久しぶりに連絡をくれる人がいて、うれしい

私は人間関係が不得意です。色々考えすぎて面倒くさくなる、という方が正しいでしょうか。

・こんなこと言ったらヘンだと思われるかも
・今さら連絡取るのはおかしいかも
・会おうって話になった時、前会った時より相当太ってしまったし、会いたくないわ

自分の中で、友人知人に連絡するハードルをどんどん上げてしまって、人間関係を断絶してしまうパターンです。

当然、学生時代の友達関係はほぼ死滅しています。地元の同級生たちとは一切連絡を取っていません。イジメられたりなんだりもあったし、同級生と書いてる時点で、友達とも思ってないです。
仲が良かった友人たちもいましたが、こちらも生活の変化で自然に疎遠になったり、友人宅が夜逃げで行方不明になったりもあって、疎遠になりました。

社会人になってからの友人たちとはLINEで繋がってはいますが、よっぽど特別な連絡(共通の知人が亡くなったとか)がない限り、向こうからも連絡はきません。
さらに、今年1月に3年勤めた会社をクビになり、絶賛引きこもり中の私は、他人とほとんど話さなくなりました。

そんな私に先日、連絡をくれた人がいます。近所のカレー屋の雇われ店長だったT君です。

フェイスブックに最近投稿してたのを見てくれたのか、『今あいつ何やっとんねん』と私が思っていたのが通じたのか、何なのかわかりませんが、「お元気ですか?」と、LINEから尋ねてくれました。

ちょっと不思議な感じがしました。

彼とはお店の客と店長という関係で、別に一緒に遊んだりする仲ではありません。だから「わざわざ連絡をくれるなんて、どういう風の吹き回しだ?」と思いました。

「無職は梅雨も元気」

と返信したところ、「良かった。どうしてるやろうと思って」とのこと。

用事も無いのに連絡してくるのはおかしいから、なんか理由があるはず。『あ、そういえば、夏頃に友人と一緒にお店出したいって言ってたし、その報告かも!』
と思い、尋ねてみました。しかし、返事は期待したものとは違ってました。

「まだです!すみません!」

私は混乱しました。
『ええ?お店のオープンのめども立って無さそうなのに、何で連絡してきたの?』と。

1メッセージにつき20文字程度の短いやり取りを4往復くらいしてみましたが、本当に特別な用事は無さそうな返事ばかり。

あえていうなら、私の様子伺いが彼の用事だったようです。

あーだこーだと理由を付けて、友人知人と連絡を取るハードルをどんどん上げて連絡できなくなる自滅型の私には、会わなくなって半年以上の時間が経っても気にかけて連絡してくれる人が、自分にいるなんて意外でした。

会社をクビになって、バイトすら面接に通らない状態が続いてイジけて過ごす私にも、こんな友人がいる。

うれしいなあ、って素直に思いました。


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