#6 欲張りでいこう
昨年のわたしに言いたい、かなり偏った私見です。
こんな考え方もあるのね、くらいのスタンスで読んでください。
推しチームの試合を観戦してみて
わたしは、TBSドラマ『ノーサイドゲーム』きっかけに、典型的なニワカファンになりました。
トップリーグ2020開幕を前に、まずは地元チームを応援しようと決めて、開幕戦のチケットを手に入れました。
SNSで情報を収集して早朝から並ぶと、噂のとおりオールドファンは優しくて、あれこれ観戦指南をしてくださいます。
そこで不思議な連帯感を育み、試合への気持ちを高めていくことがルーティンになりました。
仲間とともに声を上げ、ハラハラし、拍手を送り、試合結果に喜んだり慰め合ったり。
その素晴らしさは言わずもがなですが、、、
わたしは勝手に思考の罠にはまってしまいました。
「この人たちを、このチームを、
裏切ることはできない」
そんな昨年のわたしに言いたいこと。
「トップリーガーやラグビーファンは
遥かに器が大きいから
他のチームや選手を応援したって
喜んでくれるんだよ!!」
もしかしたら、この「一途であれ」というような感覚は、他のスポーツにも興味のある方なら陥りやすい思考の罠なのではないでしょうか。
推しチーム以外を応援することが裏切りであるような発言をする方は、残念ながら少なくありません。
それって誰得?
でもね。
他のチームを応援したって、他の選手を応援したって、
推しチームへの愛も推し選手への愛も全く減らないし、
推しチームも推し選手も何も損しないし困らないのです。
それどころか ラグビー界が賑わうことを喜んでくれる のです。
「一途であれ」という価値観は、きっと自分で自分にかけた罠です。
その一種の呪縛から解放されたら、わたしたちファンがチームやラグビー界に直接貢献できることが増えるはずです。
たくさんのファンクラブに入ってしまおう
ファンクラブも同じ。
他のチームのファンクラブに入っても、推しチームに損をさせることはないはずです。
ファンクラブはファンが直接チームに貢献できる、おそらく数少ない貴重なツールの一つです。
興味のあるファンクラブには積極的に入ることをオススメします。
観戦チケットが入手困難な今季、ファンクラブ枠を目当てに入会するのも、とても良いと思います。
(今季の座席は埋めるべきです!!)
ファンクラブでは、各チームが趣向を凝らして特色あるファンサービスを展開しています。
ファンクラブに入会してから、そのチームに詳しくなり、好きな選手ができる、という順序もすてきだと思います。
ラグビー愛は多すぎるほど良い
ノーサイドの後の両チームの選手同士のコミュニケーションやSNSでの交流に見るように、チームの垣根を越えて信頼関係を築いているのはラグビー選手の特徴の一つだと思います。
選手同士の関係性をお手本に、ラグビーへの愛をどんどん拡げませんか?
他のチームや他の選手への愛も、まわりまわって何倍にも膨れて推しチームや推し選手が受け取る愛につながるかもしれません。