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知っておくべき海外移住「ビザ」の基礎知識を解説

海外移住を考える際、避けては通れないのが「ビザの問題」です。日本人にとってなじみの薄いビザですが、実は海外移住の最大のハードルとも言えます。

この記事では、海外移住経験者の視点から、ビザの基礎知識から具体的な取得方法まで、詳しく解説していきます。


この記事はスラッシュワーカーズ編集部が執筆しています!

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ビザの基礎知識

ビザって何?知っておきたい基本のキホン

ビザとは、その国に滞在するための許可証のようなものです。観光や就労など、滞在目的によって必要なビザが異なります。

多くの人が住民票のようなものと勘違いしがちですが、ビザは「その国での滞在を認める許可」を示すものです。ビザには必ず期限が設定されており、その期限を超えて滞在することは法律違反となります。

たとえお金があっても、仕事が順調でも、ビザの期限が切れれば出国しなければならないのです。


日本人の特権!visa-free国が多い理由

日本のパスポートは、世界でもトップクラスの渡航自由度を誇ります。多くの国で観光目的の短期滞在なら、ビザなしで入国できる特権があります。

例えば、ジョージアでは365日、ペルーやメキシコでは約180日の滞在が可能です。このような特権は、日本の経済力や国際的な信頼性の高さによるものです。

しかし、これはあくまでも観光目的の短期滞在に限られ、長期滞在や就労となると、やはりビザの取得が必要になります。


移住に必要なビザの種類

移住目的でのビザは、大きく分けて就労ビザ、学生ビザ、投資ビザ、リタイアメントビザです。それぞれのビザには異なる条件や必要書類が設定されています。

就労ビザは現地での雇用が必要で、多くの場合、雇用主からの支援が必要となります。学生ビザは語学学校や大学への入学が条件となり、一定額の資金証明が求められるビザです。

投資ビザは、その国での事業立ち上げや不動産購入などが条件となり、かなりの資金が必要となります。


おすすめのビザ制度

30歳以下必見!ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザは、30歳以下の若者に特別に与えられる特権的な制度です。休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行滞在資金を補うための就労が認められる、非常に魅力的なビザです。

現在、日本は30カ国とワーキングホリデー協定を結んでおり、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの人気国への渡航が可能となります。さらに、ヨーロッパではフランス、ドイツ、イギリス、アイルランドなども人気の渡航先となっています。

就労が認められるだけでなく、1年から2年の長期滞在が可能なこのビザは、海外移住の入り口として最適です。


ワーキングホリデービザの魅力

一般的なビザと比べて、ワーキングホリデービザには多くの特徴があります。まず、取得のための審査が比較的緩やかで、特別な資格や技能を証明する必要がありません

現地での就労が認められているため、滞在中に合法的に収入を得ることができます。ただし、就労は必須ではなく、純粋な休暇目的での利用も可能です。

また、多くの国で1年以上の長期滞在が認められており、じっくりと現地の生活を体験できます。


注目のデジタルノマドビザ

デジタルノマドビザは、リモートワーカー向けの新しいビザプログラムです。従来の投資型ビザやリタイア型ビザに比べて、比較的条件が緩く取得しやすいのが特徴となります。

特にヨーロッパ諸国で導入が進んでおり、スペイン、ポルトガル、マルタなどの人気国で取得可能です。このビザの最大の特徴は、現地での就労ではなく、オンラインでの仕事が認められている点です。

そのため、フリーランスやリモートワーカーにとって、理想的なビザオプションとなっています。


デジタルノマドビザが取得できる国々

ヨーロッパ地域

アイスランド、スペイン、ハンガリー、ポルトガルなど、多くのヨーロッパ諸国がデジタルノマドビザの取得が可能です。特にスペインのデジタルノマドビザは、2024年から開始され、大きな注目を集めています。

ポルトガルやマルタのビザも人気があり、EU圏内での自由な移動が可能という利点が特徴です。また、生活費の比較的安い東欧諸国でもデジタルノマドビザの導入が進んでいます。


カリブ海地域

バルバドス、バハマ、ドミニカなどのカリブ海諸国も、デジタルノマドビザを積極的に導入しています。特にアメリカからのアクセスが良好なため、欧米のデジタルノマドに人気な国です。

これらの国々は、美しいビーチリゾートと快適な気候が魅力で、ワーケーションに最適な環境を提供しています。多くの国で英語が通用するため、言語面での障壁も比較的低いのが特徴です。


アジア地域

韓国、タイ、台湾、ドバイなど、アジアでもデジタルノマドビザの導入が進んでいます。特に韓国のデジタルノマドビザは、アジアのハブとしての位置づけから注目を集めています。

タイも2024年7月から新しいデジタルノマドビザを導入し、東南アジアでの長期滞在がより容易になりました。日本からの地理的な近さと、比較的リーズナブルな生活費も魅力となっています。


ビザ取得時の注意点

早期の情報収集が重要

デジタルノマドビザは比較的新しい制度のため、情報が限られています。特に2023年から2024年にかけて新設されたビザも多く、最新の情報を収集することが重要です。

各国の大使館やオフィシャルウェブサイトを定期的にチェックし、最新の要件や申請手続きを確認しましょう。SNSやブログの情報は必ずしも正確ではないため、公式情報との照合が必要です。


所得要件と必要書類

デジタルノマドビザには、通常、最低所得要件が設定されています。国によって金額は異なりますが、安定した収入源があることを証明する必要があります。

また、健康保険の加入や、犯罪歴証明書の提出が求められることも多いです。これらの書類の準備には時間がかかるため、余裕を持った計画が必要です。


条件の変更に要注意

人気のビザプログラムは、突然条件が厳格化されることがあります。例えばマルタのデジタルノマドビザは、人気が集中したことで条件が厳しくなった例があります。

興味のある国のビザが見つかった場合は、できるだけ早めに申請することがお勧めです。条件緩和よりも条件厳格化の方が多い傾向にあるため、チャンスを逃さないことが重要です。


ビザ期限と延長手続き

ビザには必ず期限があり、多くの場合6ヶ月から1年程度となります。延長が可能な場合でも、事前の手続きが必要となります。

特に、延長申請は期限切れの数ヶ月前から始める必要があるケースが多いです。期限切れ後の滞在は深刻な法的問題につながるため、慎重な管理が必要です。


まとめ:ビザ取得のコツは「正しい知識と準備」に

海外移住のビザ取得は、一見ハードルが高く見えますが、正しい知識と準備があれば十分に実現可能です。30歳以下の方はワーキングホリデービザ、リモートワーカーの方はデジタルノマドビザなど、自分の状況に合ったビザを選択することが重要となります。

早めの情報収集と、条件が厳格化される前の申請を心がけることで、スムーズなビザ取得が可能になります。また、一度取得したビザを最大限活用するためにも、現地の法律や規則をしっかりと理解しておくことが大切です。

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