【バリ島旅行記①】入国審査/P氏と合流/ヴィラにチェックイン in ウブド
シンガポールからバリ島までは、下記のフライトスケジュールでした。
旅行2日目 07:15 シンガポール・チャンギ空港(SIN)出発
09:55 ングラ・ライ国際空港(DPS)到着
P氏達がパースから到着するのが午前10時35分。向こうは複数人プラス子連れなので、入国審査に時間がかかるだろうと予測。先に入国してカフェでのんびりしながら彼らを待とうと企んでいましたが、私のフライトの出発ならびに到着が遅れたため、結局P氏達とほぼ同タイミングで到着する結果に。私のカフェタイムは夢と消えましたが、ほぼ同じタイミングで到着って、それはそれでスゴイですよね。タイミング良すぎです(笑)
さて、今日からやっと『バリ島旅行記』が始まります。ここからは私のパートナーであるP氏と娘家族(娘、旦那、子供×2)が合流し、合計6名での家族旅行となります。
VOA購入&入国審査
まずは入国審査に向かいますが、その前に到着ビザであるVOA(Visa on Arrival)を購入しなければなりません。入国管理局のウェブサイトで事前にe-VOAを申請することも可能でしたが、口コミなどでトラブルの話も聞いていたので、今回は現地で支払うことに決めていました。
入国審査に向かう途中にVOAの専用カウンターがあるのですが、そちらで購入します。私が到着した時は運良くガラガラで、ウェイティングはゼロ。直ぐに対応してもらえてラッキーでした。
VOAの購入には、パスポートの他に、復路の(又は第3国への)フライトチケットが必要と聞いていたので、念のため印刷して持って行っていました。しかし、提示は全く求められませんでした。しかしそこはインドネシア。担当者によって対応が違うことも考えられるので、準備はしておいた方が良いかと思います。ちなみに、担当の方とのやり取りはこんな感じでした。
担当者 「こんにちは~」
私 「こんにちは~」
担当者 「VOAね。何日滞在?」
私 「2週間くらいかな(パスポートを渡す)」
担当者 「どの通貨で払う?」
私 「オーストラリアドルでもいい?」
担当者 「オーケー、50ドルね!」
「はいどうぞ(パスポート返却)。ホリデイ楽しんでってね~」
私 「ありがとー!」
こうしてVOAのシールとともにパースポートを返してくれました。なんてカジュアルな流れ…。
一方、入国審査官の表情は少し厳しかったように思います。「何日滞在しますか?」「一人ですか?パートナーとかは一緒ではないのですか?」などと聞かれましたが、「別の便で到着するので後で合流します~」と伝えたら、普通に笑顔で通してくれました。昔ながらのオーソドックスな審査でしたね。
尚、私がバリ島に行ったのは今年の1月だったのですが、2024年2月14日から新たに観光税(1人あたりRp150,000)を支払う義務が出来たそうですので、これからバリ島に行かれる方はご注意下さい。
※在デンパサール日本国領事館の公式ウェブサイトはこちら
荷物受取り&P氏達と合流
無事に入国審査を終え、預け荷物受取コーナーへ。私の便は乗客が少なかったこともあり、スーツケースの受け取りに時間はあまり要しませんでした。
さて、この荷物受取コーナーにて、P氏達の便が既に到着していることを私は知ります。というのも、パース発 Jetstar 便の荷物が既にベルトコンベアーで回り始めていたからです。そのため、P氏に連絡しようと急いで携帯の『海外ローミング機能』をオンにしました。
↓↓↓ シンガポールで、海外ローミング可能なSIMを購入した時の記事 ↓↓↓
ここで問題勃発。
ネットが全然繋がらない……。
一応、Wi-Fiの存在は認識されているようですが、Wi-Fiマークの横に「!」マークがついています。とりあえず、再起動したり、その場でできることはやってみましたが、インターネットへの接続はできませんでした。
仕方がないので、国際通話料金発生覚悟でP氏にSMSを送ったのですが、何故か4通目で送れなくなり…。もうしょうがないので、空港の Free Wi-Fiを一瞬だけ使用し、ベルトコンベアーの辺りで待っていることをP氏に伝えました(セキュリティレベルが心配なので普段 Free Wi-Fi は使用しないようにしています)。
通信に不安がある中、あっちこっち移動するのは得策ではないと考え、大人しくベルトコンベアー周辺で待つ私。10分くらいすると、見覚えのある団体が超マイペースに歩いてやってきました(笑)
P氏とは3カ月ぶり、娘家族とは7カ月ぶりの再会です。皆とハグを交わし、ここから子連れのワチャワチャ旅行が始まります!
尚、シンガポールで購入したSIMの海外ローミングが使えなかった件については、ヴィラに到着してからちゃんと調べて解決しています。これに関しては、似たような経験をする方がいるかもしれませんので、別記事にて解決方法をお知らせしますね!
