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秘密とうんこは漏らさないでほしい。
私には、3つの信条があります。
「内緒の話は誰にもするな」
「私生活にモザイクはかけられない」
「愛に形はある」
昨日、新しい信条が増えました。
それは「秘密とうんこは漏らさない」です。
内緒の話は誰にもするな、と少し似ていますが、ちょっと違います。
「誰にもするな」は、信用して秘密を打ち明けたら、その人にバラされるリスクがあるよ、信用できないよ、黙っとこうね。そうすれば秘密は守れる、安心だ、という意味。
かたや、「うんこ」は
「他人からすれば聞かされても困る情報(秘密)をむやみに開示しない。特に、うんこを漏らした情報は開示しなくていい(そもそも、漏らしてもいけない)」
という意味です。
最近、知人の中に「秘密を漏らし、うんこを漏らし、言わなくていいその情報を人に言う」をやってのけた人が現れました。
上司です。
まだ、部下に言うべきではなかった社内の人事(大したことはないやつ)をペロッとチャットワークに書いたので、
「まだ内緒なら言わないでください。楽しい内緒話なら聞きます」
と返信したところ、返ってきたのが、
「最近うんこ漏らした話ききます?」という言葉でした。
すぐさま私なりに、その情報は不要である気持ちを表した返信をしたつもりでしたが、はっきり書かなかったのが良くなかったのでしょう。こちらの都合はおかまいなしに、彼がうんこを漏らした時の状況を伝えらてしまったのです。(詳細は省く)
そんな話でチャットワークのログを荒らされてしまった私の心は、すさみました。
「秘密もうんこも漏らしちゃダメじゃん…いい大人のシモの失敗談とか、聞きたくないじゃん…」
「私、これから先、『この人うんこ漏らしたんだフィルター』を通して上司を見ないといけないの?」
「そもそも、どうしてうんこ漏らした話を私にだけ打ち明けるの?」
そんな疑問で、私は混乱し続けました。
他人が知らなくてもいい、公開してもメリットのない情報は教えなくてもいいと思うし、何でこちらが聞いてもいないのに嬉しそうに伝えてくるのか、その感情がわからないんです。
「100歩譲って漏らしたとしても、人に言う必要なくない?しかも仕事中に」
という、モヤモヤした気持ちが、どうしても拭えません。それに、うんこワードにまみれたチャットワークを見れば、嫌でも思い出してしまいます。
「そんな話をさせてしまう素養が私にあるということだろうか…だとしたら、私の何が彼にそうさせてしまったのだろう…」
自分の中にある原因を追究しようとしましたが、よくわかりません。だって私はいつもありのままで、うんこの話をしやすいように誘導したことなんて無いのですから。
色々考えても何もわからない…。
「うんこを漏らした話を内緒話として打ち明けると、人をこんなに混乱させるのだ」
そう思い知った私は、他人にこんなことをしてはいけない、同じ思いをさせてはいけないという決心をするとともに、
「秘密とうんこは漏らさない」
という新たな行動指針を肝に銘じることにしました。(そもそも、うんこは漏らしませんが)
ところで、羞恥心と肛門括約筋が役割を果たしていないことを上司はどう思っているのでしょうか。そのことに気付いているのでしょうか。
新たな心配と疑問が増えた今日この頃です。
そして、ぜひ上司にはアンサーとして「うんこを漏らしただけなのに」という記事を公開してほしいな、と思います。