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最高の1週間のスタートを切るためのここだけの話@LANDABOUT

日曜日の午後、ふと思ったんです

「小旅行したい」

でもね、明日から仕事なんですよ。しがないサラリーマンなんで。

日曜日の夜、家でしっぽりゆったりするのもいいんです。だいたい家でしっぽりしますよね。明日から仕事だしなーと思い、

笑点を観て、サザエさんを観て、ビール飲んで、漫画読んで、LINEして、風呂入って、イッテQ観て、Twitter見て、音のソノリティ観て、行列観て、漫画読んで、ハイボール飲んで、初耳学観て、insta見て、Youtube観て、ガキ使観て、漫画読んで、

就寝zzz

これは幸せなルーチンかもしれない。でも、味気ない。寝て起きたらまたいつもの月曜朝が始まる。

サザエさんにいくらジャンケンで勝っても、イモトがいくら世界の果てで頑張っても、渡部が他の出演者の番宣を代わりに熱弁しても、

変わらないいつもの月曜朝がやってくる。起きて、シャワー浴びて、いつもの通勤路。週によって予定が異なるだろうが、スタートはいつも同じなのだ。

スタートの助走期間である日曜の午後から最高な状態を過ごせば、月曜朝はエンジンがかかった状態でいいスタートが切れるんじゃないか。

マリオカートで学んだじゃないか

ロケットスタートを制するものはレースを制すって

旅は心をウキウキさせる。知らない土地にいき、いつもと違う場所を歩き、見るもの全てが新鮮で、旅先で食べるご飯はなぜか美味しくて、ぴっちりしたシーツに少し緊張し、普段食べない朝ごはんをお腹いっぱい食べて、旅の思い出の余韻を感じながらホテルを出る。

旅っていいじゃないか。常にウキウキしてる状態なのだから。

そうだ、旅をしてから月曜を迎えればウキウキのスタートを切れる。

移動だけで疲れたら意味がない、小旅行がいい。目的はウキウキのスタートを切ることのだから。

家から電車30分でNYについた

どこに行こうかなと思った時に、ふと最近Twitterで見かけたこちらの「LANDABOUT」が気になった

行きたいホテルから旅先を決めるってのもいいじゃないか。少し前に行った「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA」もホテルから旅先を決めて、大満足だったし。

家から電車で30分。知り合いの神社に行った時しか降りたことない駅、「鶯谷」に。いつも「わしだに」と読んでしまって、乗換案内に文字が打てない駅。

そんな鶯谷から徒歩3分弱。「LANDABOUT」は大通り沿いにあり、可愛い看板が出迎える。

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1Fはカフェラウンジ。交通量の多い雑多な日本の大通りから急に海外のお店に入ったような雰囲気。海外スタッフがいたせいかもしれないけど。

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回れ左をして、エメラルドグリーンの階段を上がりフロントは2F。

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フロントには海外の宿泊客が先にチェックイン中。流暢なフロントスタッフを横目に順番を待ちながら後ろを見るとネオンで光る「LANDABOUT」の文字。ブロードウェイみたいね。

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この日は日曜日。一泊で5,780円/1人。安い。金土宿泊なら7,000-10,000円くらいのようです。日曜宿泊ってお得ですね。

チェックイン中に親切なスタッフが近くに銭湯があることを教えてくれて、「時間があれば行くか」と軽い気持ちで思っていた。この時の軽い気持ちを後ほど後悔するのであった。

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部屋に入ると、小上がりの上にベットが。ホテルなのに和っぽい。靴を脱いで上がるので、なんだか落ち着く。まぁ普通のホテルでも靴をすぐ脱ぐんですけどね。

ホテルから徒歩20分でアジアに着いた

ホテルに荷物を置き、ぶらりお散歩。海外旅行に行ったら必ずするんです、あてもなくお散歩することを。

とりあえず適当に歩きます。いつもはスマホを見ながら歩きますが、ここは海外。電波が繋がらない想定でお散歩。ただし、メッセは即時対応。これ社会人の基本。

歩いてると上野公園が見えてきました。鶯谷から上野公園って歩けるのね。

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公園に入ってすぐ人馴れした猫と戯れ10分ほど。

夕方だったので、みんなは駅に向かって帰ってるところ。流れに身を任せて一緒に歩く。

気づけば上野駅。人に流されるってあっという間だ。

どうしようか。そうだ、久しぶりにアメ横に行ってみよう。旅っぽいじゃないか。

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数年前に年末彼女もおらずで暇な僕を見かねて、同期の夫婦がアメ横に連れてってくれたっけ。安心してくれ、年末は料理で忙しくなったよ。彼女は相変わらずおらんけど。

周りの声を聞くと、日本語半分、アジア系の言葉半分ってところでしょうか。日本というよりアジアのどこかに来たかのように。

そんなアジアのどこかの国に突如迷い込んで、特に目的もなくフラフラ歩いてるとメッセが、

「アメ横の地下街にルイ君が好きそうな食品街があるよ」

ごめんなさい、嘘つきました。無意識にスマホいじってました。isntaのストーリーズに旅の様子をアップしてました。

そのメッセをもらった場所がちょうど地下街の近くだったので、言われるがままに行くと、

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日本語がほぼ聞こえない、僕だけ?日本人?

