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情報を食べるお店

昨日は会員制の馬肉専門店「ローストホース」へ。

会員制のお店のため、会員の友達に半年に1度くらいの割合で連れてってもらってます。

全部馬尽くし。

1人1万円のコースと決して安くない価格でも、常に予約でいっぱい。

好きな人は本当に好きで、毎月のように予約を頑張って通ってる人もいて、ファンが多い。

情報を食べる店

毎回店員さんが料理を持ってくるたびに、その部位の希少性などを熱心に語ってくれる。とにかく詳しいし、とにかく凄そうなのである。

日本でこの部位を仕入れれるのはうちだけとか、ここは馬一頭でこれだけしれ取れないとか。

みんな熱心に聞き入っている。

僕はこのお店は、馬肉を食べる店ではなく、情報を食べる店だと思っている。その情報に対してお金を払っていると言っても過言ではないのだろうか。

何度も通ってるファンはあたかも自分が店主のように、部位の希少性などを語る。それが足繁く通うファンのステータスのように。

付加価値を如何につけるか

飲食店は街中にあふれかえるようにある。どのお店も基本は美味しいし、素晴らしい接客サービス。

どの店も特徴が出しづらい。個性がある店は1%くらいしかないのではないかというくらいにどこも似たり寄ったりの味。

その中でしっかり儲けようとしても、価格を上げるのか、原価や人件費を下げるか。

価格は消費者の中で、ランチなら●●円くらい、飲みなら●●円くらいのようなモノサシがある。

なので、価格というのが非常に上げづらいため、原価や人件費を下げる。それが飲食全体でなかなか給与が上がらない部分につながっている。

消費者が納得するような価格に上げていくことが必要になってくる。

それがローストホースのような、情報という付加価値だったりするのだろう。会員制なども付加価値だろう。

ルイズキッチンも2倍へ

今の僕のイベントはだいたい

朝:2,000円前後

夜:4,000円前後

という価格帯でやっている。

これを1年後に2倍の価格で実施できるようにイベントの付加価値を上げていきたいと思ってます。

希少性、イベントの企画内容、ストーリー、情報など様々な付加価値を提供できれば、できなくはない価格帯かと。

付加価値を上げていくことで、食にまつわる人たちにいい影響を与えていければなと思ってます。





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