【100枚ヒスブロ】ウィノータ最強リセマラランキング!!!
こんにちは。バーチャルPWの重寝 累花です。
100枚ヒストリック・ブロール祭り、楽しんでいるでしょうか?
Commander Weighting System(以下、重み付け)が正常に機能していることを理由に、《軍団のまとめ役、ウィノータ》(と、ゴロス)が解禁されました。100枚構築と共に新たな風が吹いています。
さっそく高・重み付け帯(ゴロス、5マナテフェリー、キナンetc)に分類されていますが、なかなか勝てたのでちょっと紹介したいと思います。
デッキレシピ
●マナカーブ順
●機能別
※100枚ハイランダーなのですごくリスト長いです。
統率者
1 軍団のまとめ役、ウィノータ (IKO) 216
デッキ
1 スレイベンの守護者、サリア (DKA) 24
1 光輝王の野心家 (ZNR) 24
1 徴税人 (RNA) 27
1 ベナリアの軍司令 (DAR) 6
1 イーオスのレインジャー (ALA) 21
1 練達の接合者 (M20) 29
1 無私の勇者、レナ (M19) 21
1 ピア・ナラー (KLR) 136
11 山 (ZNR) 277
1 戦闘の祝賀者 (AKR) 148
1 アングラスの匪賊 (XLN) 132
1 軍勢の切先、タージク (GRN) 204
1 刃の歴史家 (STX) 165
1 無傷のハクトス (THB) 218
15 平地 (ZNR) 267
1 精鋭呪文縛り (STX) 17
1 魅力的な王子 (ELD) 8
1 報奨密偵 (GRN) 2
1 ラバブリンクの冒険者 (IKO) 19
1 バスリの副官 (M21) 9
1 真火の隊長 (GRN) 209
1 ジンジャーブルート (ELD) 219
1 結晶の巨人 (IKO) 234
1 狡猾な相棒、ミラ (STX) 153
1 無私の救助犬 (M21) 36
1 命の恵みのアルセイド (THB) 1
1 急報 (M20) 34
1 アダントの先兵 (XLN) 1
1 悔恨する僧侶 (M19) 33
1 静寂をもたらすもの (ELD) 18
1 典雅な襲撃者 (HOU) 2
1 キンジャーリの陽光翼 (XLN) 19
1 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
1 傑士の神、レーデイン (KHM) 21
1 絞首された処刑人 (M20) 22
1 博覧会場の警備員 (KLR) 17
1 光明の繁殖蛾 (IKO) 21
1 永遠神オケチラ (WAR) 16
1 狂信的扇動者 (JMP) 315
1 スカークの探鉱者 (DAR) 144
1 ゴブリンの扇動者 (M19) 142
1 ずる賢いゴブリン (XLN) 174
1 厚顔の無法者、マグダ (KHM) 142
1 地揺すりのケンラ (AKR) 152
1 無法の猛竜 (M20) 150
1 アン一門の壊し屋 (AKR) 137
1 軍勢の戦親分 (GRN) 109
1 砕骨の巨人 (ELD) 115
1 炎の侍祭、チャンドラ (M20) 126
1 ドラゴンの餌 (JMP) 309
1 地獄乗り (JMP) 334
1 キランの真意号 (KLR) 242
1 霊気圏の収集艇 (KLR) 218
1 稲妻 (STA) 42
1 稲妻のらせん (STA) 62
1 剣を鍬に (STA) 10
1 秘儀の印鑑 (ELD) 331
1 守護像 (JMP) 467
1 カビーラの叩き伏せ (ZNR) 19
1 エメリアの呼び声 (ZNR) 12
1 黄金架のドラゴン (KHM) 139
1 凱旋の神殿 (M20) 257
1 引き裂き (STX) 225
1 神々の思し召し (STA) 7
1 セジーリの防護 (ZNR) 37
1 霊気装置の展示 (KLR) 30
1 感動的な眺望所 (KLR) 283
