マレウス様のユニーク魔法は◯◯だった?ユニーク魔法から見えてくる7章のバトル考察。
こんにちは。ツイステ考察は前回からからかれこれ一年経って6章が始まり終わってしまいました。時間って怖いですね。そして6章すさまじかったですね…
前回考察の続きはもう少しお待ちくだされ…6章後編2のインパクトがすごすぎて書くことがあふれだしまくってるのじゃ…
あ、1年前の考察って何なんです?って方はこちらからどうぞです。今回よりだいぶ与太な話なのでお茶請けにどうぞです。
さて、今回は6章読み終えたら何故かオアシスメイカーの如く湧き出て止まらなくなってしまった7章についての予想考察です。
なおこちらも一枚にまとまりきらない量なので連載式でいきます。
というわけではじめはこちら!
「マレウス様のユニーク魔法ってどんなものなの?」を解析、考察していきたいと思います。レッツ魔法解析!!
※ATTENTION
このnoteはツイステ7章に対する考察記事となっております。よって6章までのネタバレガンガンいたします。
また、現状Twitterなどで見る有力説を全面的に否定しにかかります。そこらへんのことをご了承ください。
第1章 マレウス様のユニーク魔法を探るため現状整理。
まず、ストーリー及び裏ハロウィンでマレウス様は同じ台詞の魔法を多用しています。それがこちらです。
「あるべき場所へ、あるべき姿に戻れ」
この呪文ののちVDCの会場は元通りになり。ハロウィン会場も元の美しい姿に戻りました。
現状この時の魔法の時に他のユニーク魔法と同じ光の効果が現れたこと。
加えて5章終盤の初めて使用した際には他のユニーク魔法同様、専用の前文句までついていくことからこの「あるべき姿に戻す」という魔法が恐らくユニーク魔法なのでは?というのが見てとれます。
しかし、どういう原理の魔法を使って「あるべき姿」に戻しているのか。その実態はいまだにわからずじまいなのです。
ユニーク魔法の原理がわからないという現象はすでに3章「深海の商人」にでもぶちあたったことです。
アズールのユニーク魔法「イッツアディール」の本質は彼の本来のユニーク魔法が「触れたものすべての能力を奪うことができる」という禁術レベルであるため現実的に使えるように契約書という名の制御装置を付け加えた。というものでした。
こんなかんじでマレウスのユニーク魔法も現状本質がわからない。という状態になってしまっているわけです。一体どんな原理でVDCの舞台スタジオを元の状態に戻したの??と
第2章 「時間操作」という有力説
こういった状態の中で有力になった説が「限定範囲での時間停止ないし巻き戻し」でした。
というのも
「元に戻す」という性質上マレウス様は範囲限定で時間を巻き戻しを行ってるのでは??となる。
↓
「時を巻き戻せるなら時を止めることも可能ではないか→眠りの森の美女には城周辺の時が止まるシーンがあるからマレウス様は時間を操れるのでは?」という方向に向かう
↓
ここに更に裏ハロウィンにて「時を止める」という現象が起きてしまったこと、眠りの森の美女でも「時を止める」という大魔法が使用されます。
↓
そして6章後半でマレウス様が自分と人間の時間の流れの差を憂いている状態で終わっているため。マレウス様が7章でオーバーブロットしたら寂しさからNRCの時間を止めてしまうのではないか。という美しい推察に繫がっていったり、ツイステ世界ループ説や最強の魔法使いなら時間操作系!!みたいな形で有力説となっていっていると私は感じてます。
しかし私はずっと上記の説「マレウス様がユニーク魔法が時間操作系」という説に違和感を感じつづけていました。なぜ違和感を感じたのか。理由をこれから書いていきます。
第3章 有力説に対する違和感
まずユニーク魔法がVDCで使われていた場合「時間を巻き戻す」という効果で会場を元に戻しているのであれば違和感がある状態でした。
というのも会場全体を修復した効果が時間の巻き戻しであるのなら機材のプログラムデータだけが吹っ飛ぶなんてことにはならないからです。どんなにマレウス様が機械に疎かろうが時間を巻き戻して元に戻すなら全部まるっと戻ってないと逆におかしいのです。
そして「時間を巻き戻せない」というのは6章終盤にてマレウス様から直々に明言されたため、彼は時間操作をもってして「あるべき姿に戻す」という現象を引き起こしているわけではないということがはっきり証明されました。
ここまで本編で書かれた以上マレウス様のユニーク魔法は時間操作系ではない。と言いたいとこなのですが裏ハロウィンでの時を止める現象があった以上別の可能性も考えなくてはなりません。
マレウス様の「あるべき姿に戻す」という呪文の魔法がユニーク魔法ではなくて別に時間停止のユニーク魔法を所持している可能性および、ユニーク魔法を複数持っていて時間停止が使えるのでは?
