感情を形にする作業 プロローグ ~始まりはメイビー大晦日~
2022年は、厄年というものを文字通り全身で痛感した年だ。
今後の人生の歩み方も、感情開放の箇所も、男選びも、できるだけ失敗しないように、感情の整理と備忘録。
唐突にはじまりましたが、はじめまして。
塁(るい)と申します。
都内アラサー会社員、独身。中肉中背。
最近白ワインに合う料理を作ることにハマっております。
お酒は嗜む程度と言いつつ、仕事帰りになんのお酒を買おうか真剣に悩むほどの飲酒量です。
ご自愛ください、自分。
若い頃からずっと結婚願望があります。
もしできれば、子供もいつかは授かりたいなと思っています。
が、どうもそのタイミングがまだ来ないようで。
私の白馬の王子様はずっと乗馬の訓練から足を抜け出せないようです。
もう白馬じゃなくてもいい、ラクダでもいいから乗りこなしてきてくれ。
むしろラクダ好きだからウエルカムなんだよー。
軽自動車でもいいんだよー。
さて、そんなくだらないことを言っておりますが、
そんな冗談も言えないくらい、2022年上半期は不運・不幸の連続でした。
今は心身ともにフラットな状態ですが、先述したとおり感情の整理と備忘録として、振り返ってみましょう。
思い起こせば始まりは
2021年12月31日大晦日
自分史上、今思えばぶっちぎりで一番最低最悪だった(無類のギャンブル好き、大酒飲み、そのくせ超低所得、モラハラ発言多数、実家スネカジリ、将来性なし)けど、なぜかベタ惚れしていた年下元カレから
「コロナ禍に入ってお金に余裕がなくなり、カード借金を作ってしまって、それが親にバレた」
「親に一度立て替えてもらったが、ここから数年かけて返していかないといけない(尚、実家は資産家)」
「親父に”このことを塁ちゃんにも言いなさい。言わないなら俺から言う”と言われたから言った」
という、無責任発言を耳にし、結婚願望ありのアラサー女が撃沈するところから厄年スタートの銃声は鳴り響いていたのだろう。
しかしその日は大晦日。
私は浮かれており、一人暮らしのくせに三段重のおせちを作りあげていた。
それが完成し、大掃除も終わり、あとはテレビを見ながら正月を迎えるだけのルンルンな最中、夜勤明けで我が家に来た元カレの衝撃発言。
「臭い物に蓋をする」
この言葉がこれほどお似合いの状況もそうそうない。
私は一旦借金のことは頭から消し、元カレとお酒を飲み、おせちをつつき、年越しそばも拵えながら、楽しく正月を迎えた。
(よく平然と正月を迎えてたな、と今では思う)
目を覚ませ当時の自分。
その男、数か月後にとんでもないことを言うぞ。
つづく。