【オーストラリア・パース生活】ロットネスト島：日帰りサイクリングの旅② 島への行き方
ロットネスト島への日帰り旅行ですが、今回私たちが立てたプランはとってもシンプル。朝一番早いフェリーで出発し、島を自転車で一周し、最終のフェリーで帰ってくる。これだけです（笑）
ロットネスト島行のフェリー乗場は、私の知っている限りで４カ所あります。Perth（パース）、Fremantle（フリーマントル）、North Fremantle（ノースフリーマントル）、Hillarys（ヒラリーズ）がその発着場所です。
私たちは Scarborough（スカボロ）に住んでいるので、最寄りのフェリー乗場は Hillarys Boat Harbour（ヒラリーズ・ボート・ハーバー） になります。ハーバーまでは車で行っても良かったのですが、ラックや自転車の上げ下ろしが何だか面倒だったので、家とハーバー間の移動も自転車ですることにしました。
ヒラリーズ・ボート・ハーバーまでの距離は10㎞弱です
フェリーの予約はネットで事前に出来ますが、今回はスクールホリデイ中ではないし、二人分なら予約無しでも大丈夫だろうと判断し、当日に運行会社のカウンターで往復のチケットを購入しました。ただ、ロットネスト島はローカルにも大人気のホリデイ・デスティネーションなので、週末やスクールホリデイ中はフェリーも早い段階で満席になります。ですので、時間に制限のある旅行者さんは、早めに予約しておくのが賢明ですね。
料金に関しては、発着場所ならびに運航会社によって異なるので、各会社のウェブサイトで直接確認するのが良いでしょう。また、ロットネスト島に上陸するには Admission Fee （入場料）が必要になるので、チケットを購入する際にはその料金も追加されます。
参考までに、Hillarys 発着のフェリーは Rottnest Fast Ferries（ロットネスト・ファスト・フェリーズ）が運行しており、 私たち一人分のチケットはAU$１０４でした（同日往復フェリーAU$６９＋入場料AU$２０＋自転車持持込量AU$１５）。尚、RACメンバーはディスカウントがきくらしいのですが、私たちはそのことを知らず、メンバーシップカードを持参しなかったのでディスカウントを受けることが出来ませんでした。RACメンバーの方はしっかりカードを持って行って下さいね！
ネットなどで事前に予約することをお勧めします
必要な方は、こちらの会社で自転車をレンタルすることもできますよ
（島内にも Pedal & Flipper Hire という別のバイクレンタル施設があります）
チケットを購入したら、桟橋に向かい、自転車をクルーに預けてフェリーに乗り込みます。ヒラリーズ・ボート・ハーバーには複数のカフェがありますので、そこでコーヒーなどを購入して船に持ち込んでもOKですし、船上でもコーヒーやスナック程度のものは販売しているので、軽い朝食の調達は簡単にできます。私たちは朝食を島でとるつもりでいたので、ヒラリーズではコーヒーのみを購入しました。
朝はコーヒー無しには始まりませんので、こちらで購入して船に乗り込みました
クルージングしながら飲むコーヒーは格別です♪
自転車をクルーに預け、フェリーに乗り込みます
午前7時30分、ヒラリーズを出発
乗船客は観光客ばかりではなく、島での仕事に向かう人たちもいます
ハーバーには沢山のボートやヨットが停泊しています
フェリーで移動中、なんと潜水艦に遭遇しました
ローカルの人達にとっても珍しいことらしく、皆が写真を撮っていました
島に近づくにつれ、海の色が変わってきます
フェリーを下りたら、預けた自転車を引き取ります
ヒラリーズからロットネスト島までの乗船時間は、約４５分です。いつものことですが、太陽を浴びながら景色を眺めていたらあっという間に到着してしまいました。
島に到着し、預けた自転車を受取ったら、あとは帰りのフェリーの時間まで自由です。私たちは早速自転車にまたがり、朝食場所を探しに出かけました。
その他のフェリー運航会社と発着ポイント
私たちはヒラリーズから出発しましたが、他のフェリー乗場から出発した場合の所要時間は次の通りです。
Perth - Barrack Street Jetty 所要時間９０分
Fremantle - B-Shed Victoria Key 所要時間３０分
North Fremantle - Rous Head 所要時間３０分
また、私たちが利用した Rottnest Fast Ferries を含め、現在３つの会社がロットネスト島行のフェリーを運航しています。発着ポイントはそれぞれ異なるので、自身の旅程にあった会社の便を選ぶのが良いでしょう。（各会社のウェブサイトは下記の通りです）
１．Rottnest Express（ロットネスト・エクスプレス）
２．SeaLink Rottnest Island（シーリンク・ロットネスト・アイランド）
３．Rottnest Fast Ferries（ロットネスト・ファスト・フェリーズ）
パースシティに滞在している場合は、一見、Barrack Street Jetty（バラック・ストリート・ジェティ） からの乗船が便利なように見えます。しかし、個人的にはあまりお勧めしません。なぜなら、パース発着の便は極端に少ない上に、乗船時間が９０分と長いからです。結果、島への到着は午前１０時過ぎになってしまいます。ロットネスト島を出来るだけ時間をかけて楽しみたいという方は、フリーマントル発の最も早い便を選ぶのが好ましいかと思います。その場合、午前８時頃に島に到着することが可能です。また、船酔いしやすい方にとっても、乗船時間の短いフリーマントル発着の便が安心かなと思います。
パースからフリーマントルまでは、電車で簡単に行けます（乗車時間は３０分）。駅からB-Shedのフェリー乗場までも徒歩１０分ほどなので、車の無い旅行者にとっても便利ですね。ちなみに、フリーマントル発着の便はとても多いので、スケジュールも組みやすいと思います。
一方で、船酔いに強く、ロットネスト島で過ごす時間が短くなってでもスワンリバークルーズを楽しみたいという場合は、パース発着も十分ありだと思います。スワンリバー沿いは高級住宅が立ち並び、その景色も素晴らしいものです。運が良いと、イルカに遭遇することもあるみたいです。
さて、今回は『島への行き方編』ということで、ここで一旦区切りたいと思います。
次回は、ロットネスト島で行ったレストランや飲食施設について書きますね！
ロットネスト島：日帰りサイクリングの旅③へ続く・・・
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