【狂気の公式供給】ヒスブロ初期デッキとはなんなのか
いくさ~いくさ~
!?
こんにちは。バーチャルPWの重寝 累花です。
イクサラン実装! 恐竜! 神! 発見されていく新たなコンボ! と浮き浮きしていたら、公式からヒスブロサプライズ供給が来て多元宇宙猫になっています。
イクサランの地下にはヒスブロが眠っていた……?
そもそも我々は何を配られたのか
執筆時点ではMTGアリーナニュース等での告知はないのですが、パッチノートにちょっぴり掲載があります。
https://mtgarena-support.wizards.com/hc/en-us/articles/20947756506260-Patch-Notes-2023-31-0
英語はさっぱりなのでgoogle翻訳とdeepLに頭を下げてきました。
英語版だとUIにもしっかり書いてますね。
確認したところ、日本語はもちろんフランス語やイタリア語、韓国語など英語以外の言語ではUIの表記が空白になってました。
本社のヒスブロ大好き人間がお酒の勢いで独断実装したのか?
サンプルデッキの種類・内容は先日(2023/11/7~11/9)に開催されたミッドウィーク・マジック「ブロール展覧会」で使用できたものと同一ですね。私の枕元にはセレズニアカラーのダニサを統率者に据えたデッキ「軽装甲」がプレゼントされました。
他の4つのデッキについてもレシピがプレゼントされていますが、持ってないカードがあるためWC消費を促すアイコンが出ています。
たまたまアリーナ版《統率の塔》を持ってなかったことで画像が参考例として分かりやすく機能してますね、そんなことある?
(11/21訂正)既存プレイヤー(既にカラーチャレンジを終えている人?)はデッキレシピのみでデッキ自体の配布は無いようです。
デッキの内容を編集することはできませんが、下の「複製」アイコンからデッキリストをコピーすることでマイ・デッキにコピーすることができます。
自分好みにチューニングしたい! という方はそちらから。
配布デッキについて
友好色2色で構築されたデッキ×5種類です。
詳細は個別記事で書くので今回はざっくりめで。
総評
どれも統率者を早期に出して、アドバンテージを稼ぎながら盤面を構築していこう! という意志を感じられるシンプルかつ分かりやすい作りになっています。
軽い除去や軽い打消しの枚数は少なく、《暗黒の儀式》のような一瞬でゲームレンジを変えるカードや《ドミナリアの英雄、テフェリー》のようなシナジー無視してただただ強いカードも殆どありません。
そのため、サンプルデッキ同士で戦うと互いに統率者の持ち味を活かしながらゲームをする展開になりやすいです……が、どのデッキもライフを詰めようとする意志は強め。
膠着してお互いカードを並べるだけという展開にはなりづらく、ライフと盤面を管理する、歯ごたえのあるゲームを楽しめるでしょう。
土地基盤はレア土地が無く、2色土地はタップインランドばかりです。
ただ、《秘儀の印鑑》や《旅人のガラクタ》などが入ってますし全体的に2~3マナ域がとても多い構成なので序盤全く動けない! ということは少ないと思われます。
あくまでサンプルデッキ同士程度のゲームレンジならという話なので、改造する場合は持ってるレア2色土地をタップインしすぎない程度に入れましょう。
ちなみにデッキによってレアの枚数にばらつきがあります。
青白の「閃光のごとき飛行」だけ露骨に少ないような気もしますが、クリーチャーの大半が飛行持ちで構成されてるのでその帳尻合わせでしょうか。
実際ミッドウィーク・マジックで遊んだ時にパワー差は感じませんでした。
「軽装甲」《新ベナリアの光、ダニサ》
墓地からオーラや装備品を唱えられる《新ベナリアの光、ダニサ》を統率者にした緑白のデッキです。
《きらきらするすべて》など強化系のオーラはもちろん、《ラガークによる拘禁》など平和な心系オーラが多数入っているのが特徴的ですね。
ブロッカーをどかし、ダニサをはじめとした主戦力が無理なく殴るための道筋を整えてライフレースを有利に進めましょう。
《サテュロスの道探し》など無理ない墓地肥やしや《ピレアス号の艦長、シオーナ》など目当てのカードを探す手段が低マナ域にいるのも嬉しいです。
一押しレアは強化したクリーチャーのみを残せる天秤系リセット《神聖なる報い》と、土地から出るマナが倍、全体+1/+1修整というスーパーエンジン《ミラーリの目覚め》。
「巻き添え被害」《災いの歌姫、ジュディス》
