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【オーストラリア留学】大学で好成績を取るために知っておくべきこと(序章)

前回の自己紹介の記事でお伝えした通り、私が発信したいと思っているテーマの一つが『オーストラリアの大学で好成績を取るための方法』です。方法と言うと、何か特別で裏技的なものがあるように聞こえなくもないので、語弊があるかもしれませんね。どちらかと言うと『秘訣』とか『コツ』とか言った方がしっくりくるかもしれません。

もちろん、全ての学生が『好成績』を目指しているとは限りませんし、実際に大学のコースが始まると、とにかく日々の予習や課題をこなすことにいっぱいいっぱいで、成績云々どころではなくなるかもしれません。しかし、優れた学業成績を修めた場合、様々な場面で優遇されることがあり、将来のチャンスが大きく広がります。無事に学位を取得することはもちろんのこと、留学生活をより充実したものにするためにも、学業成績の維持はとても大事なことだと考えます。

では、良い成績を修めると、一体どんなメリットがあるのでしょうか。

良い成績を取ることによるメリット

コース内外のプログラムに受かりやすくなる
大学ではコース内の必須科目の他に、インターンや海外研修など、多様なプログラムが用意されていることがあります。しかしそれは希望者全員が参加できるというわけではなく、書類審査や面接などを通過する必要があるため、学業成績も選考基準の一つとなります。

こういったコース内外のプログラムへの参加は、就職活動をする際にアピールポイントになることが多いですし、何より自分にとって良い経験になりますから、そのためにもある程度の成績はキープしておきたいものです。

ちなみに、私も在学中に Business Practicum というユニットの選考を受け、現地企業でワークエクスペリエンスをしました。この記事を書くにあたり、その時の応募書類を見直してみたのですが、やはりWAM (Weighted Average Mark) とすでに修了した科目の提出はありましたね。

奨学金にアクセスしやすくなる
オーストラリアでは、各大学において様々な奨学金プログラムが用意されています。奨学金プログラムの内容や応募条件はピンキリでありますが、いずれにせよ、ある程度の学業成績を修めていないと応募すらできないため、計画的に良い成績を取っておく必要があると言えます。

私もリサーチ課程中に2度奨学金に申込み受給することができましたが、学部生時代から良い成績をキープするため沢山勉強したのは言うまでもありません。しかし門戸は広く開かれていますので、是非チャレンジしてみて欲しいです。

大学院に進学しやすくなる
はい、当然と言えば当然ですね!言うまでもなく、修士課程に進むことを考えてる学生にとって、学部時代の学業成績はとても重要です。加えて、オーストラリアには成績優秀者に向けたユニークなPathwayがありますので、例として一つご紹介しましょう。

オーストラリアの学士課程は大体が3年で修了できるようにプログラムされていますが、成績優秀者にはその後にHonours Programという1年間のリサーチプログラムの履修資格が与えられます。その Honours Program をさらに優れた成績で修了した者には、PhD(博士課程)への進学資格が与えられます。私の経歴を見て、「あれ?修士号は?」と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、私はこのルートで博士課程へ進学したため、修士号は持っていないのです。

良い成績を取るにはどうしたら良いの?

上記で述べた通り、良い成績を修めることのメリットは大きいです。しかしながら、海外の大学で好成績を維持するというのは簡単なことではありません。

まず、授業の取り行われ方や評価方法が日本の大学のそれとは異なります。それ故、学生として求められる資質や姿勢も違ってきます。学生が持つバックグラウンド(年齢、人種、国籍、社会人経験など)も多種多様なため、グループワーク等は一筋縄ではいかないことが多々あります。さらに英語は母語じゃないわけですから、そりゃ大変ですよね!(もちろん、それが留学の醍醐味でもありますが😊)

そんな日本とは全く異なる環境で好成績を目指すのであれば、まず、自分の履修しているコースやユニットがカバーしている内容を十分に把握し、講義やチュートリアルの在り方、評価方法、現地の大学生として求められる資質や姿勢などをしっかり理解することが基本中の基本となります(もちろんセメスターが始まる前にです!)。

『そんなの当たり前じゃない?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とこれが理解出来ていない学生(特に留学生)が多いのです。特に最初のセメスターが始まる前は、何もかもが初めてなうえに頼る人も少ないわけですから、どうにかして自分で情報を集めるしかありません(情報を集めようとする主体性が大事です!)。

というわけで、これから数回に渡って、まずは上記の内容をカバーしていく予定です。私の実体験を交えながら、より具体的にお伝えしていきたいと思いますので、興味のある方は是非立ち寄ってみてください。

では、また次の記事でお会いしましょう♪
Have a good one!😊

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