トップリーグ開幕!トヨタvs東芝 レビュー
さあついに開幕しました2021TL
コロナで約1ヶ月遅れの開催となりましたがこうして有観客で開催できることをまずは素直に喜びたいですね。
ここからは各節の試合をレビューとして書いていきたいと思います。
今回は最も盛り上がったこの試合
トヨタ自動車vs東芝
です!
各チーム紹介はこちらから!↓
まずはメンバーから!
って結果も載ってしまいましたがこのような感じです。
日本が誇る若手+ワールドクラスのトヨタ
vs
高校大学時代は無名の隠れた名選手+クルセーダーズOB団の東芝
という感じです笑
トヨタはこの試合、要してきたサインプレーを見事に決めTRYを量産します。
一方、東芝は伝統の強力なFWとPhaseATを中心に攻撃ます。
今回の試合でトヨタが東芝のPhaseをなかなか止めることができませんでした。東芝は1322の形でATし、ワイドに両CTBのベイトマン、タマニバル、そしてマイケルリーチなどの強力なランナーを配置しました。トヨタとしてはそこにボールが渡る前に止めたかったところでしたが、トヨタDFのラインが待ちのDFであったため、スペースを持った状態で良いランナーがボールを持つシーンが増え、原因を許してしまいましたね。
またこの試合では東芝7番のマットトッドの活躍も光りました。BDで地道に体を張りTOを連発。彼はサイズも大きくなく、スペシャルな才能はありませんが、その直向きな姿勢でオールブラックスを勝ち取った名選手です。日本人が見習うべきですね。
またこの試合でめざましい活躍を見せたのはトヨタ自動車LOの秋山選手です。私は今シーズン、日本人LOの活躍がなければ今後トップリーグのLOは外国人選手で固められてしまうのではないかと思っていましたが、彼とサントリー辻選手の活躍を見て日本の未来は明るいと思いました。体は192cmとLOとしては小さいものの相手の足元への強烈なタックルを連発し、BDでもプレッシャーをかけ続けTOを誘うなどFWとしての仕事を全うしてました。大学時代帝京大学10連覇を達成できなかった不運の主将でしたが、その悔しさをバネに今後の試合も楽しみです。
一方東芝ではベテランCTBティム・ベイトマンの活躍も光りました。彼は監督のトッドブラッカターと共に苦しい時代のクルセーダーズを経験した後、コカコーラなどで活躍し昨年から東芝に加わりました。ここ数年は年齢からキレが落ちたかな、と思ってましたが、この試合を見て確信しました。ここ数年で一番キレてます笑 元々のランニングコースの良さとオーガナイズ能力、幅広いDFなどに加えてそのスピードで相手を切り裂くシーンが今シーズンは増えるでしょう!
東芝は次節クボタと、トヨタはNTTコムと早くも序盤の山場を迎えます。
東芝はHOの怪我人次第では厳しい戦いが予想されますが(相手はなんと言ってもマルコムマークス)、セットプレーを凌げばBK勝負で勝機があるのではないでしょうか
トヨタはメンバー選考から楽しみですが、マイケルフーパーとリーアムギルの地上戦の争い、楽しみです。
今週も楽しみな週末ですね!
ではでは!
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