クリーチャーへの+1/+0修整と、自分のトークンでないクリーチャーが死亡すると好きなところに1点飛ばせる《災いの歌姫、ジュディス》を統率者にした赤黒のデッキです。
《教団の徴集兵》や《しつこい負け犬》など相打ち上等、なんならいい具合に死んだ方が美味しいクリーチャーをジュディスでバックアップし、積極的にアタックを仕掛けましょう。
《血の芸術家》や《処刑者の族長、ヴラーン》、《病的な日和見主義者》など死亡に反応するカードが場に出ると多少のことでは損をしない状況が出来上がります。
攻撃を通しても、ブロックして討ち取っても勝ちという詰みの状況を目指してゲームを進めていきたいですね。
一押しレアは死亡時に飛行機械をばら撒く《搭載歩行機械》と、当時は強かった懐かしのカード、1回死亡しても(なんならトークンが死亡しながら)帰ってくる《再燃するフェニックス》。
「閃光のごとき飛行」《エラントとジアーダ》
ライブラリの一番上から瞬速と飛行を持つカードを唱えられ、自身もまた瞬速と飛行を持つ《エラントとジアーダ》を統率者にした青白のデッキ。
入っているクリーチャーは殆ど瞬速と飛行、除去も《法魔道士の束縛》や《タミヨウの完成化》など瞬速持ちが多く入った徹底した造りです。
《執着的探訪》でさらにドローしたり、《順風》や《天穹の鷲》で全体強化をかけるなど、必ずしもエラントとジアーダだけに頼らない太いアドバンテージの稼ぎ方も持っています。
打消しこそ多くないですが、バウンスやタッパーを駆使して飛行クロックを通し続けるクロパめいた動きでスマートな勝利を目指しましょう。
一押しレアはこのデッキ最強クラスの初動《希望の源、ジアーダ》と、天使こそブリンクできませんがスタッツも優秀な《修復の天使》。
「脳みそォォォ」《ギサとゲラルフ》
出たときにライブラリを4枚切削し、各自分のターンに1度墓地からゾンビを唱えられる《ギサとゲラルフ》を統率者にした青黒のデッキです。
今回唯一の4マナ統率者で、僅差ですがデッキの平均マナコストも一番重いです。(平均3.3)
一概に遅いわけではなく《戦墓の隊長》、《死の男爵》、《呪われた者の王》といったロードで打点を引き上げることで素早く勝つプランも取ることができます。
それでも倒しきれなかったとき、除去されて上手くいかなかったときはギサとゲラルフの出番。墓地からゾンビを呼び起こし途切れない戦線を作り出します。
《二重屍》、《リトヤラの反射》のどちらかを引ければゾンビが倍になります。2体出てきて2体死亡できる。お得ですね。
おすすめレアはゾンビだから許されるとんでもサポート《二重屍》と、ボーナスシート収録、ノーコストサクリ台の《死体生まれのグリムグリン》。
「猛烈な突進」《ナクタムンの侍臣、サムト》
このターンに戦場に出たクリーチャーが対戦相手に戦闘ダメージを与えると1ドローできる《ナクタムンの侍臣、サムト》を統率者にした赤緑のデッキです。
自身や《ジンジャーブルート》といった軽くブロックされづらい速攻持ちを走らせ、手札を稼いだら今度は《突進するモンストロサウルス》、《星三脈の業火》のようなサイズの大きな速攻持ちを出して果敢に攻め立てます。
赤緑らしく、高マナ域は飛行を持つドラゴンやトランプルを持つ怪物たちが多いため多少ブロッカーを置いた程度では止まることは無いでしょう。
サイズがあと一押し足りないときも《活力の温泉》や《オーガの戦狩り》があれば攻撃の手を緩めることなく動けます。
1マナのマナクリも採用されているので、最速2ターン目からサムトを動かすこともできます。サムトはとても素早い。
おすすめレアはアモンケット産の本物ドラゴン、《栄光をもたらすもの》と、スタン現役時はぶいぶい言わせチャレンジャーデッキ未収録を嘆かれた《グレートヘンジ》。
ヒスブロでもよく使うカードなので、配られた人はぜひ使い倒しましょう。
サンプルデッキで遊ぼう
なんでもいい! とにかく遊ぶチャンスだ! という方はメニュー右側からヒストリック・ブロールを選んで遊びましょう。
ちなみにサンプルデッキはサンプルデッキでマッチするといったことは全くないので、なんか滅茶苦茶なことが書いてあるカードに蹂躙されても泣かないようにしましょう。
内部レートとか実はマッチング調整してるけど当たってないだけみたいな可能性は無くは無いですがよく分からないです。
おわりに
今回はヒストリック・ブロールサンプルデッキの紹介でした。
最後に、note以外の活動を紹介します。
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