犬山城に行ってみた🐕
愛知県犬山市犬山城🐕
親戚がこの近辺に住んでいるので、ここらは何度も来ているけれど、犬山城に入るのは子どもの時以来ではないかな。
平日の午前中なのに、人は思ったよりたくさんいます。
みんな城攻めしたいのか・・・？
城下通りは歩きやすくなってました。
お城をめざしてまっすぐ行きますよ～🦌🐕
犬山城
織田信康（信長の叔父）が築城。
本能寺の変のちの1584年に羽柴軍に寝返った池田恒興が犬山城を占拠、これにて羽柴VS織田信雄・徳川家康連合軍が対峙する小牧・長久手の戦いが勃発。（一連の戦いは講和停戦に終わる）
9：00過ぎに犬山城着。
「今なら待ち時間なしですよ～」って、声が聞こえるんですけど、そして敷地内に整列用のポールのようなものもあるんですけど、こういう感じだっけ？
でも手摺をちゃんと持てば大丈夫！
地下二階、内部四階構造。
石垣の中を「地下」と呼んでいます。
体感的には、地下に入ってる感じはありません。
靴を脱いで、板を歩き、急階段を上がります。
思ったよりもほんとに人がいたので、とりあえず天守閣まで一気に行きます。
並ばせ整列用やな・・・
テーマパークの整列のかんじ。
何かあるってことだけちょっとわかる。
何を表現したいかと言うと
欄干がめっさ低いってこと！
この低めの欄干だけで、柵とかないので、天守閣まで登ったものの、恐怖感に打ち勝てずに一周できないひとがちらほらおられました。
そういえば自分が小さい時も、怖くて天守閣に出れなかった・・・
向こうに霞む御嶽山。
川の向こうは岐阜県。
11時ころには、靄がかかるので、御嶽山が見えるのは天気の良い午前中だけらしい。
犬山城は平成16年に財団法人管理になり、犬山市の所掌になっています。
そう、それまでは個人所有。子どもの頃、あの城は個人所有と何度も聞かされていました。子どもながらに、城持ちって今もおるんや～すごいな～と思ってました。
平成16年まで所有していたのは旧犬山藩藩主・成瀬家。この成瀬家、2代秀忠から拝領した犬山城で、尾張藩付家老を務めていたのですが、時々尾張藩から独立しようとして、失敗してたようです。犬山「藩」は明治政府の政治的な都合で一時的にそういう名称になっただけというのが実情？
犬山城は織田、池田・・・にはじまり、けっこう頻繁に城主が変わっている印象があります。彦根とかは井伊の一択なのに・・・
他は松本、彦根、姫路、松江。
松本城は行ったことがない。
天守閣を一周したら、かなり人が増えた。
せっかくなので、私、もう一周したのですが、リトライの時はかなり渋滞。平日の午前中・・・・ですが・・・？どうやら、最近の有名なお城は、天守閣まで行くのに何十分待ち、となるうえに、天守閣でも立ち止まらないでください！！と言われながら回ることになるらしい。
では人の少なめの階下へ。
うちも押し入れみたいなとこ開けると、階段だったりした。
構造上は「地下」にあたるところ。
自分はうまく撮れませんでしたが、なんども城に近い、かなり低い位置を飛行機が飛んでいきました。
小牧が近いからかな。
犬山城は別名「白帝城」
白帝城と言ったら李白！！北魏の「水経注」を詠み込んでいる唐詩の白眉「早に白帝城を辞す」
朝辞白帝彩雲間
（あしたに辞す白帝彩雲の間）
千里江陵一日還
（千里の江陵 一日にして返還る）
両岸猿声啼不住
（両岸の猿声 ないてやまざるに）
軽舟已過万重山
（軽舟すでに過ぐ 万重の山）
まことにどうでもいいことですが、この「猿声」って中華圏的には哀愁表現とかで使うことが多いのですが、わたくしゴールデンカムイなる漫画のせいで、示現流の奇声「猿叫」🐒のほうを想像するようになってしまいました（汗）。おかげでこの三峡をゆく名作、詩情云々より先に笑いそうになる。
この周辺には、お猿専門動物園の、モンキーパーク（犬山🐕なのに🐒）とか、明治時代の建造物が立ち並ぶ明治村とか、世界の伝統的暮らしを再現しているリトルワールドとか、面白いテーマパークがあります。
また犬山は来る機会がありそうだし、明治村は大人になってから行くと、また新鮮かもしれない。と思って帰り道で調べたら、明治村入村めっさ高い。7，500えん・・・だと？犬山駅からバスか、名古屋駅から直バスかに乗らないといけないし、気軽でないな～（苦笑）。
本日もお読みいただき、ありがとうございました🦌🐕