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歎異抄 メモ



【歎異抄 メモ】

倉田百三関連のページをいろいろ読んでいて、百三が子どもの頃読みふけっていた「歎異抄」の

「善人なほもつて往生をとぐ。いはんや悪人をや」

の解釈に、解りやすく面白いのがあったのでメモ。

自分が善人、自分が正義なんて思ってるひとに出会うたび、胡散臭いやつだなと思う 捻くれものとしては、うひひの解釈(笑)

がしかし、仏の教えを熟知していないものは「歎異抄」をよんではならぬと言われているくらい、この書は簡単にかたってはいかんのだよと、悪人たる自分には言い聞かす。


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「歎異抄」の中で最も有名な一節、「善人なほもつて往生をとぐ。いはんや悪人をや」。

普通に考えれば「悪人でさえ往生するのだから、まして善人はいうまでもない」というのが筋のはずだが、

親鸞は「善人よりも悪人こそが救われる」と論理を逆転させる。有名な「悪人正機説」だ。

ここでいう「善人」が「自力で修めた善によって往生しようとする人」を意味することに注目する必要がある。

そこには「仏の目からみれば全てが悪人であるのに、自分自身は善人であると思っている傲慢さはどうなのか」という親鸞の問いがある。

https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/53_tannisyou/index.html#:~:text=%E3%80%8C%E6%AD%8E%E7%95%B0%E6%8A%84%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7,%E3%81%A8%E8%AB%96%E7%90%86%E3%82%92%E9%80%86%E8%BB%A2%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%80%82

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