…つまること「時間は巻き戻せないが時間を止めることはできる」という可能性ですね。しかしこれは簡単に否定ができてしまうのです。
第3章 時を止める魔法は”マレウス様の”ユニーク魔法ではない。
さて、裏ハロウィンにてNRC内の時間がすべて停止したまさに眠りの森の美女オマージュではないですか!なシーンが出てきていましたね。
はじめはゴーストの仕業じゃないのかなぁとなっていたのですが蓋をあけてみればゴーストは憑依ができるだけのか弱い存在であったため首謀者の誰かが時間を止めていたことになります。
…じゃあやっぱマレウス様が時間を止めていたんでは?となってしまったそこの貴方。眠りの森の美女のアニメを是非とも履修しなおしましょう…いるじゃないですか…マレウス様より遥かに時間停止のユニーク魔法を持つにふさわしいやつが隣に。
そう!リリアちゃんじゃよ。
実のとこリリアちゃんのユニーク魔法が「時を止める」なのでは無いか。というのは裏ハロウィンを経る前から推察していたことでした。(そのため裏ハロウィンでやった!状況証拠来た!!となっていました。)
理由は簡単で彼のインスパイア元の1部は確実に眠りの森の美女の3人の妖精だからです。
オーロラ姫インスパイアのシルバーを山小屋で育ててたり、料理の腕が壊滅的だったり既にちょくちょく要素は出ています。
(6章ラストで匂わせてる別れも、原作になぞらえるなら「シルバーの面倒を見るのは5月15日に彼が18歳の誕生日を迎えるまで」という契約の元傍に居るからと考えると自然ですしね。)
そしてこのインスパイア元たる3人の妖精が行う大魔法こそ。「オーロラの眠りが覚めるまでオーロラの眠る城の周りを丸ごと眠らせ時間を止める。」というものなのです。
眠りの森の美女で広まるごととかいう広範囲で時を止めるという魔法を行使しているのは妖精達でありマレフィセントではないのです。
(マレフィセントはあくまで毒針の呪いでオーロラを眠らせただけ)
ここまで来ればマレウス様ではなくリリアちゃんこそが「時を止める」ユニーク魔法ってのは納得頂けるのではないでしょうか。
そしてマレウス様はハロウィンでもこの「あるべき姿に戻れ」の魔法を使用してミラーボールを直していました。
やっぱりこれがユニーク魔法なんだろうな…という線で続いてはリリアちゃんとおなじく原作インスパイアベースからユニーク魔法の正体にせまっていきます。
第4章 ○○○の登場はヒントだった?原作インスパイアとしてもアリなマレウス様のユニーク魔法
という訳でアニメ版眠れる森の美女のマレフィセントが使用した魔法から現状のマレウス様が使用している「あるべき姿に戻れ」の魔法の原理を解析できそうなヒントを探っていきたいと思います。
まず、マレフィセントの使用した魔法は
・オーロラ姫への呪い
・大量の雷落とし(攻撃としても利用)
・茨をあちこちに生やす。
・ドラゴン変身で攻撃(火をふく)です。
まずオーロラ姫を殺すという呪い。原作の眠りの森の美女内でマレフィセントが使用した代表的な魔法なのでこれがユニーク魔法の第一候補…となりそうなとこなのですが、ツイステの現状だとこの魔法、そのまま採用するとヴィル様のユニーク魔法と丸かぶりとなってしまう&現状のマレウス様のユニーク魔法(仮)と効果が合わないのです。
次にドラゴンに変身するのはむしろドラゴンが本体であるため、ドラゴンの変化がユニーク魔法…ということは無いのでしょう。マレウス様ご本尊姿…7章で見れるんだろうなぁ…
そして雷を落とすのはハロウィンやアリアーブナーリヤ等を見る限り自分の機嫌で天候が簡単に変わってしまうというのが描写されているため
単なる雷落としの範疇だとユニーク魔法というよりシュラウド家の「ブロッドを常時燃やす呪い」に通ずるとこがあるとみてます。
ただ、ユニーク魔法(仮)を使用する際に雷の効果がある為因果関係はありそうです。
もっといえばマレフィセントが原作アニメで大量に生やした茨は雷を堕としてからどんどん生えていく形態です。茨はツイステの魔法カードのグルービー時の効果演出にも使用されている重要なファクターですのでこちらも何か関係がありそう…
さて、「雷」と「茨」が関係して原作マレフィセントが使用した魔法をそのまま再現するのであれば「雷を落として茨を生やす」というのがユニーク魔法になりそうなとこですが