Ubud(ウブド)のヴィラへ移動
最初の4泊分は Ubud(ウブド)のヴィラを予約していたので、二手に分かれてウブドへ向かいます。娘家族はヴィラの無料送迎サービスを利用、私とP氏はインドネシア人の知人へ連絡し迎えに来てもらいました。
その方はP氏の20年来の友人で、マデさんといいます。コロナで大打撃を受ける前までは奥様ともどもツーリズム関係の仕事をしていましたが、様々な困難に直面したのを機に、苗や農薬を扱う小売店の経営にキャリアをシフトされました。もちろんそれも簡単な事ではありませんでしたが、現在はそのビジネスも軌道に乗り、お二人の健康状態も改善し、二人のお子さんと穏やかに暮らしていらっしゃいます。最後にP氏がマデさんに会ったのは8年前だそうですが、その間もメッセージのやり取りや生活のサポートを通して、友人関係を育んできました。
空港を出ると、マデさんが私たちを見つけてお出迎えしてくれました。P氏とは熱い抱擁を交わし、私とは「初めまして」のご挨拶。娘家族とはここで一旦別れて、私達はマデさんの車でウブドのヴィラへと向かいます。
私にとっては18年ぶりのバリ島でしたが、人や店の数、インフラの整備状況など、かなり進化したなと感じました(相変わらずバイクの量は凄いですが)。マデさん曰く、バリ島にやってくる観光客の層もかなり変わったとのこと。現在はロシア人観光客がとても増えているらしいです。逆に、日本人観光客は物凄く減ったとのこと。確かに、バリ島の観光客が行くようなところは、物価もサービスレベルもかなり上がっていて、日本と比べてとても安いとは思いませんでした(昔はまだ安かった)。現在の日本の経済状況や物価、円安の影響を考えれば、日本人観光客が減っていてもおかしくはありません。それに加え、直行便の減少、コロナ後の海外旅行に対する意識(コロナ感染が心配、周りの目が気になる)なども影響しているのかもしれません。
マデさんは日本語を少し話せますが(昔は仕事で使っていた)、最近は使う機会が全くないと言っていました。私に会って、久しぶりに日本語を話したそうで、嬉しそうにされていました。まあ、日本語が分からないP氏が置いてきぼりを食らうので、すぐに英語に戻っちゃいましたが(笑)
兎にも角にも、ヴィラまでの道中、P氏とマデさんのお話は止まりません!8年分の出来事を一気に放出していました(笑)
ヴィラに到着
買い出しをしていたので少し時間がかかってしまいましたが、空港から1時間40分ほどで、今回宿泊するヴィラに到着しました。先に到着していた娘家族は、すでにプライベートプールで大はしゃぎ中(笑) 私も連日の移動からやっと解放されて、なんだかホッとしました。
ヴィラはとてもアットホームな印象で、オーナーさんとスタッフの方2人がウェルカムドリンクで温かく出迎えてくれました。このウェルカムドリンク、私たちが到着したその場で作って下さったミックスジュースのため、新鮮そのもの!甘くて新鮮で、何よりその心遣いが嬉しくて、とても美味しかったです。ちなみに、オーナーさんの名前もマデさんでした!
私たちが予約したのは3ベッドルームのヴィラで、各部屋にバスタブ付きのバスルームがありました。外にはキッチンを含めたダイニングエリアと、ソファなどのあるリビングエリアがあり、各々が時間を過ごすのに十分なスペースが確保されていました。
ヴィラのロケーションに関しては、ウブド市街地まで車で15分くらいのところで、周りには田園が広がっていました。サンライズとともに見る田園風景は、本当に息を飲む美しさでしたよ。
市街地から車で15分というと少し不便なようにも聞こえますが、今は配車アプリなどもありますし、特に不便は感じませんでした。むしろ喧騒から離れることができて良かったです。ただ、周りには個人商店はあるものの、コンビニやスーパー等は無かったので、市街地に出た時に買い出しをしておく必要はありましたね。
ウブド中心地でディナー
さて、ヴィラで少し休憩してから、食事と買い出しのためにウブド中心部へと繰り出しました。3才と6才の子供が一緒ですからね。早く食べて寝かしつけないといけません(笑)
しかしまあ、オーストラリアとは異なり、チャイルドシートやシートベルトのルールが厳しくないため、子供たちの興奮度はマックス状態(笑) 後ろを向いてバイクの運転手に手を振ったり、道行く人々にハローと挨拶したり、突如道路に現れたお猿さんに驚いたり、等々。ウブド中心地に到着しても、子供たちのキョロキョロや質問は止まりませんでした。
そんなこんなで、やっと目ぼしいカフェ・レストランを見つけた私たち。入店して気づいたのですが、18年前に私が入ったレストランと同じでした(笑) 選んだのは娘夫婦なのですが、こんなに沢山のレストランがあるにも関わらず、同じ店を選ぶのは一体何故なのか…。でも、何だか懐かしい気分でいっぱいになりました。
屋台やワルンでの食事に慣れている私は、メニューを見た瞬間「高っ」となりましたが、今回は子供たちが安全に過ごせることが第一優先です。それでも、久しぶりのサテーとピーナッツソースは美味しくてテンションが上がりました!
食事の後は、COCO(ココ)という大型スーパーマーケットに寄って買い出しをし、早々にヴィラへと戻りました。ウブドには他にも、あの有名な Bintang Supermarket(ビンタン・スーパーマーケット)などがありますが、ビンタンはウブド中心部の北側にあるので、南部に宿泊している場合は少し遠いかもしれません。中心部の南側(モンキーフォレスト寄り)に宿泊している方にはCOCO(ココ)の方が便利でしょう。
さて、ヴィラ到着後は子供たちを寝かしつけ、大人たちはビール片手にナイトプールで涼み、バリ島初日は幕を閉じました。