世界で広がる「デジタルノマド」とは?デジタルノマドの3タイプとノマド初心者の三大職種など
パソコン1台で、場所や時間に縛られず旅をしながら仕事する。旅と仕事を両立したい、と思う人も多いと思います。「デジタルノマド」なら実現します。
本記事では、デジタルノマドのメリットや向いている職種、実現のための最短ロードマップについて、ノマド歴10年で働きながら約100ヶ国を訪れたルイス前田が解説します。
デジタルノマドになる為に何をすべきかがわかるので、この記事を読んだら行動するだけ。場所に縛られず、旅と仕事を両立するライフスタイルを実現できます。
デジタルノマドとは
ノマドとは
「ノマド(Nomad)」の語源は「遊牧民」「流浪の民」です。現代では元の意味から派生し定住せずに場所を移動しながら生活する人々のことを指して「ノマド」や「ノマドワーカー」と呼びます。
ノマドと聞くと、WebライターやWebデザイナーのようなフリーランスをイメージするかもしれません。しかし、語源のとおりノマドは「場所に縛られずに、さまざまな場所で生活しながら働くライフスタイルを持つ人」を指すので、実際はフリーランス以外にも、会社員や経営者など、さまざまな働き方の人がいます。
デジタルノマドとは
「デジタルノマド」はデジタルワーク+ノマドの造語で、デジタルワークをしながら場所に縛られずに生活する人を指します。いうならば、現代版ノマドです。
ITスキルを活用し、パソコンやスマホ1台で仕事を行い、場所に縛られずに生活します。
その為、仕事をしながら、国内外問わず自由に自分の行きたい場所へ行くことができます。
オフィスや職場に出勤することがないため、仕事上でのコミュニケーションもオンラインで完結しています。ZoomやSlack、GoogleMeetなどオンラインのコミュニケーションツールを使い、クライアントや上司、チームのメンバーと連携をし仕事を進めます。
デジタルノマドとリモートワーカーの違い
デジタルノマドとリモートワーカーは、似ている用語ですが意味が異なります。デジタルノマドはITを活用しデジタルワークをしながら場所に縛られずに生活する人を指しますが、リモートワーカーはもう少し広い意味を持ちます。
リモートワーカーとは、遠隔の場所で仕事をする人たち全般を意味します。リモートワーカーが意味する働き方の中には、会社ではなく自宅で仕事をする「在宅ワーカー」や「デジタルノマド」などが含まれるイメージです。
デジタルノマドの3タイプ
デジタルノマドの種類は大きく分けて3つあります。
1. 旅行型デジタルノマド
旅行型デジタルノマドは、1つの住処に長く留まらず、ホテルやホステル、Airbnbなどに滞在して、短期間で暮らす場所を変えながら生活する人たちです。
いわゆる「デジタルノマド」というと皆さんが思い浮かべるのがこの点在型デジタルノマドです。
本人たちも自分のことをデジタルノマドと呼び、年齢層はミレニアル世代・Z世代が中心です。
2. 出張型デジタルノマド
出張型デジタルノマドは、旅好きな会社員の方が多いです。出張先で仕事をして、空いた時間で観光も楽しみます。バケーション先で働く「ワーケーション」も出張型に含まれます。
旅行型デジタルノマドほど常に移動を繰り返しておらず日本に自宅などの拠点を持っています。
3. 移住型デジタルノマド
数ヶ月〜1年単位の長期滞在、または拠点を完全に変える「移住」をして暮らす人たちを移住型デジタルノマドと呼びます
移住型の人たちは自分のことを「デジタルノマド」とは言わない傾向があり金銭的に余裕のある裕福な人が多く、家族と一緒に移住しているケースも多いです。また、平均年齢も他の点在型や出張型より2つよりやや高く、年金移住者も移住型デジタルノマドに含まれます。
3種類のデジタルノマド
日本におけるデジタルノマドのイメージは、旅行型デジタルノマドが多く、この記事における「デジタルノマド」とは旅行型デジタルノマドを想定しています。
筆者も旅行型デジタルノマドで、現在は南フランスのリゾート地ニースに1週間ほど滞在して、次はイタリアに移動する予定です。
デジタルノマドのメリット
