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ブルーベリーに染まる

ライブレポートは
昨年の暮れから放ったらかしになっていました
ごめんなさい。。

ワンマンライブが近づいてきたので
当日までの間に、Breakerの曲について
できる限り紹介してみます。のコーナーです。

では、早速。

ブルーベリーに染まる

個人的に、Breaker the TVといえば!な曲は
『白至』と『ブルーベリーに染まる』かな
と思っていますが
今回は『ブルーベリーに染まる』を🫐

この曲は、2019年の2月に音源化している曲です。
音源化する前からライブで歌ってはいたと考えると
かなり長いこと歌っていますね、、

以前はサブスクで配信されていたのですが
配信期限が切れてしまったようで
今はCDを持っている方しか聞けない曲になっています。

ちなみに
CDは気まぐれにライブ会場で売っています!
実は、浅草Gold Soundsさんの
コンピレーションアルバム第1弾にも
収録されていたりします。

浅草コンピは無料配布のCDなので、
気になる方は、浅草Gold Soundsさんに
お立ち寄りの際にチェックしてみてください👀


歌詞

歌詞カードから拝借しました。
こちらが、『ブルーベリーに染まる』の歌詞全文です。

ここからは私なりの考察を、、

この歌詞は、ドロっとベタっとした
女性の面倒くさい部分がよく出ているような
そんな歌詞だと思っています。

私のことは忘れていいからね、ぐちゃぐちゃに潰れた苺みたいな日々を。

今はぐちゃぐちゃになってしまったけど
この人にとって、相手の方と過ごした日々は
苺みたいに可愛らしくて
甘酸っぱくて愛しい日々だったんだろうなと思います。

そんな日々を、本当は忘れたくないし
忘れてほしくないんだろうな。

個人的な偏見ですが
女性がいいと言う時は大抵よくないんだと思います。

忘れていいからね、とわざわざ言うことで
甘酸っぱい日々だったよねって
ぐちゃぐちゃになってしまう前のことを
相手の方にも思い出してほしいのかな。

まだ何かを、どこかで期待しているように感じます。

それと同時に、苺みたいだったはずなのに
ぐちゃぐちゃになってしまった…という悲しみも
どこか感じます。

ちなみに、この"ぐちゃぐちゃに潰れた苺"
何かに押し潰されたというよりかは
高いところから落としてしまって
ベチャッとなった苺を私は想像しています。

2人の関係も、以前は良好だったのに
良い状態から転げ落ちてしまった
そんなイメージです。

いっそ雨に打たれていたい、傘を忘れたふりで。

わざわざ傘を忘れたふりをしているくらいだから
誰かに傘を差し出してほしいのかな
優しくされたいのかな、と思います。

傘を忘れたふりをしてでも
もういっそ雨に打たれていたいのだから
やっぱりすごく悲しいんだろうな。

この想い腐らせて欲しい。

2人の日々を苺という食べ物で例えているので
食べ物がだめになっていく表現として
"腐る"という言葉を使っているのだと思いますが
印象的な一文です。

自分ではできないから、誰かに腐らせて欲しい。
そんな感じがして
やっぱりこの人はまだ相手との関係を
諦めたくない、諦めきれないんだなと思います。

ブルーベリーみたいな色で染まる、忘れていたミルクの中に溶ける。

ブルーベリーみたいな色というと
ぱっと出てくるのはやはり紫かなと思います。

紫は、赤と青を混ぜて作る色ですが
実物のブルーベリーを見てみると
紫というよりかはほとんど青に近い色。

情熱や愛などを表す赤よりも
冷めている状態や悲しみを表す青の比率が
やっぱり多いのかなと思います。

"ブルーベリーみたいな色で染まる"は
2人の関係がどんどん冷めていく
主人公の女の人の心が悲しみの色に染まっていく
ことを表しているのかな、、

後半部分
"忘れていたミルク"も印象的なフレーズですね。

私は、"ミルク"と聞いて
勝手にホットミルクを想像しています。

温かくて優しい甘さのホットミルク
それを"忘れていた"ので
やっぱりそのミルクはもう冷めきってしまったんだろうな。

"忘れていたミルク"は
温かかったことなんて忘れてしまったみたいに
冷めてしまった2人の関係や思い出のことを
指しているのかなと思っています。

歌詞では"溶ける"という言葉を使っていますが
私の中では、冷めきってしまったミルクの中に
沈んでいくイメージです。

貴方のことは忘れていいよね?