ラギーブッチの「ラフウィズミー」のユニーク魔法が「自分の動きを他人にマネさせる魔法」→一糸乱れぬハイエナの行進やムーの群れのオマージュとして機能していることを鑑みるに
マレウス様のユニーク魔法「あるべき姿へ戻す」と「結果的に雷を落として茨を生やす」というオマージュを両立させるものが必要そう。
果たして上記の現象を両立させる魔法っていったい何なんだ…??という部分がずっとつながらすずっとうんうんうなっていたのですが6章後編2で出てきたあるアイテムがヒントになりようやく合点がいく推測がついたのでした。
それはゲストルームが出来たことで6章やらずとも知ることになるあのマジックアイテム…
魔法投影機だったのです。
このアイテムを見て思い至りました。マレウス様のユニーク魔法は5章のVDC舞台を直したこの魔法「あるべき物をあるべき姿に戻す。」
その実態は「マレウスが視認し理解したものならば時間経過で消えない実物として再現可能。」という本来時間経過で消えて然るべき魔法にあるまじき代物なのではないでしょうか。
第5章 マレウス様のユニーク魔法の原理解説と制限
私が想定した実態はこうです。マレウス様のユニーク魔法あ雷の力をもって自分が視認している映像を投影(ある種のプロジェクションマッピングと同じ原理)→その投影したものを現実にあるものとして実態化するというプロセスをふんで「あるべき場所へ、あるべき姿に戻れ」という魔法を行使しているという形態です。
fateをご存知の方であれば実態化してしまう固有結界…妖精が使用している妖精領域が展開し放題ということ…
あまりにチートすぎて嘘だろオイとなるかもですが実写版マレフィセントと見ているとマレフィセントが形成したイバラの壁は彼女の心の壁が溶けるまでずっと実体がある物理壁だったのを見るに確かに妥当だ…となってます。
無論、大量に制約もあります。
一つ目の制約はマレウスのユニーク魔法はあくまで再現であるため。新しいものを生み出すことは不可能。過去に彼が見ている代物だったら再現可能。
二つ目の制約は彼が理解しているモノしか再現ができないということ。つまるとこ彼が理解していない電子機器のデータの仕組みなどは再現不可能。
また、視認し構造を理解したものの再現に限定されるためハロウィンのミラーボールのように材料がわからない場合は破片の持参が必須。
三つ目の制約は「死者蘇生や生命の作成はできない」これは単純に魂、心には干渉ができないということです。6章でも禁忌とふれられていましたし。どんなに見た目を若返らせることができても寿命の操作は不可能。ということです。
その性質はまさに「魔法投影機で再現したものが実態化してしまう」ようなもの。という訳です。
更に言うならアズールの「イッツアディール」同様の理由か本人の自制か世界的に禁忌なんだかは定かではないですが、普段は無から有を生やす。何も無いところに自分の作りたい代物を作るという行為は行わないようにしているのだと思います。故に彼の普段の魔法は「壊れたものが理解できるものであれば元の姿に戻せる」という事象に落ち着いているのではないかな?と思っているのです。
というのも普段は使ってないが本来は無から有を生やしているのであれば…オーバーブロット時にある原作オマージュが可能となるからなのですよ
第6章 マレウス様のユニーク魔法から推測する7章バトル構想
そう。マレウス様のユニーク魔法が「視認したものを修復できる」ではなく「見たもの理解したものを実物化できる」っていうユニーク魔法を持っているなら賢者の島全土を利用した眠りの森の美女のバトル再現が物理的に可能になるからです!!
そもそも賢者の島は北の高台にNRC。
南にRSAがあります。
面白い立地だなぁとなると同時にこの地形。よくよく考えてみたらこの立地の形態上すごく眠れる森の美女のバトルオマージュやるのにうってつけすぎるんです。
ディズニーの眠りの森の美女のバトルは山間部にあるマレフィセントの城から攫われたフィリップ王子を連れ出し脱出してオーロラいる城の元に行く逃走RTA。しかもマレフィセントの城は高台にあってオーロラ姫のいるお城までは馬で往復できる距離。
これを見ると改めて思うのが賢者の島の構成がまさに7章をやるための立地なのですよ!!そしてオマージュをやるのであれば眠りの森の美女の最大の見せ場であるマレフィセントの魔法がバンバンしかけられるシーンやってほしいのですよ!!