場所に縛られない
デジタルノマドの最大のメリットは、時間に縛られないことです。自分の好きな場所、好きな国で暮らすことができます。
海の綺麗な場所で過ごしたい、花粉症がない場所で生活したい、寒いのが苦手だから1年中暖かい場所で暮らしたいなど、自分にとってベストな生活環境を選べます。
また、都市圏で会社員をしている人にとっては、デジタルノマドを実現することで、満員電車を使った通勤がなくなり、幸福度があがります。筆者的には満員電車を回避できるのが一番嬉しかったです。
人間関係での悩みが減る
2つ目のメリットは人間関係です。職場や会社に行かなくなるので、同僚や上司などと人間関係を作る機会がほとんどありません。
その為、人間関係でのトラブルや心労はかなり減ります。地元や近所の集まりや親戚付き合いなども減るので、人間関係はかなりコンパクトになります。
一方で、友人の結婚式や同僚との飲み会などの場に参加することは難しくなるので、友人と会って、密にコミュニケーションを取りたい人は、あまり向いていないかもしれません。寂しい人は、すごく寂しくなりそう。
生活に飽きにくくなる
3つ目のメリットは、生活に飽きないことです。日々環境が変わり、新しい場所で新しい人々に出会い、新しい文化に触れるので、同じ毎日の繰り返しで退屈する暇はありません。
筆者はこれまで約100ヶ国に訪れましたが、まだまだ飽きていません!
世界にあるすべての国を訪れるため、196ヶ国制覇を目指してノマドを続けています。
デジタルノマドのデメリット
孤独を感じやすい
デジタルノマドは人間関係がコンパクトになり悩みが減る一方で、友人や同僚と頻繁に会うことなどは難しいため、孤独を感じやすくなります。
また、デジタルノマドの多くは独身で、ひとりでで旅をしていると、全く会話をしない日もザラにあります。
筆者がタイのバンコクでデジタルノマドをしていた際はノマドの友人もおらず、1日で発した言葉がカフェの店員への「アイスコーヒー・プリーズ」のみ、なんて日もありました。
時差がしんどい
海外で生活をするデジタルノマドにとっては、時差は大きな悩みとなります。
例えば筆者が今滞在しているフランスのニースは日本との時差が8時間あります。
そのため、日本時間の15時はフランス時間の23時となり、夜遅めの打ち合わせがどうしても増えます。
できる限りの工夫を重ねて大きな負担にならないように対応していますが、どれほどIT技術が進化しても、時差の存在をなくすことはできません。
体調を崩しやすい
様々な国や場所を移動し、暮らす場所が変わると、気温や天気などの環境が変わり、あまりにも大きく変化すると体調を崩すこともあります。
筆者は南極クルーズに参加する為、ブラジル→アルゼンチン→南極クルーズと移動したのですが、ブラジルは気温36℃、対して南極は氷点下で、しっかり風邪を引きました。
ただし、体調を崩しそうな予感がしたらスケジュールを柔軟に変更できるのはデジタルノマドの強みです。
短期の海外旅行のように日程が限られていないので、体調が回復するまで1つの国に滞在したり、スケジュールを変更したりと。自分のペースで休むことができます。
デジタルノマドに向いている人
無理をしない人
デジタルノマドは、拠点を変えて移動し、日々新しい環境で生活するため、自分の体調を見極めて、必要な時はしっかり休むことが重要です。
例えば、暑い国へ行くときはエアコンのある部屋を予約しよう、体調が悪い時は早めに薬を飲もう、移動で疲れているから早めに寝ようなど。どこにいても、いつも通りの仕事ができるように環境を整えられる人がデジタルノマドに向いています。
出会いを楽しめる人
デジタルノマドをしていると、新しい人と出会う機会が増えます。
新しい人と会話することが好きな人、コミュニケーションを楽しめる人は、デジタルノマドに向いています。
ちなみに、デジタルノマドたちは、人付き合いに対して過剰に踏み込まず、適度な距離感を保って接する人が多いです。
時間や場所に縛られないで暮らすデジタルノマドの特性上、同じ空間で過ごす時間は短いため、良くも悪くも人間関係はあっさりとしています。
