ブロール視点で見る! アルケミー:ダスクモーン

みなさんこんにちは。
バーチャルプレインズウォーカーの重寝 累花です。

ダスクモーンのリリースからまだ間もないですが、恐怖に慣れることをダスクモーンは待ってくれません。
アルケミー:ダスクモーンの登場です。

今回はダスクモーンに限らず、最近のアルケミーのカードプールを強く意識したセットになっています。
トカゲやカワウソといった動物の光霊が登場したり、強奪を持つカードが少数追加されています。
急に合唱や強奪という新メカニズムを持ち出したり、第11のおとぎ話アーキタイプ3匹の子豚を作り出したのと同じものとは思えません

裏向きのクリーチャーを参照するカードがやや多いものの、特定のメカニズムに依存せず様々な局面で使いどころのあるカードが多いです。
いくつかつまんで紹介していきましょう。

注目のカード

《想像された悪鬼、エスリミク》

今回の伝説枠その1。
他のクリーチャーをコントロールしていると攻撃もブロックもできませんが、統率領域に置いておける全体+1/+1修整です。
白単アグロ~ミッドの統率者としての採用が期待できますね。
序盤を除去に費やさなければならず、他にクリーチャーを出せていなくとも戦慄予示がついてきます。嬉しいですね。

《呑み込み早き学習者、エフィー》

今回の伝説枠その2。
生存しているとタップ状態のクリーチャーに+1/+1カウンターをばら撒き、さらにデッキから生存者を探します。

《ヤスペラの歩哨》や機体で即タップできれば一気に打点を引き上げられるハイパーマッスルトレーナー。
生存者は種類も少なく、エフィーより後に出して強い仕事をするかも選定基準になるのでどの程度採用するかは難しいところです。
《仮面の蛮人》ぐらいは入れておくとよいかも。

《モスライトの行列参加者》

エンチャント呪文に召集を与え、違和感によって《モスライトの行列参加者》を手札に創出します。
エンチャント限定のマナクリともいえます。
《収穫の手、サイシス》《巧妙な工作員、アリーラ》にどうぞ。
違和感によって創出したモスライトはターン終了時に墓地に送られてしまいますが、墓地に大量のクリーチャーを送り込むことができるともいえます。
落魄の得意な色ではないですが、軽量クリーチャーリアニなどで急に暴れることもできるかも。

《孤独の書斎》//《無限回廊》

攻撃時に限らない《ゴブリンの軍旗》と、自身の複写を手札に創出しながらクリーチャーに先制攻撃を付ける奇妙なカードの抱き合わせ。
マナがある限り(そして、MTGアリーナを破壊しない限りは!)延々と自身の複写を唱え続けられるというとてもユニークなカード。
違和感や星座をとにかく誘発させまくることができます。
《パラドックス装置》《全知》があれば真の無限回廊を作り出すことができますが、10枚並んだあたりでMTGアリーナが筋肉痛をひどい咳を起こし、しまいにはうわごと、ひきつけ、そしてクラッシュすると思われますので扱いには要注意。

《館合わせ》

今回のブロール特に注目枠。
クリーチャー1体をエンチャントに変えます。
青い《土牢》。もしくはより強くなった《星々とあるもの》

追放→エンチャント化して戦場に出すまでが一連の処理のため、相手の統率者を自分の場にエンチャントで固定するという、統率領域に返さない系の除去の中でも屈指のいやらしさ。
システム系統率者に対して撃てば相手のシナジーを機能不全にさせたうえで逆に利用することさえできるでしょう。
4マナと重めではありますが、青のクリーチャー確定除去としてみても十分破格です。

《深淵に潜むもの》

兆候を持ち、戦場に出るか攻撃するたびにカードを抽出し、さらにカードを抽出した時にその複写創出して予示します。
蛇足ですが遊戯王OCGにも《深淵に潜む者》というカードがあります。
あちらも水属性でいぶし銀な優秀カードですね。すき。

初見だと一瞬何言っているか分からない鏡のマジョリティアみたいなカードですが、実態は手札と盤面を同時に補充できるとても手堅いカードです。
単体でもやや悠長ながら確実なアドバンテージを獲得でき、《新たな知識の門》《シータワー地区への門》など他の抽出手段と組み合わせれば盤面にクリーチャーを供給できます。
自分ターン限定という制約はあるものの、複数枚抽出した場合もその分だけ創出予示ができるのでなかなか豪快。

《新緑の死者》

戦場に出たときに戦慄予示を行い、5マナで自身の複写を戦場に出すエンチャント。
ソーサリータイミング限定ですが余ったマナをクリーチャーに変換でき、増えるたびに戦慄予示の枚数が2体、3体……と増えていくため、いずれ対戦相手を押しつぶします。
20マナぐらい余ってるなら他の用途で勝ってそうな気もしますが、《ニクス咲きの古きもの》など過剰なマナを生み出すカードが入っているならおすすめです。

《金色の襲撃者》

攻撃時にパーマネントを生け贄に捧げることで、、相手のパーマネント1つとライブラリーのランダムなカードを追放してダメージを与えるトカゲ。
もっさりミッドレンジの多いブロールではライブラリ内の平均マナ総量も多くなる傾向があり、3~5点程度のダメージは見込めるでしょう。
タフネスは低めで相打ちしやすいので、マナクリから2ターン目展開もしやすいジャンドカラーでの採用が一番使いやすそうです。

おわりに

今回はアルケミー:ダスクモーンの注目カード紹介でした。

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それでは良い恐怖ライフを。

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