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【東京タワー階段競走】国内の階段アスリートに挑戦してきました!
こんにちは!株式会社sci-boneの宮澤です🏃♂️
6/5(日)に行われた東京タワー階段競走に出場してきましたので、結果を心拍数と合わせて共有します🗼
東京タワー階段競走🗼
東京タワー階段競走は、今回で12回目になるバーティカルレース(階段登るレース)では歴史のある大会だ。
登る段数は約550段。
トップ選手はこの段数を2分で登ってしまう。
今回このレースに出場したのは、来年以降に本格的に取り組む種目を決めるため。自分の実力を把握し、他選手がまだ手にしていないテクノロジーを使ってトップ選手に近づけるか見極めるためだ🧠
レース開始
レースは10秒毎に1名ずつ出走するウェーブスタート。
過去の記録や他競技の実績より、速い順でのスタートとなる。
私は、39番。実力通りにいけば40位は切れそうだ。
レーススタート
スタートしてからは快調に飛ばす。200段を45秒。
200段を超える前から、全身が重くなった。
終わった。
大会の進行をしていたバーティカルランナーの小山選手が、「ペース配分が大切」と言っていた意味がわかった。そう気づいた時には、走れなくなっていた。
中盤〜終盤
体が重くなってからは、ただただ歩いて登る。
途中、後続の10秒後にスタートしたランナーにも抜かれ、ペースが明らかに落ちていることを体感。
残り100段からは、重いではなく硬いになる。
全身が動かなくなって、体の可動域が極端に狭くなる印象だった。
そのまま、ゴール。
視界が真っ黒になった。
レース後
レース後は展望台に倒れ込み、動けなくなってしまった。
完全に体の隅々から酸素が抜けた感覚で、体が動く感じが全然しない。
10分くらいしてようやく動けるようになって、ふらふらしながら、500段下まで階段で降りるのだった。
結果
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結果は3分03秒
目標(3分切り)も未達で、トップ選手とは1分以上の差であった。
時間差でのスタートであったため、強さを直接体感できなかったが、半分通過時点では2分ペースだったことを考えると、スピードがとにかくあるというより、とにかく後半が鬼強いに違いない。
レース後にトップ選手に聞くと、トップ選手でも後半は脚が止まるそうだ。止まっても動かせる練習が鍵を握るとのことだった。う〜ん、意味がわからない🙃
レース中の心拍数
レース中にApple Watchで計測した心拍数をプロットした。(時間は+9時間)
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オレンジ:レース相当の時間
赤:レース後に展望台で動けなくなってる時間
グレー:心拍数の限界だと思われる区間(以前の大会より)
出力してみて、体感の心拍数より最大値が小さく、心拍数の戻りも意外と早くて驚いた。正直、ここ2ヶ月でさまざまなレースに出たが、ぶっちぎりで最大瞬間のキツさは一番だった。
もし、バーティカルランニングのパフォーマンス計測に心拍数をそのまま使うのであれば、厳しいなと感じた。
今後の予定
今回のレースでは、トップ選手との力の差を感じたが、レース時間の短さ、スピード、練習場所の観点から、今の私にあっていると感じている。
何より大会へのアクセスもよく、レースが終わるのは10時前で、忙しい人にはおすすめできる。
優勝は階段坊主(本当に(副)住職らしい)の愛称で親しまれている矢島さん。私も練習を重ねていって、階段坊主のように、階段”起業家”と呼ばれるようになりたいと思う🗼
大会の予定
6/26 MKディスタンス5000m(目標:19分30秒)
7月でおすすめの大会があったら教えてください!