ひとりの時間が好きな人
筆者の著書「海外ノマド入門」で100人のデジタルノマドにアンケートを取ったところ、73%が未婚で独身でした。
特に新しい場所を訪れた直後や移動中は、ひとりで過ごす時間が長いです。ひとりで進められる趣味があるとか、ひとりでいることが苦にならない人はデジタルノマドに向いています。
友達や家族と同じ空間にはいないけれど、LINEや電話など必要最低限な時に連絡が取れれば問題ないという人は、自分の時間を楽しみながら暮らすことができるでしょう。
デジタルノマドに向いていない人
暮らしや仕事の安定を大切にする人
逆にデジタルノマドに向いていない人は「安定を求める人」です。
デジタルノマドは常に新しい場所、新しい環境で暮らし、変化や刺激に富んだ生活をしています。毎日同じ場所で、同じルーティンで暮らすことはほぼありません。
いつもの環境が無いとしんどい人はデジタルノマドに向いていません。
治療が必要な持病がある人
デジタルノマドは、頻繁に滞在する場所を変えている為、何かあった際にすぐにかかりつけの病院へ行くことができません。
そのため、医師と相談した上で持病や健康の問題が解決しない場合は、デジタルノマドのような生活環境の変化への適応が難しいかもしれません。
オフラインの仕事がしたい人
同じ空間にいて仕事をすることを大切にしている人、対面で会って仕事をすることにこだわりがある人も、デジタルノマドには向いていません。
デジタルノマドは基本的には滞在先のホテルやコワーキングスペース、カフェなどで仕事をします。会社やオフィスなど決まった場所へは出勤しません。
自分のやりたい仕事がオフライン中心の場合、例えば大工や農業などは遠隔での仕事が難しいためデジタルノマド向きではないと言えます。
デジタルノマドの一歩目に向いている三大職種
場所や時間に縛られずに働くデジタルノマドにとって、リモートワークや在宅ワークができる職種であれば何でも収入源にできます。
筆者は、Webライターや動画編集、マーケターや海外ノマド体験「ノマドニア」の運営など、現在10種類の仕事をしています。
さまざまな視点でおすすめの職種がありますが、今回はデジタルノマドの一歩目におすすめな職種を3つご紹介します。
Webライター系の職種
・SEOライター
・トラベルライター
・テクニカルライター
・YouTube放送作家
など
Webライターは、インターネット上に掲載する文章や記事を執筆する仕事です。
日本で育ち普段から当たり前のように「日本語を書く」ことに慣れているので、仕事の内容をイメージしやすく、新人デジタルノマドの登竜門になっています。
ライティングのスキルはSNSの発信、資料の作成、仕事獲得の営業提案文など他の業務でも活かされます。その為、ライターにならなくてもライティングを学んでおいて損はありません。
動画編集系の職種
・YouTube動画編集者
・ショート動画編集者
・動画教材の編集者
など
動画編集者は、動画素材の不要な部分を削ったり、BGMや字幕、エフェクトを加えて映像を完成させる仕事です。YouTubeやInstagram、TikTokなどが盛り上がるにつれて動画編集者の需要も高まっています。
ライターと動画編集者の大きな違いは「仕事の幅」です。動画編集の場合、撮影された動画素材を使って、決められたルールやマニュアルに沿って仕事を進めます。仕事の幅は素材から用意するライターよりも狭くなります。
ルールを守って、組織で仕事を経験したことがある人は違和感なく取り組める職種です。
また、動画素材のダウンロードと完成品のアップロードのタイミングを除いて、インターネット環境がなくても自分のパソコン上だけで仕事が進められるのも大きなメリットです。
どんな職種でもいいからデジタルノマドをはじめてみたい!という方には、動画編集をおすすめします。
SNS運用代行系の職種
・X(旧Twitter)運用代行
・Instagram運用代行
・TikTok運用代行
など
