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健康×アート×社会

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健康とアート、社会の関わりについて執筆した記事をまとめています
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2020年3月の記事一覧

長女のピアスとルパンの思い出

「ピアスあけてけてみよっかな」 8歳の長女がある日言い出した。 「いいじゃん、この前アラハバードからうちに来たFちゃん(20歳)はインド人の友達に安全ピンでプスッて開けてもらったらしいよ」 「えー安全ピンで?それはちょっと・・・!」 フラフラしていて気まぐれで内向的な長男にかわって、率先して下の子達の面倒を見る長女。社交的で友達も多く、誰とでも仲良くする。 ふだんあまり話題にあがらないので、特に問題のない子なのだろうとお察しのみなさま、ご安心ください。実はちゃんとそ

それでも私は「つながり」を維持したい

日本は大変だなあ、とつい数週間前まで余裕をかましてたのに、ここ2週間ほどでインドがどんどんきな臭い。3月19日午後8時のモディ首相の会見にて、3月22日(日)の外出禁止令(Janta Curfew)が発令された他、22日以降1週間、国際線の着陸はすべて停止とされた。さらに、10歳未満および65歳以上の外出を控えること、不要な外出や受診を控えることなどの勧告が出された。この勧告というのがどのくらいの厳しさのものなのか定かではないけれど、首相会見の雰囲気的には結構厳しそうだ。

医療は資源であって、魔法ではない

新型コロナウイルスを巡って、これまでの日本人の医療資源の使い方が変化しようとしている、と感じている。というかこれを機に変化してくれたらいいな、と期待している。 「診断」を欲しがる日本の教育現場日本の学校で子供が発熱すると、必ずと言っていいほど学校や保育園から「医療機関を受診して診断を受けてください」と言われてきた。そうして何らかの感染症が判明すると、即座に「◯学年に1名、インフルエンザが出ました。体調が悪い場合は必ず医療機関を受診させてください」などと連絡がまわり、その度に