そしてマレフィセントの派手な魔法のオマージュをするのであれば実写でもやっていた大量に茨を生やすあのシーンもやってほしい。もし無から有をはやす実体化が本来可能なのであれば茨の谷の風景の中にあるであろう黒い茨の森を賢者の島に再現することが可能になりますから…
こんな感じでね…
普段は自制心で壊れたものを元に戻すことのみに制限しているがオバブロで自制心を失ってNRCを自身の魔王城にしてしまいガンガンに茨の森を島に生やしてRSAの周りを茨まみれにしてしまうのは原作再現として無論のこと、
実写版マレフィセントがフィリップ父の裏切りをきっかけに心を閉ざして茨で妖精の住む森を閉ざしてしまうシーンとも呼応してよいな…となったのです。
(あとどんなに賢者の島をマレウス様がオバブロしたのち破壊しまくっても人が死なない限りマレウス様がユニーク魔法で元に戻せるためやりたい放題ができるという)
私には見える…アニメ原作のバトルオマージュの如くフィリップ王子(監督生)が白馬(ジャック)の背中に乗ってNRCからRSAに向かって妖精たち(一年生たち)とともに駆けずりまわる姿が…(※強めの幻覚です)
(あとオルト君がピノキオがモストロクジラからの脱出シーンの如く城から監督生を連れ出すシーンが…(※さらに強めの幻覚です))
第7章 まとめ
というわけでさんざん長々とかきましたがまとめると
・マレウス様のユニーク魔法は本人が視認し理解したものを実物として再現できるいわば実体化する投影魔術のようなもの。
・時を止めるユニーク魔法は眠れる森の美女の妖精がインスパイア元であるリリアちゃんが所持している。
・七章のバトルは賢者の島を丸ごとつかった眠りの森の美女オマージュバトルを繰り広げることとなる。
となります。
…正直ここまで考えた結果7章バトルは監督生を乗っけて駆けずりまわる逃走チーム(恐らく一年生メイン)とマレウス様がしかけてくる攻撃を妨害する妨害チーム(上級生)みたいな形態で6章以上の制限バトルがある可能性+際限なく増えていく茨(無属性)ひたすら戦う持久戦みたいな今まで何のためにあったのか疑問だったディフェンス試験的な形態のバトルをやらされる気がして今から最高に怖いな…となっているのでした。
あと監督生の投影機で豪華にしてる部屋…7章のラストにマレウス様が島を修復する際に豪華な部屋が現実になったら面白いな…
以上。マレウス様のユニーク魔法に対する考察でした!
第8章 書いてから気づいた盛大なガバと神考察。
さて、以上7章構成でしっかり考察を書いて投稿したことにより盛大すぎるガバポイントを見つけてしまいました。
それがこのゴスマリリリアのこのシーン。こっから分かることはマレウス様の魔法を持ってしても無から有は難しい。
ハロウィンでもガラスの破片かなり集めたからこその修復でしたしね…
いい線いってたと思ったんだけどな…となっていた所に。私の投稿を見て桜月様が神考察を再喝して下さったのです…
それがこちらです。
正直にいいます。「これだーー!!」となりました。見た瞬間に絶叫しました。
マレウス様のステッキが糸つむぎの形をしているんだからそらコレだよ…と
用は彼は壊れた物質と物質を繋げる特殊な縁の糸を操る。っていう形なのか…
構造を理解してないと糸で繋げられない=直せないので必然と直せる物をふやせるよう投影魔術系もガチガチで上手い。という塩梅なのかな…となりました。
この考察を見た後そうだよ糸車を使うことを忘れてたよとかまたしても型月の話になってしまいますが空の境界の直視の魔眼の逆かー!とかいやそれ以上にFGO6.5章トラオムに大ヒントあったじゃん!!??アレ糸つむぎじゃん??中身がけもじゃんとか言ってたじゃんなんで気づかなかった私!!等など意味不明な事を言いながら陸に上がった魚のごとくびったんびったんしまくってました。
脱帽です。完全敗北です。
思わず「神よ…」ってなってしまった。
まぁそんなかんなでマレウス様のユニーク魔法の考察は間違えたな…と勝手になりつつそれはそれとしてこの考察に出会えたことや。煮詰めた経緯や関連考察をしっかり残しておくことに意味がある。となり。
このような後書きを増やす形と致しました。改めて。読んでいただきありがとうございます。
スペシャルサンクス
スペシャルサンクス
この考察を作成するに当たり画像の精査に協力して頂いた焼け村様。
神な考察のスクショ掲載をご快諾いただきました桜月様。
その他読んで下さった皆々様。様々な方から新たな見解を頂けたおかげでここまで書き上げられました。ありがとうございます。