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いがいが伊賀🥷小前亮と伊賀忍が良いということ✨


わたしの好きな作家さんの一人が、
小前亮
中央アジア専門の人で、中国史の小説が多いです。題材そのものも好きだけれども、文体がさらっとしていて、エログロもお涙頂戴な湿度もしっかり削がれているのがとてもいい。

特に騎馬民族の描き方すごいかっこいい。

こんなに面白いのに、領域がニッチなのか、なかなか増版されないため、amazonの古本などからとりあえず見つけるたびに入手しています。

持ってる本の一部。
タイトルも表紙の絵も無骨というか硬派というか。


あるとき、日本史小説も書いていることを発見。こちらはなぜか10代の子向けテイスト。つばさ文庫とかコバルト文庫とかの読者層を想定しているような文体で、ハードカバーで字も大きくてラノベ調ですが、面白いので買い集めました。特に遠田志帆さんのイラストのが表紙かっこいい。
真田十勇士とか新撰組もこのひとのイラストでとてもいい。


どーですか。かっこよくないですか?
家康と半蔵がこんなにかっこよい!!


本のそで部分。
固有名詞でもないとこにまでふりがなまでついてる(笑)

わたしこういう関係性が好きなんですよ。
もうこういう感じ!!
この場面における半蔵のこの立ち位置がな!!



伊賀忍 服部半蔵は三重県民の神
と言っていい。

ちなみに「服部半蔵」は襲名。屋号みたいなものですね。だから、この名前の人はひとりではありません。松平家、徳川家と、江戸幕府を支え、桑名藩から伊賀国あたりまでの発展と安定に寄与した人(たち)です。

忍び稼業ということもあって、はっきりとわからないこと、証拠や資料が不明なことも多いのだけれど、逸話や語り継がれというものはそれとは別にあるものです。確固たる文字での証拠がないことが、ないことの証明にはならないの。諜報活動だけでなく、一番槍で戦功をあげたり鉄砲隊を結成したりもしている服部半蔵、とにかく、とてもいい!!


今日はいそいそと伊賀にいきます。
この日は奈良方面から。





一両編成の関西本線。
車内は通勤の人たちも。


木津川。


私はこの電車、
学生の時から時々乗ってる🦌


橋を渡るに。
森を抜けるに。
三重県。
と映りこむ私のiPhone。




伊賀上野で伊賀鉄に乗り換えます。
上野市まで行くに。

走らないといけない気になる。


やっぱり走るの?
親切。
もしや罠?


あ、罠ではなかった。
忍者列車。
二両編成。
伊賀鉄に乗るに。

見つかりたくて仕方のない忍者。
にんにん。
これ、観光列車ではありません。


上野城ー!!
隠れてない隠れ里。


目立ちたくて仕方がない忍者。


本気で、主張が強いな。
案内板も「忍者と芭蕉」
忍者が先で芭蕉が後か。




そういえば市内の駅に「投句箱」があったりするんだけど、
上野市駅では気づかなかった。
芭蕉が かすんでいる・・・




伊賀忍と甲賀忍との違いはこんな感じです。

去年、貴生川駅で撮ったの。
かわいい。



この後、上野公園へ向かう。つづく。


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