1 針縁の小道 (ZNR) 263
1 聖なる鋳造所 (GRN) 254
1 怒静の交錯 (STX) 266
1 断崖の避難所 (DAR) 239
1 ちらつき蛾の生息地 (2XM) 311
1 統率の塔 (ELD) 333
1 這い回るやせ地 (ZNR) 262
1 ギラプールの希望 (KLR) 243
リセマラランキング! 非人間カード編
と、いうわけでリセマラランキングその1です。
多種多様な生物を入れてはいますが、その中でもひときわ輝くクリーチャーたちを取りあげて紹介したいと思います。
Sランク
《無法の猛竜》
出てきた味方に2点飛ばすかわりにコストを(1)軽減する恐竜。
こいつを2ターン目に出すと、3ターン目にウィノータを出しながら1~2回の攻撃誘発を確保できます。まさに最速パターンの申し子。
ウィノータで出た人間には破壊不能がつくので、《精鋭呪文縛り》などタフ2以下の人間をめくっても問題がないのもオシャレポイント。
後続の非人間クリーチャーがほぼ展開できなくなる、ウィノータが《ショック》で落ちる瞬間が発生するなど多少のデメリットはあるものの、それを補うほどの速度感を持っています。
《軍勢の戦親分》
《急報》や《ドラゴンの餌》など、1枚で2体に分裂できるカードはもちろんウィノータと好相性です。
しかしこいつは3体以上に分裂する可能性もあり、一歩抜きんでたスペックを誇ります。
擬似的な速攻持ちでもあるので、全除去から立て直すカードとしても扱え、数を増やすという点では間違いなく最強の1枚です。
《炎の侍祭、チャンドラ》
通称3チャン。0能力で産み出す2体のエレメンタルは効率よくウィノータを誘発させ、《轟音のクラリオン》などの3マナ除去も気にせず動くことができます。
今回のリストでは《稲妻》などのスペルを若干数採用しているため、-2能力も意味を持っています。赤ダブルシンボルがやや重いですが、軸を少しだけずらした攻め手として便利です。
Aランク
《無私の救助犬》
スタンでもおなじみの相方。
先出し、マナ不要でウィノータを守れる名脇役。
攻撃後に他の非人間を守るなどの芸当もできます。極めて便利です。
《ずる賢いゴブリン》
ETBで宝物を1つ生成。
色事故の一時解消に、ウィノータの早出しに貢献します。
2ターン目の赤ダブルシンボルがネックのため、《無法の猛竜》より1つ下の評価にさせていただきました。
リセマラランキング! 人間カード編
Sランク
《アングラスの匪賊》
いわずとしれたウィノータ界最強の人間。
全ダメージを倍にして、一気に打点を跳ね上げます。
ヒストリックでは2体以上こいつをめくることで4倍、8倍……と打点を跳ね上げ、瞬く間にゲームを破壊していました。
1枚しかいなくとも最強の一角です。
《刃の歴史家》
いわずとしれたウィノータ界最強の人間・スタンダード部門。
攻撃時限定ですが、全生物に二段攻撃を付与します。
実質打点を倍に引き上げ、さらに殴りに行った非人間クリーチャーの生存権にも大きく貢献します。
私はスタンダードではナヤ・ウィノータを愛用していますが、素出ししやすいのはボロスカラーで組んだ時の大きなメリットだと思います。
Aランク
《無私の勇者、レナ》
ウィノータ界のオリカ。本体は3/3と控えめですが、人間ではない兵士をトークンでないクリーチャーの分だけ呼び出します。
めくれた場合、レナ自身、ウィノータの2体は絶対に実体としているはずなので2体は連れてきます。
兵士は次のウィノータ誘発に使ったり、ミラーマッチ等での防御手段になったり万能な活躍を見せてくれます。
《無傷のハクトス》
ランダムに決まる弱点以外に対してプロテクションを持つ戦士。
盤面によっては一切対処されず、そのまま押し切ることもできます。
《帰還した王、ケンリス》などを採用できないブロールにおいては、単純にウィノータからめくれるパワー6が偉い場合もあります。
PICK UP!!
