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憑き物のせいで二上山に結界を張られた件。
大晦日には「年」という化け物が出てきて、家畜や村人を襲ったのです。年は特に子供の肉が好きなんです。だから、昔は大晦日は村人は山に逃げたりして年をやり過ごしたのです。でもあるとき、大きい音と紅色が苦手だと分かったんです 人類の知恵です。だから、大晦日の夜には眠らずに爆竹で騒がしくして、紅いランタンや春聯(紅い紙)で飾り立てて、年を追い払うことにしたんです。これすなわち、中華圏の「過年」の行事。
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私は、大晦日も「守歳」とかせず、除夜の鐘も紅白も知らず、もちろん爆竹もやらず、さっさと寝てさっさと起きたのでした。
そしたら、
憑かれたのかもだ。
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松の内。二上神社に参拝(ご挨拶)してから、二上山の登山口から入ったところ、
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途中でこの道‥ほんとに?と違和感を感じ、コースロストする(した?)んではないかと、来た道を戻りました。看板もないし人にもすれ違わないし‥
‥(T-T)
気を取り直して一駅歩いて、よりポピュラーな登山口、二上山駅近くから。
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さっきも同じような柵からだったんですが。
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で、この二上山も城跡ということですが、
探しても辿り着けない話を聞きします。
こちらのルートは、想定通りどんどん人に会うので安心。
女性1人のハイカーさんも、お子さんのいるファミリーさんも、人生の大先輩も、たくさん登っている。
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空山不見人 (くうざんひとをみず) (←王維)
ということは全くありません。
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二上山は名前の通り二つの山 雄岳と雌岳があり、ルート、分岐は幾通りもあります。登山口も複数。金剛葛城山系の縦走路、ダイヤモンドトレイルの一部で、年間通してハイカー、登山者、トレイルランナーが多数訪れるところです。・・・私は数えるほどしか来たことがありませんが・・・
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やめれ。
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手すり付きのしっかりした階段。
整備いただいてます。
ふつうの靴は山道歩きにくい。私はなんだかつまづくんだな。そして、朝寒かったので分厚いアウターがリュックに入っていて荷物が辛い。貧弱←精神が。
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たぶん速度はひとよりすこし速い。
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楽々かと思ったら
私はここから馬の背、雌岳、當麻寺方面に抜けたいのですが、ぐるぐる同じ「雄岳山頂」に来てしまう。わかんないんですよ分岐。それらしいところを行くのですが・・・看板はないのか、草木で隠れているのか?途中で人に尋ねてもうまくいかない。
T^T ?
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同じところをぐるぐる回って。
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諦めてきた道を戻ります。
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もともと私は山向きの人間ではない自覚があるので、絶対無理はしない。山は土日祝日などの、何組もすれ違うような日でなければ、絶対行きません。低山とはいえど、二上山もしばしば遭難や緊急車両出動があるところ。
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しかし、本当になんか憑いてるのか。なんなの。憑くならコックリさんにしてくれ。私、コックリさん得意だと思うんですよね。誰も何もいつまでも決定できない会議で「コックリさんで決めましょう🦊」とか言って、みんなで神妙に一本の長い鉛筆持って「えー?!動かしてないの?ほんとに?きゃー動いた!動いてるっ!!」とか言って、場を盛り上げてコックリさんに決めてもらうの。良くないですか?絶望的につまんない打合せとかすぐ終わる。そしたらとっとと遊びに行って家帰って寝るんや。
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そもそも。今年は初夢が信じられない酷さで、自分が人殺しをしていた。この相手、半年前も夢の中で死んだことになってた。きっと関係性の再構築が必要な人なんだろう。(または私がキレてる人なのだろう。)年末年始、普段会う人と会わなかったりその逆だったりして、なんか落ち着いてない。
気を取り直して平地から當麻寺へ向かいました。つづく。
この山への参考になる記事は、中田さんと、くもさんので。
お二人のを読み直してたら、けっこう倒木で唐突に通行止めだったり、解除情報も看板設置や撤去もリアルタイムともいえなかったり・・・昔からちょっと曰くがあったり。まあ、結界を感じたら引き返した方がいいですね。