ホワイトカラー観察記
あんまりにも投稿頻度が落ちているので、そろそろぼくが何を生業にしているかすらも読者に忘れられているころだろうから、ぼくの業務の内容を一寸前置きしておく。
まぁ、要はレンタルスペースの一種だ。
客に部屋を貸し出して、時間内はご自由に過ごしてくださいね~というお店、の下ッ働きをしているのが、ぼく。
漫画喫茶とか、カラオケとか、最近だと駅チカに貸し会議室なんてのもよく見かける。これらもいわゆるレンタルスペースの一種だが、ぼくの働くお店はこれらよりも、不潔かつ不衛生。
ウチにくる客の目的は、自慰。自らを慰むと書いて自慰。
所狭しと並んだ助平ェビデオのなかから自分の癖に合ったものを選び、個室に持ち込み…
””抜く””!
お部屋のレンタル料金は1時間550円。2時間1070円。3時間1630円です。
嗚呼。こんなんが商売になるとかね、これはもう、あれだよ。政府のせいだよ(唐突な政治批判)人口の都市部への一極集中。核家族化。晩婚化。少子化。名目賃金の低下。こんなんが続いたら国が持たないから、プロレタリア独裁を容認しちゃおう。人生は革命や!(ytbn)
こんなお店の中でレジ打ちをしたり、ビデオを片付けたり、男の白濁とした欲望の染みついたちり紙を処理したりするのがぼくの今のお仕事です。
前置きはこれで終わりです。
こんな汚ぇ店に来るのは、店と同じくらい汚くて不健康な人間だと、諸氏は思うであろう。その通りである。
当店の利用者の年齢層は40代以上、特に50代後半から60代前半くらいだと思われる人の層が厚い。皺ついた灰色の服を来た「如何にも」な客も当然多いが、黒色のスーツに身を包んだ、おそらく社会的な地位(だけ)はそこそこありそうな客も相当数いる。
さて、本題である。当記事は後者の「社会的な地位はありそうな50歳くらいのおっさん」についてボロックソに書き殴る。他の媒体では抑えているぼくの中の暴力的な一面を思う存分に押し出した記事になるので、苦手な人はブラウザバック、よろ。
あいつらさぁ、ぼくよりも給料貰ってるくせにこんな所に金落としてんじゃねえよ!
もっとさぁ、ほかに使い所はないんですかね??
ウチは平日の18時頃から来客数が増加する。
おそらく仕事が終わって退社した後、帰路にあるウチに寄るのであろう。
あいつら、日が昇ってる時は何してるんだろう。
営業ってやつなのかな。出先の企業に自社の製品を押し付けてるんだろうか。ちょっとだけ可哀想だな。雀の涙ほどの同情をするよ。
はたまた、中間管理職ってやつなのかな。ぼくはホワイトカラーじゃないのでどういうことをする役職なのかさっぱりわからないけど。
やっぱり窓際族って奴なのかな。そうであって欲しいな。こんな店に来る奴らにはお似合いの役職だよ、ケッ。
なんにせよ、ぼくよりも高給取りで、福利厚生がしっかりしてる職場で働いてるのは間違いない。そんな奴らの金の使い所が、オナニーって...
お前もエロゲとか買ってるだろって?
うるせぇバーカ、頓死しろ。
まぁ人の金の使い方なんて自由っちゃあ自由だけどさあ。ぼくがアルコールでストレス誤魔化しながら、傲慢な客を相手にして、糞とかザーメンを処理して、やっとの思いで手に入れた金を投資に回して、コツコツと貯蓄してる一方、ウチの客は戦後レジームが作り上げた社会のシステムに保護された企業で働いて、まぁ大変だとは思うけどそれなりのおちんt...お賃金を貰って「宵越しの金は持ねぇのさ」と言いながら(言ってない)自動販売機でボッタクリ飲料を買い、ヤリ部屋に入っていく。
そんなオキャクサマを毎日毎日毎日相手にしてて!気が狂わないわけがないだろう!!
そりゃあこんな読むにも値しない駄文も書きたくなるわ!!!
はぁはぁ
はぁ...
ごめん、ちょっと取り乱しちゃったね。
けど、キミに愚痴を聞いてもらったおかげで少し落ち着いたよ、ありがとう。
また、会ってくれる?
...うん、じゃあ一週間後、ここで会おうね。
---約束だよ
おい!!!そこのクソ客!!!
ゴミ箱に小便するんじゃねぇぇぇぇええ!!!
(完)