2/9 諦めず生き抜くこと
【心を折るな】
2/9 goodmorning
2月9日は #手塚治虫 の忌日。亡くなったとき、まだ60歳。
最後の言葉は「頼むから、仕事をさせてくれ」だったそうで、だれも手塚治虫にスキルス癌であることは伝えていなかったというけれど、きっと本人は知っていただろうと思う。
手塚治虫は父と同世代。戦前に裕福な家の長男にうまれ不条理な戦争に翻弄され、日本が大きく変化するときに戦うように仕事をしていた。
60歳になり、手塚治虫も父も、まだまだ仕事をしたいと言いながら亡くなっていくが、父も私たちがついていた「治る」という嘘などお見通しであったことは、のちのち気づく。
死への覚悟と抗いは、相対するもののように思うが、亡くなるその日まで諦めず生き抜くということだ。
先に気持ちが折れてしまっては、小さな光さえも見えなくなってしまう。
少年時代を戦中に過ごし、戦後、無意味な死に問題意識をもったひとたちは、折れない心で未来に向かったと、私は思っている。
男が外で働き女が守るが当たり前の時代だったから、あんまり家族団らんの時間がない家庭だったが、父と一緒によく観た #ジャングル大帝 の思い出は多い。
あの音楽を聴くと今でもワクワクする。