空桶大戦争#1~なお敗戦する模様~

今年の四月にカラオケボックスで働き始めました。
しかしぼくは馬鹿だった、そんな愚かな選択をするなんてね。

片田舎の街角にあるカラオケだったらほどほどに暇なのかもしれないが、現在僕が勤務しているのは愛と憎悪と金と人ッカスが溢れる川崎のカラオケだ。
およそ90ある部屋が埋まることも珍しくない。しかも奴らはボッタクリ飯とボッタクリ酒をばんばん注文してくる。おいおい、万年デフレ国家の日本で生まれ育ったんだったら飯と酒は店外で飲み食いしてきてくれ。スタッフの仕事を増やすな。

このブログの熱心な読者(いるのか知らないけど)は知っているだろうがぼくの前職はエロビデオ屋だ。個室ビデオ店というのが正式名称だが・・・
それと比べてどちらの方が働きやすかったかというと、少し悩む。

エロビデオ屋は平日も週末もさほど忙しさに差はない。客もいったん部屋に入れて仕舞えば大人しくしてくれる。ただ客層がむさッ苦しいおっさん(50代以上)ばっかりなので毎日奴らを見てると目が腐る(実際視力が落ちた)同僚もほとんどがぼくより20歳くらい年上の人なので一緒に働いていても遠慮することが多かった。ただスタッフ間の仲は結構よかったので人間関係でギスることはほぼなかった。

一方、カラオケボックスは客層もスタッフも年齢層が幅広い。綺麗なネーチャンもちょくちょくいるのでお目目に良い(実際視力が上がった)
自分と同年代の人が結構いるので彼らと軽口を叩きあいながら結構楽しく仕事ができる。仲のいい同僚が出来るなんてことはX年間働いてきて初めてなんでこれは結構嬉しい。
ただ最近職場の空気感がギスギスしてきているのを感じる。
気に食わない同僚のやらかしを店長に密告している人が結構いるらしい。ソ連かよ。もうちょっと人の失敗に寛大になろうや。ちなみにぼくは密告される側です^^(仕事中に酒飲んでるのがバレた)
あとメチャクチャ忙しいわりに時給が微妙だ。夜勤の時給が1500円なんだけど、それってエロビデオ屋の夜勤よりも少ないんだよね。

なので今月末にカラオケで働くの辞めます。
でも半年働いて面白い出来事が結構あったので何回かに分けて書いていきます。
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