《スレイベンの守護者、サリア》
3ターン目まではできれば非人間を展開したいターンですが、先に出しておきたい人間もいます。サリアちゃんはその好例です。
自分のスペルも重くしてしまいますが、それよりも除去や打ち消し、マナファクトをズラしてゲームを傾ける度合いが大きいです。場合によっては生きたタイムワープ同然に。
《イーオスのレインジャー》
このデッキ一のオシャレパッケージ。《ジンジャーブルート》と《狂信的扇動者》という2種類の速攻持ちを採用しているので、彼らを持ってくることでウィノータを誘発させる権利をさらに得られます。
パワー3もあるのも嬉しいですね。
基本的な動き
1,2,3ターン目→非人間クリーチャーを展開
4ターン目→ウィノータ着地、戦闘に入ってライブラリから人間を踏み倒し、そのまま押し切る。ね、簡単でしょ?
いや実際は少し様子を見たり加速するパターンもあるのですが、それは次項から紹介したいと思います。
ウィノータのゲームレンジ
先にも触れたように、4ターン目にウィノータを出して法外なアドバンテージを稼ぐのが基本です。大当たりを引かずとも、3マナの人間を2体めくるだけでも6マナ分の得ができますので単体除去や並のファッティでは追いつけなくなります。
《無法の猛竜》など、3ターン目ウィノータ誘発ルートはより早くアドバンテージを稼ぎにいけるので、なおさら強いです。マッチアップによっては、タップイン土地を処理してこれからゲームを始めるぞ! と対戦相手が意気込んだあたりにゲームが終わります。
ただ、何があってもウィノータを即キャストするのがいいか? というとそうでない時もあります。
相手が露骨にカウンターを構えているときなどですね。6マナでのウィノータキャストはあまり狙っていないデッキ構成なので、打ち消しをテンポよく使わせたくないです。
逆に言えば、打ち消しや除去を構えることを強要させるだけのパワーがあるのもウィノータの強みです。
対戦相手が先攻の4ターン目、4マナのアクションをしたいけどウィノータを警戒しないといけないので、2マナのアクション+2マナ構えしかできない……といった展開にできればこっちのものです。
打ち消しを腐らせるorウィノータほど打ち消したくないものを消させて、相手の思い通りにならないゲームを仕掛けていきましょう。
ただ、これができるのは相手が6マナ程度(打ち消しや除去を構えながら、有効なアクションをしていくことができるターン)に到達するまでです。
それまでにゲームを終わらせましょう。
まず滅多に起きないですが、ウィノータを打ち消させることでインスタントドローを潰す、みたいな動きすら視野に入るので「最初のウィノータ」をとにかくゲームの軸にしていきましょう。
ウィノータを「処す」
じゃあウィノータは無敵なのか? 他に敵はいないのか?
と、いうとそんなことはありません。
ウィノータは他の生物がいなければただの4/4/4バニラです。
《轟音のクラリオン》、《神々の憤怒》などでウィノータの前に出てくる生物を一気に潰す、単体除去をとにかくぶつけ続ける(人間も多少は引くため、非人間が尽きるタイミングができる可能性が有ります)、などクリーチャー除去意識が高いデッキに対してはやや不利です。
昨日までで16-2という華々しい戦績を出していますが、負けたのは《龍神ニコル・ボーラス》と《ドミナリアの英雄、テフェリー》です。
どちらも《秘儀の印鑑》や《マグマ・オパス》の宝物でゲームスピードを加速され、脅威を出しながら除去を構えられる状況を作られての負けでした。
同レベル帯には《不屈の巡礼者、ゴロス》などもいますがこちらを使いたい場合は、ウィノータとその取り巻きを咎められるカードをたんまり入れておきましょう。
一度更地にされたウィノータは立て直しめちゃくちゃ難しいです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
ウィノータは今後の100枚ヒスブロ(あるのだろうか)を定義するデッキの1つになると思うので、少しでもこの記事が参考になればと思います。
ウィノータを使う側も使われる側も、理解を持って良いMTGライフを送れるようにしましょう。
それでは。
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