オンラインコーチングで使えるアプリ①
現状は只事ではない。それは誰にでもわかる。
強制ではないが、行動は規制され、やりたいことを思いっきりできない。
でも 今の状況を悲観的に捉えるものでもないと思う。
むしろ普段できないことを思いっきりやったらいいし、今までの考えを覆して、新たなことにチャレンジしていくチャンスなのではなかろうか。
スポーツもジュニアレベルからプロレベルまで、すべてが自粛され、今までできてた「みんなで楽しむ」スポーツができない状況下にある。
そんな中、指導者の方々も「選手」のために、「チーム」のために様々なアイデアを考え、工夫をされている。
そんな中で多いのが、離れていてもオンラインでつながってコミュニケーションを取れる方法の選択である。個々人のスマホやタブレットを活用し、導入してみたいとは思うものの...なかなか知識やスキルから手が出せず、導入の方法や何が良いのかなどのご相談をいただいたので、何点かご紹介していきたい。
ご相談いただいた案件をベースに、個人的な環境なども踏まえ、スマホのアプリを紹介していきたいが、なにぶん私は「iPhone」ユーザーなので、iPhoneベース（またはiPadベース）になることを事前にご了承いただきたい。
前提として個人の『スマホ』を使うということ
インターネットの普及、IoTなど、10年前とか別世界になったものの、全員がスマホを持てるわけではないし、同環境下にいれるわけでもない。また、中学や高校での部活指導となると、学校の課外活動における「スマホ」の持ち込みは教育という観点から憚れる。
しかし 今は緊急事態宣言が出された、今までにない状況下である。
ここで子ども達のためにも柔軟な頭を使えないと、今後のIT社会には苦労するのではないか。（ポジティブに考えましょうよ！子どもたちのために！）
ひと昔前は、通信制限なんてものがあり、長時間オンラインにしたままだったら、月末にはカックカクのネットサーフィンなんてできる環境ではなかったが、今は違う！「５G」もすぐそこだ！
といっても、未成年の所持・使用はやはり責任者である保護者の管理下での使用となるため、学校関係者や保護者にはしっかりと事前承諾を取っていただくことが望ましいであろう。
ということで、今やスマホで使用できるアプリなんて数知れないが、
その中でも分析という観点から、自分の動きを見直す「動作分析」に焦点を絞り、自分のカラダの動きが頭の中のイメージと合っているか、正しくカラダが使えているか見直すためのアプリを紹介していきたい。
【無料で使えるおすすめアプリ】４選
▶ウゴトル
本当に無料でいいんだろうか！？そんな疑問さえ抱いてしまうアプリだ！
ちょいちょい広告が表示されるが、まぁ〜すぐに消せる
細かい再生設定に、補助線の追加、見本とのミラーリング、２画面比較など機能は満載だ！ダウンロードしておいて間違いないのではないか
▶CMV Free (Coach My Video)
iPhone でもいいんだが、iPadで大きなチカラを発揮するアプリ
細かな再生設定ができることはもちろんのこと、ドローイングや角度測定機能も充実しており、非常にコスパの高いアプリだ！
しかも iPadで使用すると２画面比較もでき、before & after などを確認するのに非常に便利である。２画面で別々の映像を別々のコントロールができるので、様々な比較もでき、多くの方々に推奨してきた！
▶Hudl Technique
言うまでもなく hudl社の無料アプリだ！
最初 目を疑ったが...やはり本当らしい！あの映像共有分析ソフト「ハドル」を提供し、分析ソフト「sportscode」なども取り扱うあのハドル社からのアプリだ！だから 操作性は言うまでもない！間違いない！
再生設定、ドローイング機能、２画面比較と何から何までできる。本当に無料でいいのだろうか！？
しかもドローイングしたり、編集した映像や画像に言葉でコメントを残せたり、マイク機能でボイス録音でき、グルーピングのシェアも超イージーだ！
▶T.T.Video（Touch The Video）
分析ソフトではないのだが、映像の視聴に非常に多くの設定ができ、早送りや巻き戻しはもちろんのこと、コマ送りやスロー等も思い通りに設定できるので、自分の動きを確認するのに非常に便利なアプリである。
現役アナリストの時は、選手のiPhone／iPadには便利だから入れておくようにコマーシャルしていた
次回は有料だけど使えるオススメアプリを紹介したい