こちらも、私の偏見ですが
だめって言ってほしいのかなと思います。

もしくは、相手にも寂しいと思ってほしいのかな。

やっぱり私には、この人は
どこかでまだ何かを期待しているように見えます。

ベタベタなジャムみたいな思い出なんて。

ぐちゃぐちゃに潰れた苺が
ベタベタなジャムに変わりました。

ジャムは、果物を砂糖で煮詰めるとできますが
この人の中で苺みたいな日々が美化されて
さらに甘く煮詰められてジャムになったのかな。

というのは、考えすぎな気もします、、

ぐちゃぐちゃに潰れてしまったけど
苺みたいだった日々がジャムになって
頭の裏か、心の片隅か
どこかにベタっとへばりついて
離れてくれないのかなと思います。

いっそ雨に打たれていたい、傘を忘れたふりで。

1行前の歌詞より、ベタベタなジャムが
まだどこかにへばりついているのだとすると

雨に打たれることによって
それを流してしまいたかったのかな
なんて、そんな風にも思えてきます。

この想い腐らせて欲しい。

2番のこの歌詞の"腐らせて"の部分
ライブなどで聴くと、1番の同じ歌詞の部分より
1オクターブ下げて歌っています。

この部分では
この女の人の中で何かの糸がぷつんと切れたように
諦めがついた感じがするなと思っています。

色んなことが「もうだめだ〜😫」となって
もう何からどう手をつけていいかも分からなくて
いっぱいいっぱいになると
何の拍子か分からないですが
いきなり「なんかもうどうでもいいや…」となる感じ。

オクターブ下げて低い声で歌っているところから
このなんだかいきなり気が抜けてしまって
どうでもよくなってしまった感じを感じます。

本人は、特にそんな狙いはなく
歌っていそうな気はしていますが、、

ブルーベリーみたいな色で染まる、忘れていたミルクの中に溶けるの。

ここで気になるのは、"〜溶けるの。"という語尾。
1番には出てこなかった言い回しです。

こういった語尾は
なんだか女性らしさをより感じさせますね。

今まで
"私のことは忘れていいからね"とか
"貴方のことは忘れていいよね?"とか

本当はそんなこと思ってもいないのに
強がったようなことばかり言っていたこの女性の
弱い部分が垣間見えた瞬間かなと思っています。

ブルーベリーみたいな色で染まる、忘れていたミルクの中に溶ける。

より濃くブルーベリーみたいな色に染まって
より深く忘れていたミルクの中に溶けていくのかな。

この女性の
恋の終わりが見えたような最後だなと思います。

歌詞入りの動画は私のTwitterにあがっているので
歌詞と一緒に歌も楽しみたい方は
よければチェックしていただけたら嬉しいです。


コード

『ブルーベリーに染まる』を
目コピ・耳コピしてみたのですが
譜面として書き起こすことはできませんでした!!

同じような音は出せるのですが
自分が押さえているのが何というコードなのか
分かりませんでした、、、

しかも、川井さんの曲全てそうなのですが
空いている指を使って
音を足したり引いたりが多いので
厳密に採譜しようとすると
とんでもないことになるのです…

歌がすごいイメージがありますが
ギターもすごいんですよ。

しかもあの歌を歌いながら
ギターも軽々弾いているように見えるところが
またすごいんです。

さっきからすごいばっかりですが
本当にすごいんです、、

コードを起こすのは難しかったですが
こんな感じのコードが沢山入っているのかなぁ
という気がしています。自信はないです。
全然違ったらごめんなさい。

sus4(サスフォー)
明るいとも暗いともとれない
どっちつかずな響きを持ったコード。

M7(メジャーセブンス)
ジャズやR&Bで使われるようなおしゃれな響きがします。
切ない感じや寂しげな感じがするようなコードかと。

add9(アドナインス)
これもおしゃれなコードです。
爽やかで煌びやかな感じがします。

歌詞の中に雨が降っている描写がありますが
私は勝手に都会の風景を思い浮かべています。

街灯の灯りが雨で滲んでキラキラして見えたり
アスファルトにできた水たまりに
ビルの光が反射したり、そんな景色です。

切なくも、どこか煌びやかな雰囲気や
女性の心の不安定な感じは
こういったコードからも感じ取れるのかもしれないですね。


終わりに

個人的な偏見たっぷりでお届けしましたが
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

こういった曲の解説というか考察は
ワンマンライブが終わっても気まぐれに続けたいな
という所存です。

いつか全曲分書けたらいいな
なんて野望もあったりします。

これはあくまでも一個人の見解なので
別の感じ方があるよって方は
教えてくれたらもっと一緒に楽しめるなと思っています。

皆さんの考察も、ぜひ教えてください☺️


Breaker the TV
10周年記念ワンマンライブ

🗓️7月1日(土)
@club SONIC mito

10周年記念ワンマンライブ

OPEN - / START -
🎫 未定

Breaker the TVは
今年の7月1日で活動10周年を迎えます。

フライヤーの漫画にあるような感じで
10年前の7月1日に水戸SONICさんで
初ライブをしました。

なので、10周年記念は
はじまりの場所"水戸SONIC"さんでワンマンライブです。

イベントタイトルを含め
ライブの詳細については情報解禁をお楽しみに。

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