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期待のクラシック級3歳馬

明けましておめでとうございます。ruisです。
今年も正月恒例記事「期待のクラシック級3歳馬」が4年目を迎えることができました。昨年も沢山の方にご覧いただき本当にありがとうございました。

この企画の1.2年目は、【GI未連対×重賞未勝利×芝1600m以上】、3年目の昨年は、【重賞・OP・1勝クラス未出走×芝1600m以上】のハードルを設けました。さすがに昨年はハードルが高すぎず…思うような結果が貰えませんでした。今年は、また少しアレンジ!シンプルに【重賞未勝利×芝1600m以上】このハードルでいきます!これだと言い訳できないぐらい範囲を貰ったわけですから、しっかり分析を重ね、厳選した新星5頭を選びました。

主な活躍馬→タスティエーラ、ソールオリエンス、ジャスティンミラノ、スキルヴィング、フリームファクシ、ウンブライル、ダノンベルーガ、サリエラ、エピファニー、ビザンチンドリームetc…

⚠️注意⚠️
※ いくら期待馬でも、そのレースへの適性や状態、メンバーの横の比較など色々考慮しなければならない部分もありますので、競馬予想とは切り離した形で今回、このコラムを書いております。
※短評の最後にクラシック期待度を★星(満点5)で評価しています。

今年も、宜しくお願いします!

期待のクラシック級3歳馬

①デンクマール

サリオス級。リリーノーブルの初仔が馬体重540kg超え。この素晴らしい馬体の重厚感に恵まれたデンクマールは、東京1800m→中山1600mと求められる適性の違うコースでも圧勝と2歳では飛び抜けているほど高いポテンシャルと身体の持ち主。新馬戦は、逃げてラスト2F10.9ー11.1。ひいらぎ賞は、逃げて600~1000m地点11.1ー11.5ー11.5と息が入らないままラスト1F12.1でフィニッシュのタイム1:32.4。ルメールは、「マイペースで走りました」と言うぐらいだから、同じ世代では持っているスピード能力が桁外れ。ダービーは、馬のタイプ的に厳しいが、皐月賞ならスピードで圧倒できる力はある。
栗毛の500kg超えのスピード馬は、サリオスを彷彿とさせ、しっかりレースの数字も残っている。飛節が伸びきらず、全体的に丸みを帯びた体型は、まさにモーリス。手前も上手く替えることはできない若駒だが、精神的にも成長できれば間違いない。皐月賞→NHKマイルCで。

◎期待度:(★★★★☆)4/5


②ショウヘイ

現時点でのサートゥルナーリア牡馬1番手。驚くほど馬の質が良く、これは走る。とにかく走り方が良く、四肢を綺麗に揃えて走る形を持っている。まだトップスピードに乗った時に、右へ寄れる仕草が見られるのは仕方ないが、全体の動きからはスピードを感じ、出世する馬の特徴を持っている。
新馬戦は、勝ち馬が強すぎたが、ラスト3F11.1ー11.1ー10.9の出色ラップで2着。未勝利戦は、ラスト2F11.5ー11.5とここ2戦加速ラップレースでの内容で未だ底が見えていない。その未知の能力の判断材料として綺麗な走り方や馬の質、これが本馬にはしっかり高いレベルで持っている。歩様も難がなく、理想的な脚運びの中にバネ感と強さもある。これは本当に楽しみな馬の1頭です。

◎期待度:(★★★★☆)4/5


③トリプルコーク

12/14にデビュー勝ちの本馬を推奨。キタサンブラックに母トゥーピー。半兄にサトノラーゼンがいるようにタイプ的に持続力のスタミナ馬という印象が強いが、本馬は追い出してからのストライドの伸びが抜群でトップスピード性能が高い。これはルメールも絶賛で、ウインドインハーヘアの良さを受け継いでいるような加速力を披露。
当時、風が強い日でタフなレースだったが、ラスト4F全て11秒台、強い馬が生き残る展開の中、軽く促してステッキ3発でエンジン爆速、前の馬を楽に捉え0.3差圧勝。大人びた完成度の高い走りで、素直にこれは走ると思った。いい馬。

◎期待度:(★★★☆☆)3/5


④カムニャック

サラブレッドとして理想の馬体の形。470kgと牝馬にしては恵まれた馬体で、筋肉のレベルや歩様から感じるスピード感、強さ、非常に大物っぷりのスケール感、かなりのレベルだと見ている。
アルテミスSは、帰厩してから状態面悪く、陣営、騎手揃って同じ言葉。新馬戦でのラスト2F10.9ー10.9はほぼ持ったまま。寄れる仕草など見られたが、あまりにもゆっくり見える走法でもトップスピードはしっかり数字に表れている、こういう馬は走る。正直、マイル!ではなく、中距離タイプ。オークスが大本命で、昨年のチェルヴィニア候補が本馬。とにかく新馬戦のパドック、レースで感じたスケールの大きさは、GI級だと信じたい。

◎期待度:(★★★★★)5/5


 

⑤マディソンガール

GI級。この牝系からまた凄いのが出てきた。
姉リバティアイランド比較で、父ドゥラメンテ→キズナになり、馬体重は一回り小さい448kg、姉は夏デビューに対して、本馬はじっくり育成され冬デビュー。姉よりも出世が遅れる形になりそうだが、器の大きさは間違いない。新馬戦で計時した後半4F45.6のハイレベルスピード戦で、2着馬ショウヘイの完全に勝ち競馬をグイッとねじ伏せたあの瞬間的な加速は、相当なレベル。しかも、最後は流す余裕すらあり、1枚力が違う走り。
正直、馬体の形とか馬のタイプを見ていると、将来距離適性は短めになると思うが、現状タフなこの京都1800mで高いレベルの走破ができたことは次に繋がるし、次走予定は王道クイーンC。楽しみしかない。走る。

個人的にクラシックのダークホースはこの馬。

◎期待度:(★★★★★)5/5

まとめ

✔︎まとめ

【★5】
→マディソンガール、カムニャック
【★4】
→デンクマール、ショウヘイ
【★3】
→トリプルコーク
【★2】
→なし
【★1】
→なし

以上が、【重賞未勝利×芝1600m以上】の中で期待する推奨馬5頭の考察でした。

今年も重賞未勝利馬の中から選ぶハードルを設けましたが、簡単に終わるような馬たちではないと思っていますし、少し大袈裟な表現だったかもですが...それぐらい期待度が大きいと捉えていただければと思います。

最後に...この記事を最後まで読んでいただいた方、推奨馬の素質を高く評価している方などなど、是非いいねとリポストしていただけるととても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。今年もクラシックを楽しんでいきましょう🙂‍↕️

ruis

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