オンラインサロンを自分で立ち上げる!ーホームページ作成から決済サービスの導入までー
はじめに
この記事は、以下に当てはまる方に是非一度読んでみてほしいです。
この記事では、オンラインサロンを自分で立ち上げるメリットや、実際の立ち上げの手順、そして法律関連のトラブルを避けるために記載しなければいけない必要事項などについて知ることができます。
執筆者情報
オンラインサロンを自分で立ち上げるメリットとデメリット
オンラインサロンを自分で立ち上げる一番のメリットは、『手数料がかなり抑えられる』ことです。大手企業を利用する場合には、売り上げの約10〜20%がかかるのが相場ですが、自分で運用する場合には3.8%(PayPalを導入の場合)まで抑えることができます。
例えば、月額3000円のサロンで会員数が100名いる場合、単純計算で売り上げは30万円となります。
しかし大手企業を利用すると、売り上げ30万から手数料20%を引くと、実際の収益は24万円となります。
自分で立ち上げたオンラインサロンの場合は、売り上げ30万円から手数料3.8%を引くと、実際の収益は28.86万円になります。
この5万円弱の差はかなり大きいですよね。
もちろんオンラインサロンの会員数が増えるほどこの差は大きくなっていきます。
一方で、企業のプラットフォーム(オンラインサロン)を利用するメリットは、サイト管理や入退会手続きなどの問い合わせの窓口を任せられる点、さらに会社によってはコンサルティングや広告がある点が挙げられます。
しかし、実績や知名度のない状態からオンラインサロンを立ち上げる場合、手数料に見合った企業からのバックアップが受けられるかといえば、必ずしもそうではありません。(著名人がオンラインサロンを始めるのと一般の方がオンラインサロンを始めるのとでは企業側の期待値が異なると思います。)
つまり、オンラインサロンは自分で作れるものであれば作ってしまったほうが利益率が高いのでいいよね!って話です。
自分でオンラインサロンを立ち上げるデメリットとしては、さっき述べたようなサイトの運営・管理、決済手続きなど問い合わせへの対応を全て自分で行わなければならない点です。
売上のためならそれぐらい頑張る!っていう方は、迷わずオンラインサロンを自分で立ち上げてみましょう。
オンラインサロンの立ち上げに必要な3つのこと
オンラインサロンを立ち上げて運用するまでには、最低限やらなければいけないことが3つあります。それは、以下の通りです。
1.オンラインサロンの会員登録用サイト作成
オンラインサロンの運営で会員登録用ホームページは必須です。
(手続きを簡単にするため「決済フォームだけ作る」というのは、法律上のトラブルなどを避けるためにもやめておいた方がよいです。)
ホームページの作成では Wordpressを利用するのがメジャーです。
Wordpressとは、ホームページを作るウェブ上のソフトウェアだと思ってください(詳しいことはここでは省略)。
WordPressでホームページを作るには、以下の2つの手続きが必要になります。
専門用語で一気に拒否反応が出る方もいると思いますので、できるだけ簡潔に概要を説明していきます。
①レンタルサーバーの登録
レンタルサーバーとは、ホームページを作る環境です。それを企業が貸し出ししています。
レンタルサーバーが土地を借りることで、WordPressはそこに家を建てる道具(ホームページを作る道具)だと思ってください。
レンタルサーバーにも様々な種類がありますが、私が利用しているのは、Xserver(処理速度が速い)です。
②独自ドメイン取得
ドメインとは、.com、.jpといったホームページの最後につくあれのことです。独自ドメイン取得を簡単にいうと、自分だけのホームページURLをゲットしましょうってことです。
Xserverに登録することで、独自ドメインの取得やWordPressの導入まで一連の流れで手続きを進めていくことができます。
一連の手続きについては、下記サイトがとても参考になります。
ここまでが済めば、ひとまずホームページが公開できる状態になっています。
ホームページの中身については、『WordPress ホームページ作成』と検索すれば初心者向けのサイトが出てきますので、焦らず少しずつ取り組んでみてください。
2.会員登録用サイトに必ず明記しなければいけない事項
オンラインサロンのホームページはただ作って公開すればいいわけではありません。
お金を払ってもらってサービスを提供するため、トラブル等を防ぐためにも記載しなければいけない事項がいくつかあります。
それは、以下の3つになります。
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