HADO MASTERS CUP#15 に参戦して
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noteを閲覧してくださっている皆様、おはこんにちばんは。
pro esports team 思考行結のHADO部門に所属しておりますRuhiaT(るひあ)です。
この度は昨日参加したHADOの大会について執筆したいと思います。
※HADOを知らないという方は、
こんな動画を見て、そんなスポーツなんだーと知ってもらえると幸いです。
(気になった方、やってみたい方はお声がけください。体験会に一緒に行きましょう!)
1.自チームの振返り
我々、SK/あひる組は結果としては予選リーグ最下位・全敗での敗退となりました。自粛明け1発目としてはなんともしょっぱい結果となりました。
最も感じたことは、自チームが他チームよりも一点への執着心が乏しかったという点です。
MASTERS大会(上位チームのみ参加可能)ともなると、ラスト1秒までどれだけ1点に執着できるかで勝負が決まると言っても過言ではありません。
それは、決勝戦の点数が明確に物語っています。
決勝戦 Arc-A's vs iXA/ANATSUCHI
1戦目:3ー2
2戦目:3ー4(overtime)
3戦目:3ー4
全てシールドを使った戦術というのを加味しても、ロースコアであることが分かります。
このレベルになると、不用意に相手の弾に被弾するなど80秒間に一度も許されない世界です。
その世界で我々は戦えていたか?というと、全くそんなことはなかったと反省せざるをえません。
彼らは普段の練習から1戦1戦、1点の重みを感じながら練習しているため、ここまでの高みに登り詰められたのだと、私はそう思います。
2.ただの主観視点での見所3戦
あひる組作戦指揮官である私の目線での個人的な見所を3戦ほど紹介します!
①予選:和心vsわちゃわちゃ☆ピーポー
1本目はこれ!
2019年世界王者「和心」vs 2018年世界王者「わちゃわちゃ☆ピーポー」
王者対決。好カードですね。
結果はOVERTIMEに縺れ込む接戦なのですが、個人的ポイントはOVERTIME前の和心・津軽三味線選手が放ったラスト3秒のタイミングの1発。
正面のD選手に対し、的確に1発でキルを取り、OVERTIMEまで持っていきましたが、D選手はHADO界で最も回避が上手い選手と言っても過言ではないため、そんなに簡単に打ち抜ける相手ではありません。
しかし、よく見ると、そのほんの一瞬だけ、体が硬直したような瞬間があるんです。よく見ると。
その瞬間を津軽三味線選手がしっかりと射抜いたこの技術はお見事としか言えません。
②準決勝:57☆TOKYO vs iXA/ANATSUCHI
2本目はこちら!
見所は珍しいステータス振りで挑んできた57☆TOKYO
KODAI選手:3223
TAKA選手:4321
YUKARI選手:1135
4321や1135は今大会でよく使われたステータス振りですが、3223と言う特徴的なステ振りで挑んできました。(私はこれをサブタンクと呼んでいたりします。)
サブタンクを導入することで、両サイドに硬い壁を貼ることができるため、相手は必然的に壁を割ることに弾と時間を割く事になり、自分たちのペースに中々持っていけません。
そして、その相手が攻められないタイミングで、ごな側のアタッカーは一方的に攻めることができます。
結果、アタッカーのTAKA選手が多くのキルを取り、勝利を獲得した試合です。
中々使われないステータス振りで勝つ試合が出てくると、今後の流行りがまた変わっていきそうで面白いと感じたため、選出しました。
③決勝戦:Arc-A's vs iXA/ANATSUCHI
3本目はこちら!
言葉で語るより見れば分かります…と言ってしまいたいくらい現地で息を飲んで見ていた試合です。
おすすめの見方は、1人の選手の動きを80秒間見続ける✖️6人分です笑
それぞれの選手の
・回避の質の高さ
・視野の広さ
・何を考えてプレイしているか(どこで攻撃に転じるか、誰を狙うか等)
が見えて、それがまた特徴的で新しい発見があると思います。
今回はこの3本を選出しましたが、これ以外にも面白い試合はあった…と言うより、つまらない試合など1戦もなかったと思いますので、是非アーカイブ見直してみてください。
3.ただの主観視点でのMVP
個人的MVPを勝手に選出しちゃいます。
ずばり…
ぶちょう。選手(@iTchan_94)
です。
ハイスペックな選手が揃ったチームのバランサーを上手くこなしていたと感じました。
今大会では1135と1441のステータスを使い分けていましたが、特に1135のシールドの使い方は、個人的に全選手の中で最も上手かったと思います。
なので、MVPに選ばせて頂きました!
タンクプレイヤーは
・相手の弾を避けつつ
・味方のポジションを把握しつつ
・最適な場所に
・最適なタイミングで
・無駄なく
シールドを展開する必要があります。
これら全てをほぼ完璧にこなしていたのではないでしょうか。
私もぶちょう選手が展開する壁に入ってみたいです笑
彼のプレイはとてもシステマチックで論理的なので、理系人間は観ていてとても心地よい感覚を受けると思います。
(かく言う私も理系人間です。)
と言うことで、勝手にMVP選出でした。
4.ただただ特定チームへの愛を綴るだけのコーナー
最後の章も、引続き主観視点で書き続けます。
今回の大会は個人的に嬉しいことがありました。
それは何かと言うと…
『57☆TOKYO』の3位入賞です。
ただの本当に主観でしかないのですが…
私がHADOを始めたのが、2018年の5月なのですが、その時期HADOコートに流れていたPVがコレでした。
※『57☆TOKYO』の当時のチーム名は『わちゃごな☆ピーポー』です。
この動画でわちゃごなってすげぇチームがあるんだな…
と育った、わちゃごな世代な訳です。
その後、リアルタイムで初めて観戦した、変則ルールのHADO JAPAN LEAGUEでKODAI選手がフィールドを駆け巡る姿を見て、やっぱわちゃごなすげぇ!と少年のように目を輝かせていたのが私です。
今となってはありがたいことに、同じ土俵で戦える好敵手な訳ですが、私の中の憧れは全く薄れることはありません。
私の中の”かっけぇチーム”は、これからも”ごな”であることには変わらないと思います。
ギアが入った時のKODAI選手の動きと私の動きは近しいものがある気もしますが、やはりそこのリスペクトが少なからず反映されているのかもしれません笑
そして、新規加入(と言っても随分前にもなりますが、)のSHOTA選手、TSUGU選手は彼らがHADOを始めたほんの数回の時から成長を見ています…まるで親のように笑
なので、大会で彼らが活躍する姿を見るのもまた嬉しい訳です。
加えて、イメージキャラクターのごなまるくんもめっちゃ可愛いので推せます。
と言う訳で、こっそりごなの勝利は自分ごとのように嬉しいよ、と言う余談でした。
(ですが!リスペクトする相手を倒してこそ意味があるので、次の大会で当たった際は負けませんよ^^)
ではでは、本日はこの辺りで!
閲覧いただきありがとうございました。
written by SK/あひる組 RuhiaT