【MTGアリーナ】ポスト・マローンイベントで遊ぼう

みなさんこんにちは。
バーチャルPWの重寝 累花です。

2022/10/20~24(現地時間)まで、ポスト・マローンのアリーナ・コンサートが開催されています。
恥ずかしながら有名なアーティストらしい・・・としか知らなかったのですでサブスクで聞いてみたのですが、アリーナでは毒々しい姿なのにめちゃくちゃ爽やかな歌声でびっくりしました。
緑白って感じです。

イベントとしては無料の構築済みヒスブロイベントとなっております。
報酬は美麗なスリーブです。もらおう。

そしてアーティスト・コラボイベントと侮ることなかれ。
今回使用できる5つの構築済みデッキはどれもパワフル。
メモがてら紹介していきましょう。

今回のセトリ

悪魔の休息

男のマナカーブ

膨れた4マナ域が目を引く、《名演劇、ラクドス》デッキです。
低マナ域はマナ加速、高マナ域はデーモンやデビルを中心に強力な飛行が多い構成になっています。
ラクドス様は戦場に出ると、デーモン、デビル、インプでないクリーチャーをそれぞれ50%の確率で破壊します。
運が絡みますが、相手の盤面をランダムに半分持っていく、ぐらいの気持ちで使っても十分強力です。6/6トランプルですし・・・。

次々出てくる飛行クリーチャーがとにかく面倒で、《真夜中の空、殉至》のような死亡誘発も多いため単なる1:1交換では止めづらいところが魅力。
全体的に重いため、マナ加速手段をちゃんと持ってキープすること、アクション回数も限られやすいため誰から展開するかきっちり考える必要があるでしょう。
マナファクトが割れると一気に動きが鈍重になる点には(対策もないですが)注意が必要です。
ルーサの《プリズマリの命令》などを喰らってしまうと、一気にテンポを変えられてしまいます。

呪文の繰り返し

ヒスブロ~~~って感じ

《気まぐれな芸術家、ルーサ》を統率者に置いたイゼットスペルです。
イベント戦のバランス調整のためか打消しは入っていませんが、代わりに《君は囚人を見つけた》《切り裂かれた帆》などアーティファクトに触れるカードが妙に多く、マナファクトを置かれた返しの強さは随一です。

ルーサ以外のコピー役も多く、《千年嵐》《複視》《原初の呪物》など重ね掛けすると大変なことになるカードが盛り沢山です。
これらばっかり引くとどうしようもない時もありますが・・・。
《嵐の伝導者、ラル》+《発展》+《原初の水源》(※原初の呪物の裏面)で無限コンボも狙うことができます。
引けたときは狙ってもいいでしょう。

多様なコピー手段+ドロースペルによるアドバンテージ確保力は随一。
ロングゲームは得意ですが、エリーウィックが《守護者計画》などを継続的リソースを置いてしまうと打点負けしてしまう、なんてことも。
勝つときに勝ちましょう。

前衛的な吟遊詩人

当たり前ですが緑々しい

《エリーウィック・タンブルストロム》を統率者とした緑単ランプ。
《守護者計画》《獣に囁く者》《生類の侍臣》などリソース補充手段も多数入っており、《長老ガーガロス》などの大物を多く叩きつけることができます。
ダンジョン探索手段は多くないため、奥義を狙うならエリーウィックもマイナス能力スタート、4回プラスで鉱山を踏破して・・・といったプランになるでしょう。
でもそんなに起動する余裕あるなら多分殴り勝ってます。
それぐらいパワフルです。
緑らしくアーティファクト・エンチャント除去は得意ですが、飛行対処手段が限られるため格闘の打ちどころは考えましょう。
たいていの地上戦力はこちらの地上戦力で止められます。

《太陽と火の歌》

今回一のHENTAI DECK

赤白のライフゲインデッキ。
とはいっても所謂ソウルシスターズではなく、ライフゲインで戦況を伸ばしつつ《無作法な挑発者》《真火の隊長》を全体火力に巻き込んでいくというコンボデッキの色が強いです。特に《絶滅の星》
《アゾールの門口》《弾ける力》《身震いする発見》《秘儀の砲撃》あたりも熱い組み合わせですね。

序盤の選択肢は火力にマナ加速、手札入れ替えと潤沢。
統率者が6マナと重めですが、動き出しが遅いということはないでしょう。
逆に、勝ち手段はしっかり意識しておかなければいけないデッキです。
《ファイアソングとサンスピーカー》下では《稲妻のらせん》《ロアホールドの命令》などは実質6点火力になり非常に強力です。
除去も白より赤本体に打つか、盤面に打つかの切り分けがとても大事になりますね。

組み合せて真価を発揮するカードが多いため、特にデッキリストを読み込んでおく必要があるでしょう。

《緑と青の鱗》

D&D(デラックスヤバいやつら&ドラゴンズ)

《鱗の歌姫、コーレッサ》を筆頭に、シミックカラーのドラゴンが詰まったデッキです。総勢14枚(コーレッサ込み)。
とはいえ次点のドルイドが11枚、エルフが10枚入っているため、引きによっては《顔無しの工作員》で抽出したのがドルイドだったーなんてことも。

ドラゴンを唱えずとも、コーレッサがいれば常にデッキトップを見ながら動けるので序盤は《捜査員、ジェイコブ・ハーキン》《発現する浅瀬》をサポートするつもりで出してもいいでしょう。
《秘儀での順応》《仮面林の結節点》を探すことができると、ライブラリトップのクリーチャーが唱え放題になります。

ドラゴン以外の大きな特徴として、《眷者の神童、キナン》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》といったなんか普通に強いシミックカラーのカードが入っています。初動で引いたならメインコンセプトに拘らず、こちらで勝負をしかけてもよさそうです、というか仕掛けましょう。

シミックカラーらしいといえばらしいのですが、除去らしい除去が入っていないのが弱点です。
マナクリから早期展開をしかけて盤面をドラゴンだらけにしましょう。
わーい、ドラゴンだ!

おわりに

というわけで、今回はポスト・マローンのアリーナ・コンサートイベントのデッキ紹介でした。
紹介というほど紹介してないですね、感想ぐらいが適切です。

イベントコンセプトの関係か打消しや全除去、サイドプランとして強いパワーカードの投入はだいぶ抑えられていますが、「この統率者と相性の良いカード、こんなのがあるのか!」というラインは大体入っているため新しくヒスブロに触れる人には特にオススメのイベントかもしれません。
ラクドス様に破壊されるけど復活できる《再燃するフェニックス》が入っていたり、ルーサの《バラルの巧技》なんかは相性良すぎて感動しました。
会場ぶちあがりコンボです。

ちなみに私のオススメはルーサです。(6勝1敗)
バウンスとアーティファクト破壊によるテンポの破壊力が高く、だらだらゲームを続けているとそのうちリソースが溢れるので、なんか勝ちます。
負けたのは《守護者計画》置かれたエリーウィック戦だけです。
ありゃバウンスじゃあどうしようもない。

それでは良いヒスブロライフを!

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