SNS運用代行は、企業が所有するX(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNSアカウントを運用し、商品やサービスの販促、情報を発信する仕事です。普段からSNSを使う人であれば、日常から得た知見をそのまま仕事に活かすことができるのが強みです。
最近では、Instagram運用の需要が高まっており、画像作成やキャプション作成、ショート動画の編集など、自分のアイデアや創造性を発揮して仕事をすることができます。
デザイナー志向の方によく選ばれる職種です。
Webライター系、動画編集系、業務代行系について職種ごとの詳細を知りたい方は下記の記事からご覧ください
初心者におすすめノマドワークの共通点
最初のインプットが比較的少ない
デジタルノマドの第一歩に向いている職種として紹介したWebライター、動画編集、SNS運用代行、3つの職種に共通するのは、他の職種に比べて最初にインプットするものが比較的少ない点です。
特にWebライターや動画編集はマニュアルがしっかりと決められており、それに沿って作業を行えば未経験でも成果物を納品することができます。
逆に、WebエンジニアやWebデザイナーといった職種は自由度が高い分、覚えることが多く、最初の1円を稼ぐまでに時間がかかります。
インプットが多いものを1つ目の仕事にしてしまうと、勉強時間が長くなり、収入を得る時間が遅くなり、黒字になるのが遅くなります。銀行の預金残高が減っていくのを眺めるのは誰にとっても辛いでしょうから、最初のノマドワークは多く稼げることよりも早く稼げることを優先してください。
仕事の中身がわかりやすい
デジタルマーケターや業務代行(オンライン秘書、オンライン経理など)の仕事はクライアントによって業務内容が大きく変わります。
しかし、Webライター、動画編集、SNS運用代行はアウトプットするものが明確なので、仕事として取り組むイメージが持ちやすいのが強みです。
Webライターなら、Webメディアやネットニュースを読んでいればイメージがつきますし、動画編集はYouTube、SNS運用代行はInstaramやX(旧Twitter)で日常的に目にしているものを作る仕事です。
成果物が分かりやすければ、学習と仕事を迷わずに進められるため、最初のノマドワークは「仕事内容の明確さ」を重視してください。
デジタルノマドを楽しく継続できる人の特徴
デジタルノマドとしての収入が生活費を超えて黒字になったら、飽きるまで旅と仕事を両立して暮らすことができます。
その上で、デジタルノマドを無理なく楽しく継続できる人の特徴を見つけました。
複数の職種を持っている
複数の職種から収入を得ていると、時代の変化や自分自身のライフスタイルの変化にあわせて、仕事量を調整できるので働き方が柔軟になります。
会社員やフリーランスなどの働き方に関わらず、収入源が1つしかないと、仕事を減らしたい!辞めたい!と思った瞬間も生活のために我慢するしかありません。
場所や時間に縛られずに生活するためには、何にも依存しないのではなく「依存先を増やすこと」が大切です。
理屈は分かった!でも、どうやって?と感じたら、日本で唯一の複業実現コミュニティ「スラッシュワーカーズ」へ。未経験からでも1人10職を目指し行動し続ける仲間と共に頑張れます。
共感できる仲間がいる
デジタルノマドという生き方は、決まった場所で暮らす生き方よりも孤独です。すぐにオフラインで会える家族や友達が近くにいません。
また、1人では頑張れないことも頼れる仲間がいた方が頑張れる。継続できるので、追い込まれずに楽しくデジタルノマド生活を過ごすことができます。
デジタルノマドたちはオフラインの繋がりはなくても、仲間たちとオンラインのコミュニティで関わって助け合い、励ましあっています。
デジタルノマドを続けて、他のノマドたちとの関係を築けば自然と人脈は広がっていきます。
同じ目標を持ったデジタルノマドをSNSでフォローしたり、デジタルノマドたちがいるコミュニティに所属すれば、自分が踏み出す前から仲間たちとの繋がりを作ることができます。
ひとまず、デジタルノマドの1人として筆者(ルイス前田)のことをフォローしてみてはいかがでしょうか!
