ヒストリック・ブロール視点で見る! 機械兵団の進軍:決戦の後に
みなさんこんにちは。
バーチャルPWの重寝 累花です。
対ファイレクシア戦争のその後を描いた、機械兵団の進軍:決戦の後にがリリリースされましたね。
いくつかの次元の戦後の様子、そして灯を失ったプレインズウォーカーが目玉として収録される、全50種の小規模セットです。
枚数は少ないながらも、ヒストリック・ブロールへ与える影響は少なくありません。
さっそく見ていきましょう。
・・・発売からだいぶ経っている?
そういうこともあります。
セット全般の特徴
●統率者指定できるカード -メインセット編-
機械兵団の進軍のメインセットで新規収録される伝説のクリーチャー・プレインズウォーカーは全部で21枚です。
・・・50枚中、21枚です。
リミテッドを意識する必要のないセットであり、各次元の主要人物に焦点をあてているカードも多いのですが、なんとも贅沢な追加枚数です。
また、全て伝説のクリーチャーであり、プレインズウォーカーの収録はありません。
全員が灯を失ったわけでは無く、アジャニとかプレインズウォーカーのままのはずなんですが、今回は灯を失った組にフィーチャーしているゆえかPWの収録はありません。PWクイントリウス君を見たかった
●メカニズム
新しいものは増えていませんが、宿根、再活、星座、親和など様々なものが復活登場しています。特に解説することはありません。
気になったメカニズムがあったらwikiとか見ましょう。
注目の統率者候補
《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》
また灯を失ったニクシリス。
《完全なる統一》との無限コンボはもちろん、ダメージ、ライフルーズなど手段を問わず1点のライフ減少に反応するため《波乱の悪魔》など継続的な1点バーン手段があればもりもりアドバンテージを稼いでくれます。
また、偉そうに椅子に座っていますが飛行・トランプル持ちです。
素でも4/3と戦えるサイズであり、さらに成長できる能力を持っているので見た目以上に早くライフを詰めることができるでしょう。
《運命に導かれし者、ケイリクス》
灯を失ったケイリクス。職業分類ドルイドだったんですね。
実質3/3で、オーラがついたクリーチャーか自身が戦闘ダメージを与えるたびにエンチャントのコピーを生成できます。
回避能力や追放エンチャントなどで戦闘ダメージを通す手段を用意する必要はありますが、ノーコストでのエンチャントコピーは魅力的です。
下手に重いものを用意しなくても、戦闘を有利に進めるためのオーラや追放エンチャントを増やすだけでも強力でしょう。
守りに回った時の切り返しづらさこそありますが、自分のやりたい動きを押し付け続けたい人にオススメです。
《至高の者、ニヴ=ミゼット》
新タズリとともに、またまた増えた5色統率者。
墓地の2色インスタント・ソーサリーに再活を与えます。
墓地に呪文が溜まってさえいれば、後半引いたカードが土地であっても除去や打消しやドロソに変換でき、多彩な選択肢を取ることができます。
手札が2枚以上あるなら、手札から2色呪文を唱える→墓地から再活で唱えることで、同じ呪文を2連打することもできます。
再活は手札を消費するため、ドローソースなど手札を増やす手段がないと1ターンの行動回数を増やすことはできません。
手札の枚数を増やす手段は意識した方がよさそうです。
統率者以外の注目カード
《無謀な始末》
1マナ重くなりアーティファクトしかサーチできなくなった《ギャンブル》のようなカード。
こう言うと良いところ無しですが、《パラドックス装置》や《ボーラスの城塞》など、特定のアーティファクトにアクセスしたいデッキであれば採用を考えても良いでしょう。
落としてしまっても墓地から疑似的に釣り上げられる《伝承師、クイントリウス》とは大変相性が良いです。
《ドラニス遺跡》
計3マナでこのターンに出したクリーチャーに+1/+1カウンターを2つ置くことができる土地。
《オラン=リーフの廃墟》とか思い出しますね。
クリーチャーを出すためのコスト+3マナを要求するためなかなかに重いですが、緑系ランプ等であと一押しを支えることもできそうです。
おわりに
今回は機械兵団の進軍:決戦の後にの注目カード紹介でした。
最後に、note以外の活動を紹介します。
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