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台湾の夜市を思い出すかのように食材が大胆に置かれているマーケット。生食材は使うことがないので、山椒などのスパイスを購入。

お腹すいた。

何を食べようか。旅なので、普段しないことがいい。それが旅の醍醐味だ。

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適当に歩いていると渋い立ち飲み屋。一昨年くらいに立ち飲み好き友達に連れて来てもらったけ。久しぶりに。今回は初めて一人で入る。

どきどき。

確か特別なルールがあった気がする。二郎のような呪文だったけ、なんだっけ。ミスって怒れたらどうしよう。

どきどき。

カウンターに着く。とりあえず、「瓶ビールください」と流暢な日本語で注文。すると、

「さんびゃじゅえね」

え?呪文?ごめんなさい、まだ見習いなんで使えないす!でもうろたえたら負けだ。すみません、なんですか?と聞き返す。

「390円ね!」

うん知ってる。日本語のメニュー読めるよ。たまに東南アジアの人に思われるけどさ。

・・・

あ。

そうか、特殊ルールはキャッシュオンだった!急いで1000円札を差し出しお釣りをいただく。どきどき。悪いことしてないはずなのにどきどき。

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見事に注文した僕はようやく立ち飲み屋一人デビュー。おめでとう、自分に乾杯。

店内のテレビには家で1人で見るはずだった笑点が。令和なのに、ここで見るとまるで昭和の笑点だ。再放送じゃないよね?木久扇も好楽も小さい頃から出てる気がするぞ。

お腹もある程度満たして2000円ちょい。千ベロの域を超えてしまった・・・。デビューしたてのためまだまだ調整不足。

もう一軒だけ立ち寄ってから帰路へ。もう歩いて帰るのが面倒だったので、上野駅から電車で。鶯谷まで一駅。

ホテルから徒歩3分で極楽に着いた**

ホテルについて一息。そういえばフロントの人が屋上からスカイツリーが見えますよと教えてくれたことを思い出し、屋上へ。

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家からはこんなに大きくスカイツリーは見えない。珍しいのでぼーっと観てたら、肌寒くなって来たので部屋に戻る。まぁ一人ですし。

どうしよう、部屋に戻ってゆったり過ごすにもいいけど、それだと家にいるのとほぼ変わらない。

そうだ、銭湯に行こう。

再度フロントで銭湯の場所を教えてもらい、てくてく。

近くの銭湯はこちら、「萩の湯」。

綺麗で広そうなところね。これが第一印象。

券売機を見るとサウナあるみたいね。初心者サウナーのため迷いましたが、旅なんで何事も挑戦。

身体を洗い、サウナ室へ。めちゃくちゃ広い。渋谷近辺にあるサウナの何倍も広い。20人くらい余裕で入れる広さ。

渋谷近辺のサウナは7-8名くらいで満員。昨今のサウナブームで入退室も多く、なかなか温度が上がらない問題が発生してる。初心者の僕はいつも温度ができるだけ下がらないように、少しだけ扉を開けてサッと出入りをしていたが、ここは一人一人のスペースも余裕でそんな心配もいらない。

初心者に優しいサウナだ。

賛否両論あるけれど、サウナの中にはテレビが。ええやないかい、イモトの頑張りも観えるやないかい。

サウナに入り、水風呂に入り、外気浴して整うこと2回ほど。

極楽じゃー

観たことあるガタイのいい人が。まさかこんなところで知り合いにあうとは。年上の方かつ裸なので失礼のない程度にご挨拶して、ここのサウナいいっすねーと言ったら

ここサウナーの中では有名だったようで・・・。初心者サウナーはまだまだだ。

一通り整い、ビールをぐびぐび飲んで、帰り道で外気浴。

そのまま部屋に戻って、ふわふわした感じで就寝。

クリエティブな朝食

朝起きるとちょうど朝食の時間。

朝食は2Drink(ジュース&食後のコーヒー)がついて1000円。パンとライスをベースに選びビュッフェスタイル。

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ビュッフェって盛り付けの上手い下手ってめちゃくちゃ出るじゃないですか。

こうやって盛り付けの順番が決まってると自然と綺麗に盛り付けれるんですよ。

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好みのトッピングをして、はいこの通り!

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アラフォー独身男性が盛り付けたとは思えない色合いよ。あ、まぁ盛り付けはそもそも得意なんですけどね。

朝食もゆったり1時間弱。SNSの更新なども1時間弱。

時計は8:30、そろそろ会社に向かうか。

普段は電車に乗らない僕は通勤時間に電車に乗るという、エンタテイメント。普通のことかもしれないけど、通勤路が変わるだけでエンタテイメントなのです。

どのくらいの人が乗るんだろう、座れるのかなぁ、間に合うかなぁ、どんな人が乗るんだろう、乗り換えちゃんと行けるかなとか。

上野から乗った時は満員でしたが、銀座でほぼ降りてゆったり。新しい発見です。そこからほぼ乗ってくる人もいなかったので、東京の北のほうに住んでる人は銀座近辺でお仕事してるんでしょうね。渋谷にずっといたら知らなかったことです。

少しいつもより早めに出社して、何事もなかったのように席に着く。周りの人たちはまさか上野から出社してるとは思わないだろう。

旅のテンションのまま始まった1週間はいつもと違ういいスタートが切れた気がする。また、いこうっと。

まぁその月曜の新年会で飲みすぎて、二日酔いの火曜日を迎え1週間グタグタになったのはここだけの話。しー。

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前田塁
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