・X(旧Twitter)
・Instagram
・YouTube
生活水準があまり高くない
デジタルノマドを楽しく長く続けるならば、滞在先に全てを求めない、理想を高く持ちすぎないことも大切です。
例えば、物価は安いけど食生活が日本ほど豊かではない国だったり、お店も多く便利だけど渋滞が酷かったり、国によって違いがあります。
日本人にとっての日本は非常にバランスの取れた良い国で、日本以上の国を求めて滞在先を探してしまうと、デジタルノマドを実現するまでのハードルが劇的に上がります。
また、理想の生活を維持するためには生活費が激増することもあります。こうなると、デジタルノマドを継続するのは大変です。
デジタルノマド実現の最短ロードマップ
デジタルノマドについての解説は以上です。ここからは「よし、じゃあデジタルノマドを目指すぞ!」とワクワクしたあなたが迷子にならないようにデジタルノマドを実現するための「最短ロードマップ」をお伝えします。
デジタルノマドを志した瞬間にはじめること
まずは、貯金です。デジタルノマドになるための準備期間を確保するために貯金してください。半年~1年分は無収入でも生活できる貯金があればOKです。
日本だと、都内に住んでいる場合の月の生活費は毎月20万円なので、
20万円×6ヶ月=120万円あれば、半年は生活できます。1年分なら240万円です。
一方で、東ヨーロッパにあるノマドの聖地「ジョージア」なら、月の生活費は執筆時点で7万円〜なので、7万円×6ヶ月=42万円がで半年分の生活費です1年分でも84万円で済みます。
日本で暮らし続けると、生活費が高いため十分な金額を貯めるまでに時間がかかってしまいますが、ジョージアなどの日本より物価が安い国へ移動すれば、より早くデジタルノマド実現への道を進められます。
日本より物価の安い国に移住する
半年分の生活費が貯金できたら、次に仕事を辞めて海外へ移住します。生活費が安いほど、貯金を使って長く生活できるので、まずは月10万円以下で暮らせる国を探し、移住するのが最短ロードマップのポイントです。
参考までに執筆時点での生活費をご紹介します。
ジョージア:7万円/月〜
バリ島:8万円/月〜
チェンマイ:9万円/月〜
また、必要な生活費が少なければ、黒字までにかかる期間を短縮できます。毎月20万円が必要な日本に比べて、7万円で暮らせるジョージアなら3分の1の金額で黒字達成です。
夢中になれそうなノマドワークを見つける
生活費を稼ぐためのノマドワークは「夢中になれそうか」で決めてください。
「おすすめされた仕事だから」「これから需要が伸びる仕事だから」のような外的要因よりも「自分が夢中になれるか」の方がはるかに重要です。
夢中になれる仕事なら、スキルアップもアウトプットも苦になりません。ちなみに、夢中になれそうな仕事を見つけるためには「やってみる」しかありません。やってみる期間を長く確保するために生活費が抑えられる国に移住しました。
黒字になるまで帰国しない
夢中になれる仕事が見つかったら、あとは黒字になるまで粘り強くがんばってください。
例ジョージアなら7万円、バリなら8万円が最初の目標です。ここで諦めて帰国してしまうと、元の環境に戻ってしまいます。人間は環境の生き物なので「海外で黒字になるまで帰国しない」ことが大切です。ほんとに。
筆者が知っているノマドたちは遅くとも半年あれば黒字を達成しています。早い人は2~3ヶ月ほどです。
ちなみにノマドニア卒業生の最短記録は1ヶ月。1日12時間がんばっていました。どれだけ本気になるかで黒字までの期間は変わります
環境を変えずに、自分の意思だけでデジタルノマドになることはかなり大変です。海外であれば同じ境遇のノマドを見つけることは簡単なので、自分ひとりでがんばらずに環境を活用しましょう。
黒字になったら、気になる国に移動する
収入が生活費を上回った!黒字にできた!という方。おめでとうございます!デジタルノマド達成です!
これで、周りの人たちもあなたのことをデジタルノマドとして扱います。ノマドであることが日常なので、日本に帰国しても大丈夫です。
これまで生活費を理由に諦めていた場所にも挑戦できます。これまでの滞在地が気に入っていれば、生活費を抑えたまま収入を伸ばして貯金を増やすことも。仕事の量を増やさずに周辺の国に遊びに行ったり、趣味を充実させることもできるようになりました。
自分が心地良いデジタルノマド生活をお楽しみください!ロードマップは達成です。
デジタルノマドになるには「体験」が大切
場所に縛られずに暮らす「デジタルノマド」についてご紹介しました!
デジタルノマドを実現するロードマップは貯金する→生活費の安い国へ移住する→夢中になれる仕事を見つける→黒字になるまで帰国しない、でした。
夢中になれそうな仕事を見つける方法は、自分で手を動かして体験するしかありません。
体験と言われても、どうすればいいかピンとこない人は1ヶ月で10種類のノマドワークを体験できる海外ノマド体験「ノマドニア」へ。
デジタルノマドの第一歩を踏み出す人たちにとって暮らしやすい世界6都市で開催される職業体験のプログラムです。
ノマドも、仕事もやってみないとわからない。なら、ノマドニアでやってみましょう。