光スポットとして新しく生まれ変わった印象です。
Visitor Centre 内にはしっかりとした展示室があり、お土産の種類も豊富に取り揃えられていました。
前は本当にジェティしか無いイメージでしたが、今なら一日中いても飽きないくらいのスポットになっていました。
ホテルへ戻った私はパートナーと合流し、次の目的地 Yallingup(ヤリンガップ)へと向かいます。よって、バセルトンの旅はここで終了となります。
バセルトンは国内外の観光客に人気の町ですが、ヤリンガップはどちらかというと、ロコに人気のホリデイデスティネーションと言えるでしょう。サーファー達が多く集まる場所でもあり、とにかく手つかずの自然が美しいところですのでお楽しみに!
【Busselton & Yallingup 3泊4日の旅⑥】へ続く・・・