【るいまま組】ラジオドラマ すべての編集が終わりました。ありがとうございました!
4/28にくりすと恵美さんに 「ラジオドラマがしたい」と話してから1ヶ月半。
5月の終わり、高松は自粛があけ、東京も落ち着きはじめ、6/19からは観光も徐々に戻ると聞くこの時期に、ラジオドラマも最終回を迎えます。
打ち合わせ、稽古、収録、編集、配信と続けてきた、リモートラジオドラマ「まちの風景」の10のお話。配信は、あと2回目ありますが、作業はひとまず終了。
日本中が得体のしれないコビット19に振り回され、いろんな情報が飛び交い、疑心暗鬼の日々。疑うことに疲れた果てているとき、
ごく普通のひとが、静かに、しかし希望ある日々を送る姿を、いろんなひとを巻き込みながら作る作業は、ほんとに楽しく、情報過多の世間にあって、無駄に振り回されることなく、意味ある時間となりました。
先々、2020年のこの日々を、悪い思い出だけにせずにすみ嬉しく思います。
動画は一切使わず、趣味のさんぽのときにスマホで写し、blogに載せていた写真と、かん氏のだらだら写真をイメージにして使ったので、
ほんとに、stayhomeのためにあるような活動でした。
こうして写真をみていると、高松は美しい街だと、改めて思います。
音楽班も 声優班も、ほんとにおつかれさまでした。どのひとも個性的で、愛すべきひとたち。書き手冥利につきます。
慶子先生、くりすには、マダム、まりこねさんを演じながら、音楽班として私の注文に素早くこたえてくれ、ふたりがいないと、たぶん単なる朗読番組になっていたと思います(そんなのしたくないのは、ご存知のとおり。笑)
いつもいつも、私の思いをくんでくれて、ありがとう♪
康秀くん、みっちが演じる、孝夫とまきこは、演じかたによれは突っ込みどころ満載のダメ中年なのに、ふたりの魅力のおかけで人気のふたりになりました。ありがとう。
奈美ちゃんの讃岐のねえさんは、間違いなく「いるね」。東谷でトロンボーンの録音した甲斐があるよ。
陽子ちゃんの「大家さん」は品よく優しく、人柄が表れていました。
ぴよの「不動産屋さん」は、声がよく通りハキハキしてて気が利く働きもの。みぃくんが、ぴよの声はマイクによくのる声だと言っていたのを思い出したよ。
中俣先生の演技力は、わかってはいましたが、最後の最後、正に気のいい豆屋のマスターを見事に作ってくださり、ありがとうございました。
一発OKは、疲れがでていた私へのギフトでした。
灰色猫は、その存在こそが、この物語のキーで、中條さんの丸い声質が灰色さんそのものでした。
この物語のために、心のなかにある思いを楽曲にして演奏くださった木村さん。ピンと弦が弾かれる張りつめた音にハッとするばかりでした。
じろー。エピローグを聴いたとき、どうしても使いたくなり、突然「この曲ちょうだい」といったのに快諾してくれて、ありがとう。
陽子ちゃん、どの音楽をあててもなかなか決まらない9話の最後、たまたま観ていた2016の真夏の夜の夢の二胡に助けられました。
松本力さんアレンジの「わ・は・は」を最後に登場させるのは、この物語を書きはじめたときから決めていました。
癌が見つかった年のクリスマス、ちゃんと治療し博多にレコーディングにくるように。これはミッションですと音源を送ってくださったことが、どれほど大きな力になったかわかりません。
そして、なにより、恵美さんには脇をしっかり固めていただき、なんとお礼を言えばいいでしょう。
最終回は恵美さんでなければできない圧巻の演技。
女にしておくのはもったいないけど、次は恵美さんに色気ある女もやってもらいたい思いが首をもたげています。
いおす、みのさん、太田さんと、もう直接話すことはできないけれど、るいまま組を愛してくれたひとたちも巻き込み作った、リモートラジオドラマ。
ちょうど、石あかりsidetripと、同じだけ時間がかかりました。
来年こそは、リアルな稽古と本番ができますように。
2020.6.8 るいまま
■リモートラジオドラマ「まちの風景」こちらから。
http://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1193095.html