僕が僕じゃないみたいだの鮮やかなロック
やはり曲のブログを最初に書くなら私がSixTONES沼に落ちた「僕が僕じゃないみたいだ」が相応しいだろうと思い
この曲がどれだけ好きで今でも聴き続けていて尚且つ
私のオタク生活の中での人生の転機になったか綴ってみようと思う。
前のブログでも話したが私は元々はアニメオタクでありアニソン、邦ロックを聴いて育ってきた。そんな私がSixTONESの沼に落ちるきっかけが「僕が僕じゃないみたいだ」だった。
アニメオタクでもある私が最初にSixTONESを認識したのがあの「富豪刑事」のノンテロップのOP。そこでかっこいい曲を歌うアイドルがいるなと頭の片隅にはあった。が翌年の1月に僕が僕じゃないみたいだのMVを観てた時に「これはSixTONESなのか?!」「全然違うぞ?!」とその歌とギャップにやられて沼に落ちた。
話が脱線したが本題に入ろうと思う。
最初の北斗さんの歌い出しの
愛に咲いた花の名前はLiar
儚く揺れてる
は本当に深く呼吸をされて歌っておられるのが分かる。歌い出しがメロディじゃなく北斗さんの呼吸音から入るのも曲のインパクトを印象付けている。
また僕は嘘をついた
自分の心を誤魔化した Ah
縮まらない君への距離
いっそ諦めるべきなんだって
SixTONESの曲を聴いていると北斗さんからジェシーさん、ジェシーさんから北斗さんと歌い繋がれている場合が多くここのジェシーさんの哀愁があり儚い声も印象的なフレーズ。そこから森本さんの歌唱に移るわけで今にも終わってしまうんじゃないかと諦めが芽生える歌詞だが本当に儚い歌声で消えてしまうんじゃないかと思わせるような歌唱である。
でも どうやったって
心に浮かぶのはその笑顔
形のない"思い出"に 仕舞いたくないんだ
大我さんが主線で歌われてるこの歌詞は本当に力強くて憧れる。それでも全体的に言えるのは"切なく儚い"印象で。形のない"思い出"の歌詞を聴いた瞬間胸が苦しくなる。
僕が僕じゃないみたいだ
笑えるな 君のせいだ
どうしてくれんだ どうかしてんだ
君以外はもう見えない
愛に咲いた花の名前は Liar
遠いあの場所で揺れてる
どうしてくれ"んだ"とどうかして"んだ"の部分は
"る"をつけないことによってより感情があらわに
なっている歌詞だと思う。
髙地さんの手で花を作る動作には度肝を抜かれた。
「遠いあの場所」と言うのは湊がまだ遠くにいることを表していると思う。
また君に 嘘をついた
自分を飾って誤魔化した Ah
美しくいたいと思うほど
君が遠くなっていくのはどうして
樹さんのざらつきのある声でこんなことを言われたらもうこの世の終わりです(そんな事はない)
普段ラップ担当の樹さんがこんなに儚い表情で歌われるとこちらまで胸が苦しくなります。
北斗さんの日本語詞は水分が多く湿っていて
尚且つ古風な感じの歌い方なので好きです。
嫌だな 今日だって
柄にもないこと考えてる
今までの自分じゃ 君といられないって
SixTONESの曲を色々聴いてみて一番ハッと
させられるのはやはり髙地さんの声。
透の心境の変化が感じられる歌詞。
僕が僕じゃないみたいだ
笑えるな 君のせいだ
どうしようもないこんな僕が
悔しいくらい本気だ
愛に咲いた花の名前は Liar
鮮やかな色で揺れてる
2メロあたりから透の心境の変化が歌詞に投影されて来ている。森本さんの「鮮やかな色で揺れてる」の部分で透の本当の気持ちに気付きかけていることが分かる。
あの嘘も この嘘も
今を作る 足跡なら それもいいか
君といる時の 自分が好きなんだ
それが本当の僕だ きっと
ここで透が今までしてきたことを振り返り反省をしてようやく自分の本当の気持ちに気付く。このパートも北斗さんメインで歌われていてストレートな歌詞が胸を打つ。
僕が僕じゃないみたいだ
笑えるな 君のせいだ
こんな僕も悪くないな
君以外じゃそうは思えない
このパートも歌い繋ぐのはジェシーさん。
北斗さんからジェシーさんに歌い繋がれるのは
私の中ではやはり特別な思いがあって。
いつもはオラオラなジェシーさんだけど僕僕では
一途に思う一人の"男"として歌っておられるのが
とても印象的でギャップがありとても好きです。
透のことを第3者から見てるのはジェシーさんだと思う(どういうこと)
僕が僕じゃないみたいだ
笑えるな 君のせいだ
どうしてくれんだ どうかしてんだ
君以外はもう見えない
愛に咲いた花の名前は Liar
確かにこの手で揺れてる
大我さんの「確かにこの手で揺れてる」の部分は映画を観た方なら分かると思いますがグッと来ますよね。ようやく向き合える、共に歩んでいける そういう風に思わせてくれる歌詞でとても良いです。
改めてライアー×ライアーと絡ませて僕が僕じゃないみたいだを自分なりに解説してみましたが全体的に儚さがありつつ力強いロック調の曲なので是非聴いてみてほしいです。楽曲提供は「こっから」の佐伯さんなのでとても素敵な楽曲です。
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